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その1: |
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その2:スリナムから仏領ギアナへ | ||
その3:ガイアナまで一気に戻る | ||
その4:バルバドスで1日、そして帰国 | ||
その5:その他の写真1 | ||
その6:その他の写真2 | ||
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仏領ギアナはフランスでは既に植民地とは呼ばず「海外県」と呼ぶようですが、私から見ればれっきとした植民地です。ギアナ3国はいろいろ考えさせられる事の多い地域でもあります。当時の植民地主義。滅ぼされた原住民族。文化の融合と摩擦。宗主国が違った事による3国の色の違いも興味深かったです。 |
7日目 (8月27日) 朝からカイエンヌへ行こうとするが、ミニバスが見つからない。宿の人にバスが来るときいていた所で待つこと1時間、9時半頃にようやくミニバスが1台来る。乗客は私1人。満員にならないと出発しないミニバスは町をひととおり走って他に乗客がいない事がわかると「せめて5人はいないとね〜」と言い、私をバス停で降ろして走り去ってしまう。さらに1時間ほど待っていると、先ほどと同じバスが今度は数人の客を乗せてやってくる。さらに30分ほど町を走って数人の客を見つけたあと、ようやくカイエンヌへ向かう(Kourou-カイエンヌ e.10)。カイエンヌ到着は昼過ぎ。ガイアナはジョージタウンから仏領ギアナはカイエンヌまで、距離はそれほどでもないのにずいぶんと時間がかかった。また陸路ジョージタウンまで戻るのも大変なので、ジョージタウンまで飛べないか旅行代理店できいてみるが9月11日まで空席がないとの事。カイエンヌはそれほど見所の多い街ではない。昼食を食べ、街を歩き回ってからサン・ローラン・ドゥ・マロニーまで戻ることにする。15時半頃にカイエンヌを出たミニバスは18時半頃サン・ローランに到着。この町には安宿はなく、しょうがないのでバス・エアコン付きのホテルに泊まる。屋台でビールと食べ物を買い、マロニー川のほとりで日没までのんびりする。 |
8日目 (8月28日) 朝、イミグレーションでスタンプを押してもらい、ボートで対岸スリナムへ。ギアナ三国では出国時にも入国スタンプをしっかりと確認され、意外と厳しい。わざわざ意味グレイーションを通る人の方が少ないから、かえってイミグレーションでは厳しくしているのだろうか?対岸でもイミグレーションへ行き、スタンプを押してもらう。そのままミニバスに乗り、バラマリボへ(Sf.20,000)。スムーズに進み、昼前にパラマリボ到着。昼食を食べ、腹ごなしに街を1時間ほど散歩してからガイアナとの国境の町、ニッケリエへ向かう。今回はミニバスでなく、普通の大型バス。ミニバスよりも安い(Sf.5,000)がのろい。18時半頃にニッケリエ到着。前回国境を越えたときにはニッケリエの町には寄らなかったのだが、小さめで私好み。まだCarifestaの最中で屋台も出てるし、小規模だが催し物もやっていてなかなか楽しめる。この町には宿の選択肢はあまりなく、Sf.35,000のResidence Innに宿を決め、町をうろつく。ギアナ三国の宿は質の割には値段が高く、旅行しづらい。 |
9日目 (8月29日) 昨日、宿の主人に「ガイアナへ行くのならミニバスの手配をしてあげよう」と言われて予約したミニバスが8時頃現れる(Sf.15,000)。他にも客をひろい、ギュウギュウ詰めにして船着き場へ向かう。道が未舗装で悪いため、10時頃ようやく船着き場到着。チケットを買い(何故か行きより安く、US$10)、イミグレーションを通って待合室へ。イミグレーションではスリナムの入国印がなかなか見つからず時間がかかるが、それ以外は順調。待合室は免税店がある以外はガイアナ側と同じ構造。結局フェリーが出たのは12時半。ガイアナ側のイミグレーションは仕事が遅く、入国にずいぶん時間がかかる。ミニバスが満員になり、乗客のうちの1人の提案で中華屋で昼食の弁当を買い、Corrivertonを出発したのは1時間の時差があるのに13時過ぎ。こんなに時間がかかるならガイアナ−スリナム−仏領ギアナ全て違法入国、いわゆるBacktrackを使えば良かった。ガイアナ−スリナム間もSpringlandsからG$1000でスピードボートが出ている。全てBacktrackなら入出国印のつじつまも合うし、早いし安い。ジョージタウンに着いたのは18時頃。本当は今日中に旅行代理店を回って内陸部へのツアーを探すつもりだったが、この時間では皆店じまいしている。夜はRobbstown、Lacytown、Bourdaあたりをうろつく。町の北側は危険な雰囲気の漂うジョージタウンだが、このあたりは夜でもなんとか歩ける気配。特に危ない目にあうこともなく、屋台で食べたりビールを飲んだりして夜を過ごす。 |