9月30日(日)名古屋においてハモンドフェスティバル中部地区大会が催された。
今年はライブアクト部門、コンクール部門の2部構成で行われる。
ライブアクト部門は発表することを目的としたもので審査は行われない。
コンクール部門は従来と同じ形式でハモンドプレイヤーの日本一を争う..というもの。
松本の地区からはライブアクトに3人、コンクールに7人が参加した。
朝10時半の集合に間に合うよう、各々電車、車等で出発。
台風による前線の発達でちょっとお天気が気になるところ...。
私たち家族は車で出かけたのですが、ぎりぎり10時半に到着。
他の出演者の方たちも、ちゃんと到着していてとりあえず安心する。(笑)
出欠を取り、簡単な説明があった後、リハーサル開始。
セッティングも含めて一人2分間という時間は、結構忙しい。
もたもたしているとセッティングだけで時間が無くなってしまうんだから...。(^^;;
ま、うちの生徒達はセッティングだけはしっかり練習してあるので、バランスを取るのも
余裕で出来た気がする。PAが音量を固定してくれないのでちょっとやりにくかった。
リハーサル終了後、みんなで昼食に走る。開演時刻まで1時間ほど...急がなくっちゃ!!
飛び込んだ喫茶店風のお店でランチメニューのオムライスまたはスパゲッティを注文。
こちらはなにしろ大人数、家族も含めて20人以上は居たんだから...。
いきなり急いで...とか言ってしまって、ごめんなさい〜。m(_ _;)m
さてさて、コンクールは参加するようになってからもう10年程になるんだけど
いつも思うのがこの会場の雰囲気!なにか、普段の空気と違うんだよね。
張りつめている..ていうか、そこだけ時間が止まっているというか...
違う空間に居るような感じがする。コンクールだからなのかな?
とにかく、ライブアクト部門から順調に進んでいった。
ピアノを演奏する子、アンサンブルの子、オルガンソロの子、さまざまだけど
みんな一生懸命なのがほほえましい。うちの生徒も大きな失敗もなく
無事演奏を終えた。発表する場所が変わるだけでも緊張しちゃうものね〜。
そして、いよいよコンクール部門が始まる。トップバッターはうちの教室から参加の
小学校2年生のMちゃん。発表会の後からう〜んと頑張ってかなり難しいことに
挑戦したんだけど、とっても元気に弾き終えることが出来た。
ジュニアの部、中学生の部、シニアの部、アンサンブルの部...と続いていく。
途中で会場向かって右側のスピーカーが飛んでしまう...というアクシデントもあったが
とにかく、無事に全員が弾き終える。大阪のフェスティバルじゃ、レスリースピーカーが
火を噴いた...とか聞いてるし、ステージにアクシデントは付き物のようね。(笑)
緊張した演奏の後はゲスト演奏でほっと一息つく。
今年は、大阪で活躍なさっている若手の先生が演奏してくださった。
ものすごい演奏!!...という訳ではなかったんだけど
子供達に馴染みのある曲、また新しいオルガンでのマニュアルドラムの紹介、
などなど...、とても楽しい一時を過ごすことが出来た。
大阪弁がとっても親しみを持てて良かったなーー。(*^-^*)
さーて、お待ちかねの審査の発表!!上手く演奏出来た人も、失敗しちゃった人も
きっとどきどきしているだろうなぁ。発表は努力賞、優秀賞、審査員奨励賞...の順番で、
進んでいく。そして、最後は最優秀賞の発表...となるわけなんだけど...。
最優秀賞をもらった人は11月3日の全国大会に出場出来るわけ。
そうそう、おまけというか...最優秀賞の生徒さんを指導した先生には、指導賞...という
賞が贈られる。ちゃんとトロフィーももらえるのだ。(笑)
それでは、気になる私の教室の結果のご報告!(笑)
まず、私の生徒ではないんだけど一緒に行った先生の生徒さんで小学校4年生の
女の子が小学生の部で努力賞を受賞。
そして、中学生の部では中学校3年生の我が息子がやはり努力賞を....。
そして...そして、シニアの部で高校2年生のYさんが最優秀賞をもらった。
小学校の1年生の頃から一緒に頑張ってきた生徒さんで、本当に自分のことのように
嬉しかった。そんなわけで、私も指導賞をいただいたわけなんだけど
2年連続になるこの賞、すこし重く感じた...。
このフェスティバル、予定よりも1時間ほど延びてしまったため、最終電車に間に合わない
電車組は表彰式の途中で会場を飛び出すはめになる。
30分程遅れて、車組も出発。高速に乗ってしばらくして雨が降り出した。
急に現実が戻っくる。あぁ、お天気大丈夫かしら〜。(笑)
案の定、雨足は強まるばかりで時速50キロでも怖いくらいの土砂降りになってしまう。
追い越していくトラックの水しぶきで一瞬前が何も見えなくなる。
こんな経験は初めてなので生きた心地がしない!ってこんな事かしら...なんて考えたりして....。
恵那山トンネルを抜けると雨もやっと落ち着いて10時半頃帰り着くことが出来た。
次の日に聞いたんだけど、電車は雨のため途中で止まってしまい、
家に帰り着いたのは明け方の4時頃だったそうだ。
それでも、子供達はまるで修学旅行みたいに、ゲームをやったり話をしたり
楽しんでいた様子。う〜ん、頼もしいなぁ。(笑)
雨にたたられたフェスティバルだったけど、とても良い経験をさせてもらったかな。
コンクールに子供を参加させるようになって毎年思うのが
選曲の難しさ。ただ、難しければ良いというわけではないんだよね。
それと、演奏するのはハモンドオルガンという楽器なのだ...という事。
他社の音、演奏を真似ても仕方ないものね。そんなことを考えながら
また、来年の曲を選ぶ半年の間、しっかり勉強したいと思う。