ナセルモハメッドモスク内部

ナセルモハメッドは幼少にてスルタンになり政争に翻弄され三度スルタンになった人物である。当時の状況で(暗殺だらけのマムルーク 朝参照)殺害されずに済んだのは幸運であろう。
14世紀中葉に建てられ、シタデルのモハメドアリモスクの隣にある。
ストライプ模様の回廊が美しい。またこのモスクのドームはエジプトのモスクには珍しく青いタイルが貼られている。
マムルーク朝は13世紀〜16世紀にかけてイスラム時代のエジプトの黄金期を担った。シリア、パレスチナやメッカ地方を 領有し、聖地メッカを管理し名目上であるがカリフを擁立した。

カイロ市シタデル

中央から見た回廊

 回廊の中より(Aug.25,2000)
ドームの内側 メッカの方向を示す窪みミフラブ(Aug.25,2000)