菓子パン 愛しの菓子パン

わたしは菓子パンが大好きです。バターたっぷりのデニッシュ系やクリームがたくさん入ったケーキのようなパンもよいのですが、やはり素朴なあんぱんやメロンパンなどが一番美味しく感じます。スーパーなどで売られている菓子パンメーカーものと、ポンパドール、ヴィエ デ フランスなどで売られているベーカリーものとでは、味、見た目の美しさ、値段の点では多少差が生じてしまいますが、手軽に買える点、おやつ感覚で買える点ではスーパーの菓子パンも侮れません。

スーパーでよく見かける菓子パンでは
あんぱん、メロンパン、クリームパン、ジャムパン、チョココロネ、蒸しパン、チーズ蒸しパンなどがあります。この中でもわたしのお気に入り菓子パンはお茶、コーヒーどちらにもマッチするあんぱんです。あんぱんはパスコのものが美味しく、値段が80円の割にはパンのサイズも大き目です。中村屋のものもたまに見かけますが、やや小ぶりながらも老舗だけあって美味しいです。時々栗入りのものもあったりしますが、わたしとしては余分なものは入れてほしくありません。あんぱんも粒あん、こしあんの2種類がありますが、わたしは粒あん派です。どうも昔からこしあんは苦手です。

メロンパンはスーパーのものよりもベーカリーで売られているものの方が美味しいです。スーパーのメロンパンは表面が柔らかくてベタベタしているものが多いので、手でちぎって食べると手がべたべたになってしまったりします。ベーカリー、例えばポンパドールで売られているメロンパンは表面がカリカリでソフトクッキーっぽくなっています。中身はもちもちでばくっと食べた時、表面のカリカリと中身のもちもち感が同時に味わえてとても美味しいです。確か1個130円くらいしたと思うのですが、この味でこの値段なら文句は言えません。

スーパーのジャムパンは真ん中にジャムが入っていることが多く、二つに割って真ん中を先に食べてしまうと後はパンだけになってしまうことがよくあります。たい焼きみたいに尻尾の先までジャムが入っているジャムパンはほとんど見かけません。けれども子供に非常に人気のある菓子パンなので、菓子パンの永遠のロングセラーです。

クリームパンはベーカリーものの方が美味しいです。まずカスタードクリームからしてスーパーのものと全然違います。やはりベーカリーはクリームに力を入れているだけあって美味しいです。やや薄めの生地のパンにクリームがたっぷり入ったクリームパンは最高に美味しかったです。

しゃれたパンが多いベーカリーではなく、昔ながらのパン屋さん、例えばやきそばパンやカレーパンなど調理パンものも多く出しているところの菓子パンも 美味しいものが多いです。このようなパン屋さんでは自家製のコッペパンにジャムやピーナッツバターを塗ってくれるところがあります。わたしはコッペにまずバターを先に塗ってもらいそのあとジャムをお願いしていました。コッペパンだと端から端までジャムがたっぷり入っていたので、これを食べてしまったら市販のジャムパンは食べられませんでした。

ここの店では、チーズドッグというものもありました。ワッフルにスティック状のチーズが挟んであるものですが、ワッフルのほのかな甘みとチーズの組み合わせがとても美味しかったです。後輩の勧めで買ってみたところあまりの美味しさにそれ以来病み付きになってしまいました。

アメリカ、ましてやここユタでは日本の菓子パンを口にすることはほぼ不可能に近いです。里帰り中あれだけ食べてきたのに、すでに無性に食べたくなっています。自分で作るしかないのでしょうね。

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