5月2日  出生届
 
 

今日はみりを連れて日本領事館へ行ってきました。 
出生届を出すためです。  これが結構ややこしいねん。 
まず生まれた病院で証明書をもらい、それをオーストラリアの登記所(?)みたいな所に届を出す。 1ヶ月くらいしたらオーストラリアの出生証明書が届くからそれと、その翻訳、日本の出生届の用紙を持っていくねん。  外国に住んどっても印鑑は要るよ。  家なんてダーリンが高校卒業したときにもらえる「卒業記念」って刻印の付いたケースに入った印鑑やねんから。  どーよ! 物持ちいいでしょう?
そんであます所なく、ちゃーんと書いたつもりで、万が一のためにって印鑑も持参していざ届けでた!
かくして、訂正印、10個所くらい押すはめに。
なんでヨー!!  なんで出生時間 よる8時35分を 20時35分って書いたらあかんの!!
なんで Baker Street を「バーカー通り」でなく、「ベーカー通り」って書いたらあかんの!!
なんでハンコがちょっとでもカスレとったらあかんの!!

なんで?  なんで?  なんで?  なんで?  なんで?  なんで?  なんで?  なんで?  なんで? 
さらに なんで? の追加。
オーストラリアの出生証明書に みり の名前 Millie って書いてあるんやけど、 「パスポート作る時このつづりでは作れません。」やって。  なんで? なんで?  なんで?
インターネットで調べたら「非ヘボン式」ってやつで申請すればローマ字の Miri でなく、 Millie のつづりで作れるって書いとった!!  ・・・って聞いてみたら それは 「両親のうちどちらかが外国人の場合、 或いは永住権を持つ子供」に限られるんやって。  そっそんなぁー・・・  どぉ違うんよ。 どぉいう理由でそういう決まりになってんのか そこんとこ ちょっと ちゃんと聞かせてもらわな私は納得できひん!!   なんて言ってみても、システムはそう簡単に変える事はできへんし・・・  それでも 「どぉーしても 方法はないんでしょうか。」  と一応聞いてみた。  すると・・・
「外務省宛てに どうして 非ヘボン式つづりで表記したいのか理由を書いて出してください。  外務省から許可が下りたらカッコ付で表記出来ます。」やって。
なに?!  なに?!  外務省にお伺いとな。  そんでもカッコ付? 

Miri (Millie) Umemura

それも変やん。  ミドルネームでもないし。
でもそれ以外にもう方法はなさそう。  別途費用がかかるって事もないらしいのでパスポート作るときは手紙書いてみよう。  それにしても 「非ヘボン式にしたい理由」ってなんて書けばいいんやろう?  理由なんてない。  彼女の名前が Millie っていう名前やからやん。  だいたい外国に出かけるときに使う正式なID。  それを見るのはほとんどの場合が外国の移民局の人やん。  外国人が読まれへんつづりにして どぉーすんの。  みりなんてまだええけどそしたら日本人夫婦で ナンシーって名前の子供がおったらその子は「Nanshii」ってかかれるねんよ。  なんじゃそりゃ?  そんなん誰が読めんねん!

最近やっと外国に住んどっても日本の選挙に投票出来るようになったけど、こういう変な決まりも早く直して欲しいわ。  こういうのって何処に問題定義をしたらええんやろう?  小学校から英語の授業はじめるんやったら あの紛らわしいローマ字習う時間削除するべきやわ。  ローマ字があるから英単語を全部ローマ字読みしてしまうんやんか。  だからカタカナ読みの英語になるねん!!

あぁー  今日は さすがに鼻息の荒い一日でござんした。
 

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