カバー名曲


昔の名曲が他のアーチストによってカバーされることは珍しくありません。しかし多くはオリジナルを損なうものや、オリジナルには遠く及ばないものがほとんどだと思います。オリジナルが素晴らしいほど、カバーする成功率は低いと思います。カバー曲で成功するには、原曲を超えるような歌唱力と演奏が決めてだと思うのですが。 そんな中でわたしがこれはオリジナルを超えた!と思うものです。昔の方がカバー曲も優れているものが多いような気がします。

Keep Me Hanging On: Vanilla Fudge
これはDiana Ross率いるSupremesがオリジナルですが、数あるカバー曲の中でもバニラ ファッジのこの曲がカバー名曲第1位だと思っています。Supuremes版も大好きなのですが、オリジナルのアレンジが見事で、出だしの「Set me free,why don't cha babe Get out my life,why don't cha babe woo woo woo」はいつ聴いても最高です。イントロがやや長めなのですが、そこまでにためにためて「Set me free〜・・」といきなり始まる部分は最高に渋いです。絞りだすようなボーカルも本当にカッコよいのです。 彼らはその他にもビートルズの カバーもしていますが、正直言って『Keep Me Hanging On』以外はイマイチです。

Locomotion: Grand Funk Railroad
キャロル キング作曲、唄リトル エバも良いのだけれど、GFRの『Locomotion』はオールデイズのオリジナルを見事にロックさせました。元気になれそうな曲で大好きです。うちの子達も大好きで、この曲をかけると大喜びして踊り出します。ストーンズの『Gimmie Shelter』もカバーしましたが、これは本家には及ばず。

With A Little Help From My Friends: Joe Cocker
ジョー コッカーは他にもたくさんのカバー曲があります。その中でもビートルズのこの曲は彼のカバー曲での最高傑作だと思います。ビートルズではリンゴ スターが唄っています。ジョー コッカーは原曲の素晴らしさを損なわずに、かつ全く違う曲のように作り替えてしまうところが凄いと思います。米テレビドラマ「WonderYears」のテーマソングで使われました。感動してホロリときます。

You Really Got Me: Van Halen
本家キンクス版も最高なのですが、まさかこの曲をこれほどまでにヘビー(死語?)にさせるとは思いませんでした。キンクス版も当時はかなりヘビーで中間のギターソロ部分は今聴いてもカッコイイなあと思います。 デイブのボーカルとよっちゃんことエディのギターが炸裂しています。バン ヘイレンではこの曲が一番好きです。

Sukiyaki: Taste Of Honey
坂本九ちゃんの名曲「上を向いて歩こう」のカバーです。バックに流れる琴の音とテイスト オブ ハニーのささやくような優しいボーカルが素晴らしいです。英語の歌詞もほろりとさせます。しかしタイトルが気に入らんです。

You Really Got A Hold On Me: The Beatles
William"Smokey"Robinson作曲のR&Bの傑作をビートルズがカバーしています。ここで注目されるのはジョンとジョージがボーカルを分け合っていることです(この曲が唯一)。 大御所スモーキー ロビンソンのボーカルもとても良いのですが、ジョンのどこかたよりない唄い方とこの歌詞がとても合うのです。「I don't like you,but I love you」で始まるこの歌詞はとても切ないラブソングです。パートナーとケンカした後に聴くとマジでほろりときます。

その他
Wild Things: Jimi Hendrix・・・オリジナルは60年代UKバンドThe Troggs
Grolia: The Doors・・・オリジナルはThem
Little Wing: Stevie Ray Vaughan・・・オリジナルはJimi Hendrix

11/02/2002