団子作り
今思うとなんであんなものを作るのに命駆けていたんだろう。。と思います。 あんなものとは団子のことですが、食べる団子ではなく、泥でつくった団子の事です。 とにかく作った、作りまくりました。 年は小学校1、2年だったでしょうか。 公園の砂場で、空き地で、校庭でいろんな団子を作りました。 当時はまだ地面がコンクリートで覆われていない場所が多かったので、わたしらの間では団子作りがちょっとしたブームになっていたのです。
湿った砂で手のひらサイズの丸い団子を作成するのですが、これだと壊れやすいのでその上から泥で覆って固くするなど色々工夫を凝らしていました。 最初の頃はこれだけで満足していましたが、団子仲間が増えるにつれ、団子に磨きをかけて艶を出す者や、火であぶって(危ない)団子を強くする者も現われました。
またより強度な団子作りを目指す者は、工事現場の粘土質の泥で団子を作っていました。 極めつけはセメントで作ろうとするツワモノもいましたが、セメントはゆるすぎてイマイチ団子作りには適していなかったようです。 この頃はより上等な団子を目指して友達と毎日競い合っていましたが、どうして団子作りを?と聞かれれば「そこに泥があるから」の単純な理由だけでした。
満足できる団子ができると、それを公園の目立たない場所へ隠しておきました。 出来上がった団子をぶつけあって勝負する者もいましたが、わたしは大事に保管する派でした。 しかし熱中した団子作りも3年生になると次第にやらなくなりました。 それよりも缶蹴りやケードロなど、動き回る遊びを好むようになりました。
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