モハメドアリは19世紀初頭に明治維新のような近代化を行った人物。繊維産業を興し富国強兵し一時は宗主国トルコを倒す直前まで いったが、ヨーロッパ列強が望まず改革は頓挫した。 また、もともとトルコ軍人としてよそから来た人物でありナセルの革命前の王朝(最後のファルーク王はプレイボーイで有名で当時のハリウッド映画にまでたとえ話で出てくる)の創始者であることから大衆には人気がない。 高台の城塞、通称シタデルにあるためピラミッドとならびカイロのランドマークとなっている。