I社退社前のカナダ、アメリカ旅行


1991年6月末、I社退社を決め、カナダ・バンクーバー、バンフ、アメリカ・デトロイト郊外への叔母の家へ旅行。

昔ケンタッキーで一緒だった中国系カナダ人一家がバンクーバー郊外に住んでいる。ここに4日程泊めてもらった。向こうの人は、はっきりしていて泊めてもらうのだから、リビングに寝袋という感じの4日だった。

バンクーバーは大きな都市で、かつ周りには山、湖、海と行く場所にはことかかない。

町中で女房が買い物をしているのを外で待っていると、何だか見たことがある人がいるなと思っていると、日本のジャズ・ミュージシャンの梅津和時さんが歩いてきた。たまたま翌日のバンクーバー・ジャズ・フェスティバルにドラムの豊住さんと出演とのこと。ジャズなんか全く聞かない中国人家族も一緒に、翌日、日本人フリージャズを聞きに行く。そのまた翌日皆で一緒にバンクーバー観光、梅津さんも我が家の子供とも一緒に良く遊んでくれた。

ここからカルガリーに飛んだが、もう会うことは無いかという思いで、バンクーバー空港ではこの中国人家族とは涙の別れになってしまった。

カルガリーからレンタカーで2時間でバンフへ。ベビーシートに縛り付けられた1歳の次女、この2時間泣き通し。バンフのホテルでは室内のベット脇にジャグジー付き。氷河へのバスツアーでは道路脇で野生の熊を見たり、氷河自身も凄かった。大橋巨泉の店もあった。

帰りにカルガリーで1泊。ロデオをやっていたが、あいにくの雨。脇の遊園地で長いケーブルカーに乗ったが、スキーリフトのように周りに囲いがないので、1歳の子供を落としてしまうのではないかと心配だった。

デトロイト郊外の叔母の家に行く。何時来ても良い所だ、冬以外は。ノンビリと夏のミシガン州を楽しんだ。



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copyright 1999 Makoto Aida