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今回、この研修には私のお世話になっているさんHIGEから、「アトランタで知っている人から研修に来ないか?と誘われているんだが、行ってこないか?」と言われ、二つ返事で「行きます!」と答えたことでmariaさんの研修に参加できることになりました。
私は、4年目に突入した消防士ですが、救命士資格を持って、就職したので、恵まれた環境のおかげで救急車に乗って普段は活動しています。アメリカに研修に来ることは昨年に引き続き、2回目であり(昨年の状況はHIGEさんのHP でどうぞ!)今回のジョージア研修の前にも、シアトルへ行き、そこからアトランタへ向かったのですがいろいろあって大変でした。(詳しい内容はHIGEさんで!)
今回のジョージア研修は6泊7日の内4日間を当てました。内容は以下の通り。
1日目今回は2人で研修する事になっていて、カズさんと行動を共にしていました。 初日はDouglas county FD(4箇所)を見学する事となり、第1期に引き続き、すべてのFDで歓迎されました。2箇所目のところで救急があり、現場へ直行する事に!バタリアンチーフ(隊長)のミッキーに連れられ、現場に到着した私たちは、偶然、その前に頂いていた感染防止用の手袋を装着し、EMSチームが来るまで処置などをアシストしていました。そこで感じたのは各個人のスキルが高いのはもちろんですが、無駄な動きが無い事!患者観察後、即座にヘリ要請を実施して、あっという間にRescue Air1のヘリで搬送されてしまいました。 そして、日本と一番違っていたのは傷病者の家族を乗せない事!日本ではなかなか無い事だったので、理由を聞くと「処置の妨げになるし、病院まで遠いので家族が迎えに行くために乗せない」とのことでした。貴重な体験でした。 その日の夜は、mariaさんから紹介されていた『Ladder49』を見ました。英語だけでしたが(当たり前ですが・・)、分からなくても通じる部分というものはあって、かなり強烈なインパクトを受けました。日本に上陸したら、もう一度見ようと思います。 ![]() 2日目午前中にRESCUE AIR1をDouglasCountyFDのNoelさんがアポイントを取ってくれ(普段は外部は入れないそうです)、エアレスキュー(航空ヘリで行う救急搬送のこと)を見学できる事になったのですが、残念な事に豪雨のため、ヘリの活動は見ることができませんでした。しかし、事務所で彼らと話し色々と聞くことができました。活動は、フライトパラメディックとフライトナースのコンビが処置を実施し、パイロット一人で目的地に向かいます。私達が使用する可能性があるヘリコプターより狭い空間で活動が可能であり、もっと訓練を実施し、習熟する事で克服できるような課題だったことに気づかされました 午後からはPeachtree City FDを見学。 Douglas County FDと建物の雰囲気が違うが、中の人たちはほとんど変わらず、ボランティア消防士の人達ともお話ができたのは大変よかったと思う。日本びいきの方がいらしゃったので、上着を交換したところ、喜んでいただけたと思う。 ![]()
3日目本日はGradyEMSへの同乗。mariaさんやカズさんとも分かれ、一人ずつ別の救急車でアトランタ市内へ巡回していました(午前10時半より24時までのシフト)。私はEMS228のJOYとDEEのペアと一緒にサウスアトランタを巡回し、その間にアトランタFDを何箇所か見学する事ができました。 救急車を同乗して思ったことは、1期の方が感じたことと同様で各個人のスキルが高い事、on、offの切り替えが早いことでありました。そして、英語力が乏しい私に対してもゆっくり話してくださり、何か心で通じるところがあったのではないかと思います。処置に関してはこちらから積極的に実施し、少ない機会であったが、やっている事は日本と変わりないことを確認できました。 ![]() 4日目EMS EXPOに参加。多数の車両が展示してあった事や実使用可能なサンプルを無料で配っていた事が日本では有り得ない事だったので、カルチャーショックを受けた。 日本は身内の展示発表会でビジネスは無いが、米国では展示即売会兼ビジネスの場所といった感じを受けた。日本には無いものもあり、もし、輸入が可能なら実際に使用してみたいと思った。 まとめ研修を通してみての感想は、今回の研修はかなり充実した内容であり、自分の中で過去のシアトルと比較する事もできたことでアメリカの州による違い、市による違いを確認でき、実体験する事で実にする事ができたと感じる。英語ができないことなど忘れて、話をする事ができ、研修に協力していただけた方達とは心でつながったような気がする。大きな意味でこれは大変な収穫であったのではないだろうか。精神面で成長できたような気がする。そのため、研修させていただいたDouglas county FD、Peachtree City FD、GradyEMSの方達に感謝したい。 また、このような研修ができる背景には、mariaさんのようなコーディネイトしてくださる方のご尽力による事が大きいことは明確です。この場を借りて、お礼を申し上げます。ありがとうございました。(いろいろとご相談にも乗っていただき、今後に生かさせていただきます。) アメリカ研修に行こうと思っている方へのアドバイスは、「目的を持つ事が重要」だと思います。良い研修になりますように! 記者:キム@メディックさん/関東地方消防勤務 |