ゼリービーンズ

ゼリービーンズとはその名のとうり、豆(そら豆)の形をしたゼリー菓子です。カラフルな色とりどりのゼリーはどこか懐かしさを感じさせ、またその名前もお菓子同様、日本語、英語(JellyBeans)共とても愛らしい響きを持っています。味はどちらかというとやや甘酸っぱい方だと思いますが、チョコレートのように刺激的でなく、キャラメルのように甘ったるいわけでもなく、グミのように触感を楽しめるわけではありません。けれども一粒口に入れるだけで幸せな気分になれるようなお菓子です。

わたしが小さい頃にもゼリー菓子はありました(カップものではない)。 それは一口大の長方形の形をしておりセロハン紙で包んでありました。色も赤、黄色、オレンジなどカラフルで奇麗でしたが、見た目の可愛さではゼリービーンズには勝てません。やはりあの丸みのあるそら豆の形がラブリーでいいんだと思います。もしこれがいちごみるくのような三角形だったり、真ん中に穴があいているようなドロップのような形だったらここまでロングセラーお菓子にはならなかったと思います。

ゼリービーンズから連想する歌があるのですが、それはビートルズの67年の 名曲「Lucy in the Sky with Diamond」です。この歌詞自体、いくつか食べ物の名前がでてきますが、ゼリービーンズはどこにもでてきません。 けれどもこの唄を聴くたびに空からLucyの頭上にゼリービーンズが降ってくる光景が浮かびます。歌詞が元々幻想的なのでそう思ってしまうのかもしれませんが、カラフルなゼリービーンズとサイケデリックなこの曲とが非常にマッチするのです。

今でもスーパーに行けば売られていますが、やはり日本のものよりアメリカのものの方が美味しく感じます。人によっては色がきつすぎて嫌だという人もいますが、あのカラフルな色なくしてはゼリービーンズとは言えません。チョコレートやキャラメルのように高カロリーではないし、脂肪分は0なので、安心して食べることができます。またポテトチップスのように止められない止まらない状態には決してならないので、その点も安心です。

Lucy in the Sky with Diamond・・・この唄はビートルズのジョン・レノンの作品で1967年の名作アルバム「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」に収められています。サイケ全盛期の作品でもあり、歌詞が幻想的、しかもタイトルを短縮すると「LSD」となることから、これはドラッグで トリップした状態のことを歌っているのではないかという風にも言われました。

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