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また有名なのがフタバガキ科の木の花の咲き方です。
フタバガキ科の木は、数年〜10数年の間隔と不規則な間隔なのですが、
何とボルネオ島だけに留まらず、インドネシア、マレー半島、スマトラ島や
タイまでの広大な地域で、まるで申し合わせたかのように
一斉に開花するのです。この一斉開花が始まると、
フタバガキ科だけでなくその他の優先種の木々や蘭までもが次々に花を咲かせると言います。
この一切開花の仕組みは様々な機関が研究しており多くの仮説もありますが、今もはっきりした原因は解明されていません。
何と不思議な世界なのでしょう。何て大きなスケールで森は生きているのでしょう・・・。
一斉開花の後に森に入ると、頭上遥か60m以上も上の世界から、上記写真の種子がクルクルクルクルと舞いながら
落ちてくるそう。いつか私もそんな神秘的な光景をこの目で見てみたい・・・。
皆さんも見てみたいと思いませんか?
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