食材図鑑2

●漢方スープの素

チャイニーズのお母さんは、子供に「何か栄養のあるものを作ってあげよう」という時に、必ずと 言っていいほど、スープを作ります。そのスープは大抵、チキン+漢方を煮込んだもの。 アメリカでも風邪をひいたら「チキンヌードルスープ」を食べますが、チキンのエキスは とても体にいいという研究結果もあるとか。それに漢方も加わっているわけですから、 なんだかすごく体によさそうです。
わたしの義母は、漢方を量り売りしている店で買って、自分で調合していますが、 漢方の効能がわからない人でも、 これを買えばお手軽に本格的なスープができちゃいます。いろいろな種類があり、効能が書いてあるので、 好みのものを選び、あとはチキンを丸ごと買って、一緒にグツグツ煮込み、最後に塩で味をととのえるだけ。 チキンは、自家製のチリソースとしょうゆを混ぜたものにつけて食べたりします。
値段は、RM4ぐらいから。

●ブラチャン(Belacan)

えびを干して、ペースト状にしたもの。濃厚なえびのうまみがあります。有名な料理は、 「ブラチャンカンコン」。カンコン(空芯菜)をこのブラチャンとチリで炒めたもので、 中華料理レストランによく置いてあります。このままでは使いにくいので、「マレイチャン」↓にして 使うのがおすすめ。

●マレイチャン

スパイシーなふりかけのようなもの。 干しえび、玉ねぎ、チリ、にんにくを、 すべてごく細かいみじん切りにし、ブラチャンと混ぜたものを、油で根気よく炒めて、砂糖を加えて 作ります。家庭で作られ、チャイニーズの人たちにとっては「家庭の味」みたいなのですが、外で 売っているのを見たことがありません。作るのにとても手間がかかるからでしょうか。
ごはんに混ぜて食べるもよし、炒め物にいれるもよし。これさえあれば、手軽にローカル料理を作れる すぐれものです。

●チキンフロス(chickenfloss)

「Floss」というのは、「繭綿(まゆわた)」のこと。その名の通り、チキンを細かーく裂いて繭綿の ような形状にしてあります。わたしは、食べたら、「スチールたわしのような食感だ」と思いました(笑)。 独特の口当たりです。
でも、マレーシア人は、これがのっている「Chicken Floss Bun(チキンフロスのパン)」が大好き。 丸いパンの上にはこのチキンフロスがのっていて、中にはバタークリームが入っているパンです。 大抵のパン屋さんにあります。
その他に、食パンにのせて食べたりもするようです。それ以外の用途はわからないのですが、意外と 揚げ衣にしてもおいしいかも。(でも保証はしません。いつか実験したら報告します。)

●ローカル醤油(Light soya sauce)

ローカル製のしょうゆです。でも、日本のしょうゆとは違って、砂糖などが入っています。 言ってみれば、「しょうゆをベースにしたソース」という感じ。これだけで結構コクがあります。 例えば、ひじきの煮物などは、だし汁とこのライトソヤソースだけで、結構おいしくできたりします。 (でも、メーカーによって味がかなり違ったりもしますが。)用途によっては非常に便利。

Jan 20, 2004

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