おっさんのニューヨークぶらり旅


NYC情報

  1. 美術館・博物館見学

    美術館・博物館の沢山あるアッパー5番街を巡る場合は、Madison Avenueを上に行くバス、またはPark Avenueの地下鉄で行った方が良い。可成の道のりなので、歩きでは疲れる。

    帰りは、5番街を下ってくるバスで帰れる。


    1. Frick Collection

      1E. 70th Street.

      地下鉄で68Streetまで行き、歩く。

      入場料5ドル、案内冊子1ドル。

      大きな屋敷に16世紀とかの絵画、彫刻が沢山ある。中世の作品は良く判らないが、彫刻は興味があった。屋敷が大きく素晴らしい。室内に中庭があり、ベンチで休める。

    2. Whitney Museum

      75st at Masidon Avenue

      入場料8ドル

      Frickから5ブロック歩き。数週間で少しずつ展示が替わる。2階にArthur Doveという抽象画家の展示。良いと思う作品も少しあるが、いまいち良さが判らない。

      3階、4階にBill Violaという人の
      ビデオと音の大掛かりな作品が多数。非常に面白い。どのように設計したかという設計図やメモまで展示してある。しかし、何でもこれが芸術だというと芸術となってしまうような物もある。

      子供たちのツアーが幾つかあった。美術館が沢山あるので、この様な教育は非常に良いと思う。

    3. Guggenheim Museum

      88Street&5Avenue

      バスで86Streetへ行き、歩き。

      入場料12ドル。

      建物が外観も内側も非常に面白い。しかし大きいので歩き回って疲れる。この時は中国の昔のものの展示が中心で、内側の下から上までの回廊全体に展示が沢山ある。面白い物もあるが、日本人としては見慣れたような物も多く、そんなに面白くはない。

      回廊の途中に3部屋程と繋がっており、ここに常設と思われる作品を展示。Franken Thalerという人の大きな抽象画の作品群は面白い。Robert Delauneyというパリの抽象画家も面白い作品群だ。ピカソも沢山あった。

      メトロポリタンに昔行った時は、凄い作品が沢山あって、食べ過ぎた時のような気持ち悪さになって、途中で出てしまい、それ以後ニューヨークでは美術館には入っていない。しかし、ここは、抽象画が中心で、作品の量的にも私にはあっているように思う。

    4. Museum of TV & Radio

      3月18日に地球の歩き方を見て、地下鉄6番で25Streetへ行き、25 West 25StreetにあるというMuseum of TV & Radioを探すが、どこにもない。取り払われたのかと思っていたが、後日たまたまYellow Pageの初めの部分の美術館、博物館のページを見たら、住所が25West 52Streetになっていた。地球の歩き方の掲載ミスであった。結構多くの日本人が25Streetをウロウロしてるのであろう。

      25Streetにはアンティークショップが沢山ある。古いミシンを置いている店が沢山ある。何なのだろう。しかし、小雨のせいもあり、何だかうら寂しい通りだ。

      3月20日にTV&Radio博物館に行った。テレビやラジオの歴史や仕掛けの展示を期待していたが、やはりアメリカだ。テレビ、ラジオの昔の番組を見たり、聞いたりできる博物館であった。スケジュールされて上映しているテレビ番組みもあるが、Macで番組を検索して、これを後で個人ブースで鑑賞出来る仕組みになっている。せっかちな私には向いていない。

      アメリカの昔のテレビ、ラジオ番組を見たい人には向いている。しかし、検索してから見れるまでに時間が掛かるので、早めに行くべき。

      昔から気になっていた”ちびっこギャング”を見たかったが検索出来ず。英語名が判らないので、昔子供の番組で、などと説明していたら、もっと詳しく分からないとと言いながら3人も集ってきた。”アルファルファ”と言ったら、全員が”ああ”と言って判った。アメリカでも人気の番組の様である。ビデオで売られており、ここでは鑑賞できないとの事。英語での番組名は”Little Rascles”と判り、Record Explosionで1.99ドルでビデオを買った。

      アメリカではケーブルテレビでチャンネルが沢山あるので、余ったチャンネルを埋める為に大昔のテレビ番組も放映している。日本でも衛星放送が本当に流行ってきたら、大昔のテレビ番組ばかりを放送するチャンネルが出てくるだろう。

    5. Ellis Island移民博物館

      行き方:Battery Parkで自由の女神のLiberty Island行きフェリーで、Liberty Islandの次ぎが Ellis Island。

      入った場所はガランと広いが、2階3階の吹き抜け部分の周りに写真等が、沢山展示されている。検査部屋など、昔の生々しい記録が沢山。なんだか霊魂が潜んでいるような。アメリカに興味があれば、行くべきところ。

      晴れた日には、外からはマンハッタン、自由の女神がきれいに見えるよう。暖かい時には良い場所だと思う。

  2. レコード屋

    1. Record Explosion

      マンハッタンに5店あるよう

      507 5th Ave.(between 42th and 43nd street)
      176 Broadway(off John Street)
      2 Broardway, New York, NY
      384 Fifth Ave.(between 35th and 36th street)
      142 W.34th Street(across from Macy's)

      ビデオ、CDが安い。新品は普通より1、2ドル安いが、古い物はCDで5.99ドルから、ビデオは1.99ドルから。普通のCD,ビデオからエロものまで。
      最新の作品や、特別替わっているもの以外は結構ある。安い。アダルトCDROMの安いので5.99ドル。安い。ジャズ、ブルースのCDも5.99ドルから。昔懐かしい”ちびっこギャング”のビデオを1.99ドルで買う。

    2. Jazz Record center

      236W 26th Street、#804、古いビルの8階。

      少々入りにくい。Jazzのみ。凄い数のレコード。CDも結構ある。古いもの、一般的な物が多い。私の趣味のエリアとは少々違う。本も多い。ブルースも少々あり。

      外から直ぐに分かるような店ではない。場所判り難い。住所を見て探す事。ビルの8階。エレベーターで8階に行き、804号室で扉も閉まっており、開けていいのか迷う。客も殆どいないが、どんどん奥へ行って見ていい。

      日本人も結構来ているようで、日本のジャズ批評の特集号が3冊程置いてあった。日本でジャズ批評編集長に行ったか聞いてみよう。

    3. HMV

      あちこちにある。Tower Record と一緒で、新しくて、通俗的なものが殆ど。

      後日、日本でも探していたArt Enssunble Of Chicagoの1967/1968の箱物が81ドルだったので買ってしまった。

    4. Tower Record

      VillageのTower RecordはジャズCDが沢山あった。欲しいものだらけで100ドル程買って、我慢した。でも日本に比べると安い。ジャズファンはここでCDを買うべき。

      日本のTower Recordは昔ジャズは何もなく、今は全く行っていないが、現在は違うのか?

    5. Disco Rama

      186 W 4th Street(between 6 & 7Av)

      ポピュラー系が多い。店内狭く、ジャズは少ない。お勧めではない。

    6. Golden Disk

      239 Bleeker St(between 6 & 7Av)

      沢山あるとは思えない。中古は整理されておらず、探すのが大変そう。

  3. ライブ情報

    ライブ情報はTime Outが一番良い様子。しかし、Village Voiceもチェックすべき。

    Time Out:1.95ドル。週刊誌。水曜日か木曜日に出るよう。街角のマガジン・スタンドで売っている。

    Village Voice:水曜日出。無料。Mid Twonでは直ぐに無くなる様子。VillageのTower Recordには沢山あった。

    Hot Cafeという無料のジャズ情報誌も良いとの事。

    1. Knitting Factory

      74 Leonard St (between Broadway & Church St)
      地下鉄1番、9番のFranklin駅から3ブロック


      1階、地下1階、地下2階にライブステージあり。地下2階は演劇、朗読などが多い様子。各フロアーにバーがあり、ゆっくりできる。夕方前にでも行って、1階、地下1階にKnitting Factoryでスケジュールだけでなく、いろいろなライブ情報のチラシがあるので、場所確認のためにも行くべき。

      年に数回、ここでフェスティバルが実施される。ホームページhttp://www.knittingfactory.comで事前にチェックできる。

    2. Fez

      380 Lafayette St
      212-533-7000

      ビレッジにあるので、ビレッジ辺りの地下鉄からはどこでも近いのでは。B、D、F、QのBroadway-Lafayette Stまたは6のBleeker Stから近い。

      Tower Recordの直ぐ裏。地下がFezになっていて、並んで入る。予約している人が先に入り、予約無しが後。食事をしてから、演奏を聞くタイプの店。

      毎週木曜日がMingus Big Band。絶対に聞くべき。今一番乗っているビックバンド。入場料18ドル。Time Cafeの中を入っていって、奥から地下へ入る。入り口で入場料を取っているのはMingusの奥さんのSue Mingusの連れ子、Sue Mingusも何時も真ん中の奥の席にいるよう。メンバーとして200人程のミュージシャンが登録されていて、その時に町にいるミュージシャンを適当に選んで、当日のメンツになるようす。当日は事前に練習もせず、バラバラとバンドスタンドに座って、いきなり始め出す。通常のオーケストラのようにスコアに余りこだわらず、ジャズ的にその時の各人のフレーズでバックの音も替わっていく。素晴らしいジャズビックバンドです。

    3. Sweet Basil

      88 7th Ave South
      212-242-1785

      レストランバーでジャズを楽しめる。お金を掛けずにジャズを楽しむには、バーで入場料込みでビールでも飲めば良い。但しバーは狭いスペースに押し込まれるので、流行っているミュージシャンの場合は早めに行くこと。

      週代わりでバンドが替わる。

    4. Context

      28 Avenue A (between 2nd St & 3rd St)
      地下鉄の駅は少々遠そうで、そんなに流行っている辺りではないので、タクシーで行った方が良いかもしれません。

      ここのライブ情報はVillage Voiceには出ていず、Time Out NYで知った。

      ロフトタイプの場所。普段はダンスをしている様子。10ドル支払い、階段状の観客席へ。20、30人客が入って始まる。
      入り口は28という数字しか書いていない。開け難いドアを開けて3階まで階段またはエレベーターで。

      私はWilliam Parker グループを聞いた。Cooper Mooreという結構年の黒人ピアニストとアジア系のSusie Ibarraという普通の感じの若い女の子のドラマーが非常に良い。全体のまとめも最高の、少々フリーがかった最高の演奏であった。Cooper Mooreは山下洋輔風の弾き方もする、フリーのピアニスト。

      毎年5月にVision Festivalという、少々前のロフト系前衛の素晴らしいメンツでのフェスティバル。Visonという名前でいろいろとライブを、他の人々といろいろな場所でやっている。

  4. 天候・服装

    3月は未だ寒いが、0度から10度程であった。余りに冬物ばかり持っていくと、荷物が大変。真冬程には寒くはない。しかし、雨ばかりだったので、傘は必須。アメリカの傘を買うのも面白いかも。フード付きのロングコートに、セーター位で1週間位はもつ。1週間に1回洗濯をすれば、そんなに荷物はいらない。しかし、スーツなどで行かなければいけない所へ行きたい人は別。

  5. 交通

    マンハッタン中に地下鉄、バス網があり、非常に便利。地階と思っても、目的地近くの駅、バス停まで地下鉄、バスで行き、2,3ブロック歩いた方が良い。
    地下鉄、バス共に一回1.50ドルで、小銭、トークン、メトロカードでの支払いが可能。メトロカードも便利だが、お土産になることをを考えると、トークンが良いと思う。アメリカの他の都市と同じく、同一方向への乗り換えは、一回だけトランスファーチケットを貰って、無料で乗り換えが出来る。

    タクシーも沢山走っていて、狭いマンハッタンでは安いもの。



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