今まで聴いていたと思っていた鳥のさえずり・・ 実は聴いてはいなかった。 母が耳元で 「ほら、聴いてごらん、鳥がさえずってるね、ほら、ほら」 ってうるさく囁いてたから、自分の耳は塞がれていたもの・・ 空の青さを知ってると思っていたけれど、 母が空を指さして 「ねえ、空が青いねえ、青いよ、ほらほら、青いでしょう?」 ってひたすら叫んでたから、そう信じようとしてたんだ その声も、指も要らなかった ただ一緒にそこにいて、笑顔で 「ね?」と言ってくれるだけでよかった そんな母親に、私自身がなりたいから、 何が何でも勝ち取りたい「心の自由」がある (1999年12月)