試験の夢
今でも試験の夢を見ます。
だいたいパターンは決まってるんだな。
数学か古典が試験科目なんだわ。
数学は既に算数の時代から苦手。
未だに算盤を理解できない。
あんなもん使うくらいなら指使って計算するわぁ。
九九までは結構大丈夫だった。
7と8の段言うのだってクラスじゃ早い方だった。
だけど割り算と分数が登場してから私の算数ライフに翳りが射した。
鶴亀算なんてもうお終い。
亀が足、引っ込めたらどうすんのさぁなんて減らず口聞いていた。
そんなだから夢に見る数学の試験でもいつも名前だけ書いて答案用紙は真っ白。
あ、追試だよ、こりゃ…と思ってるんだな。
だからそれほど冷や汗かかないんだけど、問題は古典の方。
これは既にパターン化してる。
朝、爽やかに教室に入るんですね。
そうするとクラスメートがみんなで古典の教科書を見てるんです。
どうしたのぉとたずねると1時間目の古典は試験じゃないのと言われるんです。
もう真っ青。
聞いてないよぉ、そんなん…と思い、慌てて教科書を出そうとすると古典の先生が登場。
はい、教科書しまってぇと無情に言うんです。
どうしよ、どうしよぉと焦る私。
おまけに席は教室の前の方だから試験用紙はすぐ回ってくる。
あぁ、駄目だぁ。
試験開始で試験用紙を見てもやっぱ駄目だ…。
あれれ、どうしよう…。
文系しか出来ない私にとって好きなのに点数取れない古典はいつもちんぷん漢文古典古典でした。
それが何も夢にまで出てくるなんてなぁ。
それを話した人も高校時代は文系だった人で同じような経験があるそう。
彼女の場合、科目は歴史、英語、数学なんだそうです。
得意分野だった歴史と英語の試験の夢ではいつもちゃんと解いているのに名前書き忘れるというパターンだとか。
数学はもう私と一緒。
更には彼女はかつての職場、銀行の窓口まで登場するとか。
先日は窓口に恐いおばさんが来て、駄目だ、怒られる!と思ったら目が覚めたそうです。
試験の夢見て目が覚めて思うのは、あれ、私、高校生じゃないよ…てこと。
普段はあの時代、よかったねぇなんて思っているのに、その時だけは、あぁ、よかったと心から思うのです。
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