執筆にあたって 2000年9月3日    「聞き屋」を読んでくださってどうもありがとうございます。 作者のKYOKOです。 この7月初旬からペンを取り、約2ヶ月の間に37話まで来ました。 聞き屋というタイトルを選んだ時には、まだ話の内容の殆どは できあがっておりませんでした。 ただ、なんとなく「え?」 と読者に思わせるインパクトのあるタイトルを勝手に置いてみただけ・・。 最初に頭の中に有ったのは、2.「美容整形の女」の中の、江畑と 聡美の会話だけだったのです。 始めは短編にする予定でした。  「どこまで続けられるかなあ」とアップロードすることなく、6話目 くらいまで書き終えてから、「なんだか続けられそうな気がする」 という自信が持てたので、ホームページにアップしてみました。 一貫した人格を一人一人に持たせる為に、モデルとなるタレントを 考えました。 年齢のギャップは細かく考えないとしても、イメージ 的には、聡美の若かかりし日には、「優香」を、 二十代後半には、 「大石めぐみ」を置きました。 魚住和彦を描くのに、最初に使った モデルは、「アイフルユー」のコマーシャルに出てくる男性タレント でした。 ところが、もっと色気のある、多少汚れ役も演じられるよ うな柔軟なイメージが欲しくなり、置いたのは、「渡部篤郎」だった のです。 その他、再会後の大野隆士のイメージに「赤井英和」(笑)。 ビイが困りました。 ビイはブス・・という事なのですが、 どのTVドラマを見ても、ハンサムな主人公と絡む「ブスのはずの人物」 は、全くのブスでは無いのです。 元宝塚で、キムタクと松たか子の主演 ドラマラブジェネでお兄さんとつき合っていた純名里沙をイメージして みたんですけど(謝)。   今苦労しているのは、自分の専門知識の無さ・・ですね。 着物は、ある程度自分自身が着られるのと、某きもの学院の会員で あるので、なんとなくは書けるんです。 魚住の那須高原のキャンプ は、今年家族でキャンプに行ったときに得た情報です。 そこの 管理人さんとの会話が、「飼料不足に備えて牧草を蓄えている大きな玉」 だったり、「高久甲、乙、丙」の地名だったりします。 新宿から成城までの道順は、とある官庁に電話して聞きました。 確かな背景があるといいんですよね。 その中で人物が縦横無尽に 動けるし、登場人物にも幅を持たせることができるんでしょうね。 今のところ、37話です。 小説を書くに当たって多大なアドバイスや 刺激を受けたネットの友人、kanako さんより下のような感想を いただきました。 『KYOKOさん。読みました。  なんか、全部がつながってきて、今までの伏線が生きて来てますね。  ドラマティックな展開を予感させるのでいいと思います。  それぞれの運命が、聡美との出逢いによって、変わって行ってしまうのです  ね。自分がまさか中心にいるとは思いもよらないのに、自分の存在で人々が  不幸になっていっていく、というのかなあ。  今は魚住の話、みたいになっているけれど、全部が聡美つながりだから、  聡美がヒロインなんですね。  聡美と魚住がどうなるのか楽しみにしています』 これからは、少し丁寧に仕上げていきたいので、情報収集との兼ね合い もあり、ゆっくりしたペースになるかもしれませんが、最後まで必ず 書き上げてまいります。 よろしくお願いいたします。                                                K Y O K O 9月6日 そうそう、そう言えば、ここに出てくる登場人物には誕生日と血液型が あります。  聡美     1967年 8月30日生まれ (乙女座)   A型 遙香     1967年 8月23日生まれ (乙女座)   O 型 和彦     1963年11月 8日生まれ (さそり座)  A型 宗一郎    1932年 9月 6日生まれ (乙女座)   AB型 静香     1940年10月10日生まれ (天秤座)   B型 麗子     1956年 1月 7日生まれ (山羊座)   A型 宗也     1985年12月 5日生まれ (射手座)   A型 晴彦     1936年 3月15日生まれ (魚座)    B型 滋実     1940年 5月 8日生まれ (牡牛座)   A 型  康平     1973年 8月 4日生まれ (獅子座)   B型 美実     1996年 8月 7日生まれ (獅子座)   A型 ストラティス 1960年 4月28日生まれ (牡牛座)   O型 美恵子    1967年12月14日生まれ (射手座)   AB型   隆士     1967年 8月 1日生まれ (獅子座)   B型 花代     1959年 6月 6日生まれ (双子座)   AB型 マツ     1928年 6月29日生まれ (蟹座)    O型 9月11日(月曜日) 42話まで書けて、話の最初を振り返ると矛盾がちらほら・・。 数カ所なおしにかかりました。 14.「ホテル」の最後のシーンとか・・。 始めに小説を書き出したときの和彦のモデルになる対象と 後になってモデルにしたタレントが違うことから、 「背筋のシャンとしたどことなく育ちの良さを感じさせる男」から 一変して、 「ちょっと怪しげな、内面をさらさない、それでいて情熱を秘めた  ような正体不明の男」 になってしまったようです。  皆さんには、和彦はどんな男に見えますか? ただの身勝手な男? 人を愛せない未熟者? これからもう少しお話はつづきます。 よろしくお願いします。 2001年4月2日 「聞き屋」の執筆を再開いたしました。 お話はこれからも続きますよ。よろしくお願いいたします。 2001年10月14日 「57話 河の流れ」を書いてみました(1週間くらい前です)。 子供の学校や幼稚園の行事、家庭の事情で落ち着いて 書くような状況でないので、また一気に書き上がられる日が 来ることを願っています。 今年の夏は、小淵沢近辺を散策しました。 聡美が遥香の実家を訪ねる場面がありましたが、 実際に行ったことが無いところを憶測で書いてました。 そうしたら、信濃境の駅周辺がちょうど書いたシーン に近いものがあったので、嬉しくなりました。 今日は吉祥寺に行ってきました。 なにしろ、私が暮らしていた のは、1982年頃のことなので環境は思っていた通りに 変わっていました。 でも当時、ストラティスや魚住和彦が 稽古をする道場のモデルになる道場が実際にあったのです。 今日はそこへ寄ってみました。 実際には、そこは剣道は やっていないようでした。 実際にモデルになる体験、人物、場所 があると、とても書きやすいものです。 2006年1月17日 約1ヶ月前、作品にひさびさに目を通しました。以前から文章力や表現力の 足りなさは感じていましたが、改めて直した方がいい箇所が目に留まりました。 毎日すこしずつできるだけ柔らかい文章になるよう、流れが自然になるよう、 読者にシーンが伝わるよう、練り直していきました。 今日、約5年ぶりに 58話「カタルシス」(短いですが)をアップロードし ました。これだけ間が開いても続きを書けたことは嬉しいです。 未完のまま終わってしまう作品は多いのでしょうが、これは仕上げていきたい と思っています。いづれまたギリシャにも赴きたいと思いますし、着物の 着付けも再開したいと思っています。 創作活動は楽しいです。それだけにのめりこめる環境にあればよいのでしょう。 今、子育てが大切な時期にある私は、やはり架空の世界の完成よりも、 実像の幸福を優先させなければなりません。 すこしずつ書いていきますので、よろしくお願いします。


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