2006年05月09日
「仕事しろよ・・・」

去年からアスレティックトレーナーとしてやってきたペンステートのインターミューラル(IM)。不満がいっぱいです。

IMとは学内で行われるスポーツの大会のこと。ちゃんとチームを編成してシーズンをプレーしてプレーオフもあるしチャンピオンシップもあります。高校からスポーツをしてきた子達で大学レベルでは出来ないけどそれなりの勝負のかかったスポーツをしたい生徒たちがたくさん参加しています。種目は様々でメジャーなものはフラッグフットボール、バスケットボール、サッカーなど激しいものも含まれています。

フロリダでGAをしていたときもIMをATCとしてカバーしていました。フロリダは全米でもトップクラスを誇るIMプログラムと言うだけあって施設やら運営体系は本当にしっかりしていました。といってもそれに気づかされたのはペンステートに来てからなんだけど。

ペンステートのIMはどの面においてもずさんとしかいい様が無い。自分の働いているところだからあんまりぼろかす言いたくないけど、フロリダと比べるとレベルが低すぎるのです。

確かにフロリダとペンステートのIMはそのあり方自体が違うと言えば違う。フロリダのIMはStudent Government Association(学生協会)に所属している一方でペンステートのIMはAthletic Department(大学体育局)に所属している。

そこで少しアメリカの大学について知っている人ならば「おや?」と思うかもしれない。というのはAthletic DepartmentというのはSGAよりも大きな団体でサポート体制もしっかりしているはずでは?と思ったことでしょう。確かに私も最初はその疑問に駆られました。しかし現実は正反対。お金にならないIMプログラムにはAthletic Departmentからはお金があまり下りてこないのです。だからあまりサポートが回ってこないと。その点SGA傘下のIMプログラムは生徒が使うシステムと言うことで割りとサポート体制がいいらしいのです。それは御もっともです。

でもだからといってそれを理由に仕事をしないのはいいわけにはならない。

ペンステートIMの問題は向上心の無さとリスクマネージメントの低さに尽きる。IMフィールドはフットボールの試合で駐車場に使われ、試合の翌週のグラウンドの状態は最悪。レフリーもちゃんとトレーニングを積まれてなくて試合の運営はお粗末。イベントを仕切る学生は仕事をせずにただだべってばかり。その学生をスーパーバイズするスタッフは開始30分しかその場にいない。そしてすべてを仕切るディレクター。こいつは一体何を考えているかわからない。

去年の秋から突如IMを任されることになりアスレティックトレーニングの面でいろいろとてこ入れをしてきた。そのプロセスで何度もそのずさんな運営方針に振り回されてきた。ATCとしてはとにかく安全面やファーストエイドの面できっちりと仕事をするのが当然なのだが、運営している当本人たちの意識が低すぎて、ふと第3者になって考えてみるとそんな組織で働いているのに嫌気も差すし、いっそどうでもいっかって投げ出しそうになる。でも性格上そんなことできないんで踏ん張ってやってきました。

ペンステートって言う大きな大学の一部としてもっとプログラムを良くしようとか思わないのだろうか・・・。そんな疑問はたぶんいつになっても晴れないのだろう。でもせめてプログラムを仕切ってるんならそれなりの仕事をしろよ。

そんな中でも1年やってこれたのはアスレティックトレーニング側のサポート、一緒に働いた学生たち、そしてそんな1年を助け合いながらやってきた同じインターンのATC。彼らの力が無ければここまで戦ってこれなかった。本当にありがとう。

しかしどうやらまだまだこのIMとは縁が切れそうに無い。どうせやるならしっかりやりたい。でもいくら頑張っても上が変わらないならさっさと手を引きたいと言うのが本音のところ。