最近龍志君と電話したんですが、奇妙な点に初めて気がつきました。
今思えば、これまで彼と電話していた時も実はそうだったのですが、
彼、電話中に絶対向こうの人と話すんですよ。
もちろん英語で。
「ちょっとごめん、寮の奴が何か言ってる。」とかいって。

しかも受話器押さえるのか押さえないのかギリギリのところで。
だから何言ってるのかいまいち良くわからないんです。

思うに、彼は、英語がしゃべれることを僕に示したいんでしょう。
俺は電話口で英語でしゃべってるぞって。
でも直で聞かれるのは恥ずかしいから
少しこごもらしてるんですね。

しかし不自然なのは、なぜか僕が電話する時はいつも
寮の人が龍志に用事あるんですよ。
最初彼が電話に出た時は特にそんな気配も無いんですが、
少し会話していると突然用を言いに来るんですね。
電話しているのに邪魔するなんて、なんて配慮のないバカアメ公でしょうか。
ファーストフードばっかり喰ってるから思考が鈍いのかもしれません。

そういえば、僕の受講している語学コースの発音のクラスに
アメリカ人がいるんですが、そいつ、
見るからにアメリカ人です。
こっちは今(11月半ば)結構寒いんですよ。というかかなり。
ジャケットとかコート無しでは無理です。
だから僕はここで路上生活者を見るたびに
どうやって生きているんだろうと思いめぐらしているのですが。

さて、そのアメリカ人、この寒い中未だに半袖半ズボンです。
そして、内輪ネタでごめんなさい。平山先生ばりの
おっさんサングラスかけてるんですね。
これで片手にビッグマック、片手にポテトとジュース持ってたら
もう歩く自由の女神です。
まぁ悪い奴ではないんですが。

話を戻しまして、電話の中断、
龍志君は電話がかかってきたら友達をスタンバイさせているのではないでしょうか。
「五分後に俺にしゃべりかけろ」とか。

でも僕が電話かけるときに都合良く友達がそこにいるとも限りません。
龍志君は予め友達にカセットテープに適当な会話を吹き込ませている疑いが濃いです。
いや、こっちからはこごもった声しか聞こえないから、
ヘタすると、外国人向けの英語の教材カセットテープかもしれません。

「ちょっとごめん、寮の奴が何か言ってる。」って言って。

まぁ彼は高校の頃から自己顕示欲が強い人間でした。
北浦君に文字通り自作自演の曲入りカセットテープを無理矢理贈ったり、
中学校の非常階段にうんこしたり。
確か曲名は「ファッキンクリスマス」だったと思います。
うろ覚えですが、歌詞は、
「街には恋人たちが〜、なんたらかんたら。」と
カップルをうらやむ物でした。
そんでサビは、
「おまえら誰の誕生日やとおもってんねん!ファッキンクリスマス〜、ファッキンクリスマス〜」
のようなものだったと思います。

まぁ彼女の膣に単一電池入れて、
そのまま自転車の後ろに乗せて連れ回すような鬼畜ですからね。
「ガクッてなる度に感じるって言ってた。」
とか嬉々として誇らしげに物語っていたのを覚えています。
グダグダです

彼の葬式には「マールボロメンソールライト」を添えようと思います。

社長の徒然草メインへ
トップページへ