「ルリルリは何故可愛いのか」を検証しよう!

<検証その1>
「少女」である。
年齢は12歳。
まだまだあどけなさが残る(と、ゆーより幼い)顔立ち、
そして体つき!
これだけでも十分なのだが、ルリちゃんに関しては髪型に注目
してほしい。ルリちゃんは夜寝るときは、束ねている紙を下ろして
寝ている(ま、当たり前だが)。髪を下ろしたルリちゃんは、サラサラな
ストレートのロングで、束ねているときよりも数段大人びて見える。
裏を返せば、普段は(お風呂に入るときも)束ねているため「少女らしさ」
が強調されており、「少女」の持つ一般的なイメージ(「可愛らしい」
「清純な」「か弱い」etc.)をルリちゃんを見る我々に
与えているのである。

<検証その2>
「バカばっか」が良い。
しかし、これだけ「少女少女」している外見とは裏腹に性格は
かなりキツメに見える。これは幼いころから人間の親の愛情というものに
触れることが出来ずに育ったため、感情を外に素直に表現するのが苦手
なためであろう。また、ルリちゃんは遺伝子操作と英才教育で相当に
知能が高い。その上、オペレータとして(実質的に)ナデシコを動かして
いるわけだから、あれだけのコンピューターを一人で制御していることを
考えれば、洞察力・理論形成力にも非常に優れているのであろう。
そんな彼女だから、周りの大人は全て馬鹿に見えてもおかしくはない。
特に、彼女の合理性・機能性と相反するロジックである「熱血」に燃える
ガイやアキトのような存在は、初めの彼女にすれば理解不能な存在だったであろう。
そんな時、彼女は口にするのだ。「バカばっか…」と。
この一言から、ルリルリはただ単純なマスコットキャラではなく、
客観的な判断力と優れた能力を持つ、ナデシコの中でも非常に頼りになる
(多分一番)キャラになったといえよう。そして、「少女」だけども
「大人よりも優秀」というアンバランスさもまた、彼女の大きな魅力であろう。

検証その3>
ハッキリ、キッパリ、カッコよく
感情の表現は苦手みたいだが、その外のことに関しては
キッパリと物事を言う。まあ、軍ではないにしてもあのような所に
所属しているわけだから、当たり前といえば当たり前だけど。それにしても
「12才の女の子がすごいなー」と感心させられる。戦況報告はもちろん
だけど、自分の非を素直に認める潔さも半端じゃない。
「メグミさんってイジワルですね…」とか
「カキツバタ落とされたくせに何言ってんだか…」
などの数々の名言も感情を交えず淡々と喋ってくれる。
こんな時、我々はルリちゃんの非凡さを垣間見てつぶやくのである。
「ルリルリ、かっちょえぇー!」
と…。

検証その4>
でもたまーにお茶目☆
そんな隙のないルリちゃんだけど、たまーに少女らしい一面・
おちゃめな一面を見せてくれる。業界ではそんなルリちゃんを
「裏ルリ」と呼んでいる(嘘)。
ハルカに初めて「ルリルリ」と呼ばれたときに動揺したり、
なかなか起きないユリカを起こすときに「あっかんべぇー」をしながら
起こしたり、「明日の艦長はキミだ!」コンテストで、つい水着で
出場してしまったり…と、時折みせるこういった仕種がとても新鮮感かつ
親近感を与えてくれ、そして我々に「ああ、ルリちゃんも人間なんだなぁ(笑)」
という安心感を与えてくれるのだ。

検証その5>
そして数々のエピソード…ルリルリは成長する
ルリちゃんには「ホシノ=ルリ サーが 3部作」と呼ばれる
3つの「ルリちゃん主役ストーリー」が存在する。
そのどれもがルリちゃんの魅力をさらにさらに引き出してくれるもの
である(詳しくはビデオを見てね)。また、ナデシコ全編を通して
確実に変化・成長している。最初は皆と一線をおいているような
近寄りがたい雰囲気を持っていたが、徐々に人間味を増してきている。
自分にとって「大切なもの」を見つけ、それを守ろうとしてきたためであろう。
少しずつ成長していく美少女。
この設定を見て「グッ」とこない人がいるであろうか!?
いや、いなーい!!!!(反語)

検証その6>
まだまだ色々あるけどね
ま、ルリちゃんの魅力の要素はこれだけにとどまらない。
「生い立ちが不幸だ」とか「実は王女様だ」とか「胸の膨らみ加減が
絶好調!(笑)」とか色々あるが、そういった要素全てが交じり合って
初めて「ホシノ=ルリ」というキャラクターの魅力を形成しているのであろうと
感じる。

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