1997年6月 こんな言葉が気になりました
最近の言葉(6/28)
「今回は絶対に一時間を超える総会にする」
- 株主総会を控え、質疑抜きのシャンシャン総会への批判を気にする大手都銀の総務部が行員株主を集めて
「説明を読んだって、解説を聞いたってつまんないんですよ」
- 映画監督、CM演出家の市川準(いちかわじゅん)さんの言葉
- 映画は人を見つめるゆとりがある。十分に体験になり得る長さがある、と市川さんは言う
「無回答企業」
- 朝日新聞社が株主総会集中日を前に行った総会屋にたいする主要50企業のアンケート調査の結果
- 言葉ではないが、強く印象に残った。ちなみに無回答企業は6社
「道に倒れている人に気がつかない人は、まっすぐ歩いていく」
- 「ねむの木学園」を開いてから約30年、全面移転し「ねむの木村」として再スタートをきる70歳になった女優の宮城まり子さんの言葉
「もし200ドル持っていたら、運にかける気にはならなかった」
- イスラエル国籍のパレスチナ人のイブラヒム・ジャウダトさんの言葉
- 苦労のすえ、渡米先のアメリカでポケットにあった、なけなしの50ドル札で生まれて初めての宝くじを20枚(一枚一ドル、シカゴ州発行の宝くじ)を買い大当たりをとった
- 州の支払い拒否裁判に勝利し、得た大金で故郷イスラエルのアブゴーシュ村に戻り事業家として成功を収め、94年ポケットマネーで「アブゴーシュ財団」を設立。
- 「金の力は思っていた以上に偉大だ。パレスチナ人でもユダヤ人でも、助けを必要としている人を助けられるのは喜びだ」とも語る
最近の言葉(6/21)
「『だまされたのが悪い』とはいえないが、結果的にそうなった」
- 「日産生命を選んだこと自体に事故責任を問うのは難しい。だが、どこかに契約する理由があったのだろう。」に続いて
「驚がくすべきことであるといわざるをえない」
- 野村証券事件で19日、坂巻英雄元社長が再逮捕された野村証券の広報のコメント
「自分らしさをもっと出したい」
- 新人写真家の登竜門といわれる第34回目の太陽賞(正賞)を女性で初めて受賞した、伊藤真理さんの言葉
- 5年間の証券会社でのアナリスト生活をすて、通信教育でカメラを始めた
「不安は、研究が成功するかどうかだけ」
- 越冬隊としては初めての女性隊員2名のうちの一人、坂野井和代さんの言葉
「感情の振幅が激しく大きかった時のことを人間は生涯忘れないものです」
- 劇作家で演出家の如月小春(きさらぎこはる)さんの言葉
- 「それを感動と呼ぶ。そして感動は人を支えてくれる」と続く
「人がみな/同じ方向に向いて行く/それを横より見ている心」
「つまらないギャグをいう」
- こんな課長に年を感じている。田辺製薬が大手企業の女性社員に実施したアンケート結果から
- 他に「頭髪の薄さや白髪」「お腹の出具合」「すぐ疲れたという」に年を感じ、平均すると6.5歳若返って欲しいと感じていた
n(_ _)n
最近の言葉(6/14)
「イミィーディエトリー(すぐに)」
- プロ野球審判の日米交流事業のために来日したマイケル・ディミュロ氏の言葉
- 中日、大豊選手に暴力を受けことを理由に辞任した、その辞任会見後ホテルへの帰り際で
- 「私は落ち込んでなんかいない。暴力を受けたことに困惑しているだけだ。審判はこれからも続ける」とも語っている
「適材適所を優先した」
- 総会屋への利益供与事件にからんで次期首脳人事を白紙撤回した第一勧銀が杉田常務の昇格人事を内定して
「質というのは、そんなふうに人生を貫く美意識なのです」
- 漆作家 室瀬和美(むろせかずみ)さんのインタビュー記事より
- 「子供時代に、十万円の漆の椀を使いはじめたとします。その、漆の美しさが伝わってくる椀は、子供が成人しても、定年になっても、変わることなくその人の手の中にある」に続いて
「弱さを平気で、ちゃんと持っているんですね、強いから」
- 臨床心理家、深層心理学者の河合隼雄(かわいはやお)のインタビュー記事より
- 「、、、それと、幾らしゃべっても大丈夫という感じがある。下手をすると、相手を傷つけることも、誤解されることもあるでしょう。そういう点で村上さんは、少々のことでは傷つくような人ではないというか。ものすごく強い人ですね。」に続いて
- 村上さんとは小説家の村上春樹氏のこと、共著「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」の話題で