くだらないけど、好き。

あいたたた、寒い!と言われてしまうようなギャグが実は大好きです。 「はい、500万円」と言って500円のおつりをくれた文房具屋のおじいさんが好きでした。 友達はシラケテいましたが、わたしはこのギャグ(?)が笑いのツボに見事にはまってしまい一人で大笑い。

古典的なモノでは「今何時?」と聞いて「鼻血」「ソーセージ」「新沼健治」や、「アンタ何部?」と聞かれて「高木ブー」「ちくわぶ」などがありました。 更にくだらないモノでは 「わかりま千円」。。。

小噺系では「天国の話」「 あのよ〜」とか、「お母さん僕のおへそが変だよ」「へ〜そ〜」など実に馬鹿馬鹿しいモノがありますが、こんな感じのモノが大好きなのです。

わたしの旧姓はアタマに村がつくのですが、古文の先生がわたしを指名する時はいつも「はい次、"家具は村内八王子"」などと恐らく関東地方の人しかわからない言い方で呼ばれていました。 男子からは、うわっくだらねー、と言われていましたが、この先生のこういうセンスが結構好きでした。

くだらない寒いギャグを飛ばすのは若い人よりも主に中年以上のおぢさんに多く見られます。 本人は半分受け狙いで一発かましますが、若者にヒットする可能性は微々たるものです。 それらのほとんどは「あいたたた」系ですが、それでもめげずに寒いギャグを飛ばし続けるおぢさん達がいじらしく愛しく思えてしまうんですよね。 なんか憎めないっていうか。

替え歌ではこんなモノが巷の小学生の間で流行りました。 「瀬戸ワンタン、日暮れ天丼、夕波小な味噌ラーメン・・・」 これは小柳ルミ子の『瀬戸の花嫁』ですが、歌詞の語尾に食べ物の名前をくっつけて歌うのが流行りました。 これは今でも最後まで歌えますが、どうしても思い出せないのが「レインボーマン」の替え歌で「インドの山奥でっぱの・・」のでっぱの後の歌詞がどうしても思い出せないのです。

CMでは「ぺヤングソース焼きそば」がB級の乗りでいい味を出しています。 野暮ったい昔ながらの演出が今のデジタルな時代に対してささやかな抵抗を示しているようで、見ていてニヤリとしてしまいます。 ぺヤングソース焼きそばにはいつまでもこの路線でCM作りをしてもらいたいです。

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