<メモ>
パームオイル。
日本では現在年間およそ60万トン近くがマレーシアから輸入され消費されています。
その80〜90%近くが食用に使われています。
インスタントラーメン、マーガリン、スナック菓子、レトルト食品、冷凍食品、加工食品に使われる油、
ファーストフードの揚げ油などです。
残りの10〜20%近くが洗剤やシャンプー、石鹸、化粧品やインクなどに使われています。
輸入量の90%(食用分)を人口で割ると、国民1人あたりのパームオイルの消費量は年間3.7kg。
パームオイルの生産量は1haにつき年間3.83トンですので、
日本人は1人につき、年間およそ10平方メートル(10m x 10m)の森を消費している計算になります。
1t=1000kg。1ha=10,000u。
3.83トン(3,830kg)÷3.7kg=1,035。
1ha(10,000u)÷1,035=9.66u。
2008年度の日本人の人口は約1.3億人。
日本人だけで13万haものマレーシアの森を食べている事になります。
13万haと言うと、東京ドームが4.6haらしいので、130,000÷4.6=28.260・・・。
東京ドームの2万8千倍です。しかし・・・、それでも想像がつきません。
私たちはそれほど広い森を破壊して作られたパームオイルを消費しているわけです。
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