好きだったあのミュージックビデオ


80年代の洋楽が今でも懐かしく語られるその理由は、サウンド、アーチストの魅力に加えて映像の影響が大きかったからだと思います。 それ以前は、お気に入りアーチストの音を聴くにはレコードを買うか(またはレンタルするか)、ラジオでエアチェックするくらいしか手段がありませんでしたが、MTVの登場によってアーチストが演奏して唄う姿を映像で見ることができるようになり、今まで声だけしか知らなかったアーチスト達がほんの少し身近に感じられるようになったのです。 日本ではベストヒットUSAやポッパーズがMTV的役割をしてくれました。 その映像手段(MTV)を上手く利用して大成功を収めたのがイギリスのアーチスト達でした。 アメリカのアーチスト達は少し出遅れてしまいました。

数あるミュージックビデオの中でも特に気に入っていた作品です。
ややミーハーっぽいリストになってしまいましたが、曲、映像共大好きなものばかりです。

Do You Really Want To Hurt Me? :Culture Club
Boys Of Summer :Don Henley
With Or Without You :U2
Addicted To Love :Robert Palmer
Take On Me :A-Ha
These Dreams :Heart
Never Gonna Give You Up :Rick Astley
Thriller :Michael Jackson
Eat It :"Weird Al" Yankovic
Oh Sherrie :Steve Perry
Need You Tonight: INXS

カルチャークラブの「君は完璧さ」。 ボーイジョージの妖しい美しさにくらくらしたものです。この後も順調にヒットを飛ばしていましたが、顔がほっそりしていたこの時が一番キレイだったように思います。 だんだん肉付きがよくなって太めになってくると「顔がデカイ」 などと言われるようになってしまいました^^;。

ドン ヘンリー「ボーイズ オブ サマー」。 これはちょっとした短編映画のような映像で、カラーではなく白黒の映像でした。 ドン ヘンリーがソロになってからの代表曲だと思います。 8歳くらいの少年が無表情で懸命にドラムをたたくシーンや、恋人達が海岸を走るシーンがとっても美しかったです。

U2の「ウィズ オア ウィズアウト ユー」。 わたしの80年代ナンバー1ソングです。これは女性の上半身がスローモーションで映し出されていき(ちょっと記憶に自信がないのですが)、ところどころでボノの映像が加わっていました。 全然いやらしいシーンなどないのですが、とっても色っぽい映像でした。 確かこの年の最もセクシーな男性にボノが選ばれたような気がするのですが。。

ロバート パーマーの「アディクテッド トゥ ラブ」。アジジラブと一緒に唄っていました(恥)。 この時は「なんて素敵なおじさま」だと思っていましたが、この時の彼の年齢は今のわたしの年齢なのです。。。 スーツ姿で唄っているロバート パーマー渋くてカッコよかったです。 この曲を聴いていると自分がいいオンナになったような気分になりました。

アーハーの「テイク オン ミー」。どうってことない映像なのですが、なぜか大好きなのです。 アーハーのボーカルも特にハンサムじゃないし、ウェイトレスの女の子も可愛くないのに、最後に必ずほろりときてしまいます。 劇画風の映像がすごく新鮮でした。

ハートの「ジーズ ドリームズ」。 アンとナンシーの美人姉妹が妖精のようなコスチュームを身につけ、曲もそうなのですが、映像もとっても幻想的で美しかったです。 ハードロック系の女性は男勝り、または個性的な人が多く、アン・ナンシー姉妹のように美人と呼べる人はあまりいませんでした。 しかし最近のアンは随分太ってしまいおばさんっぽくなってしまって。 昔の面影はどこへ。

洋楽界で一番のハンサム、リック アストリー「ネバー ゴナ ギブ ユー アップ」。 西川きよし、ヘレン夫妻の息子に似ているような気もするのですが、清潔そうで、ハンサムなんだけど親しみすい感じが大好きでした。 わたしと同学年というところ(リック昭和41年2月生まれ)が嬉しかったですね。 この曲の映像もどうってことない地味な映像なのですが、甘い顔に似合わないような太い声で熱唱する姿がまぶしかったです。 あのあえて80年代ぽくしていないクラッシックな髪型が高ポイントでした。

マイケル ジャクソンの「スリラー」。 同名タイトルのアルバムも世界中で大ヒット。 またこのアルバムの中からも多くのスマッシュヒットを出しました。 「ビリー ジーン」「ビート イット」も80年代を代表する映像なのですが、やはりここは「スリラー」でしょう。 ゾンビがダンスするシーンは圧巻でした。 最後マイケルが後を振り返ると猫目になるオチが憎い演出だなあと思いました。

アル ヤンコビックの「イート イット」。 マイケルの「ビート イット」のパロディです。 最初から最後まで忠実にオリジナルをパロッているところが大受けでした。 わたしも初めて見た時はあまりのおかしさ&馬鹿馬鹿しさにに涙がでるほど大笑いして、飲んでいたお茶が鼻から出てくる始末。 オリジナルではナイフで決闘しますが、ここではフォークだったような。。。

スティーブ ペリーの「オー シェリー」。 これもなんてことはない映像なのですが、シェリーの女性がチャーリーズ エンジェルに出演していたシェリル ラッドのようでとても可愛かったです。 白いノースリーブのドレスが印象に残っています。 確か、この映像の女性は実際にスティーブ ペリーの恋人だったと聞きました。

インエクセスの「ニージュー トゥナイト」。 今は亡きマイケルがとてもハンサムに映っている映像です。 アメリカでもない、イギリスでもないサウンドが魅力でした。 単語の書かれたパネルを1枚1枚めくっていく「Mediate」の映像のセンスが良かったなあ。 マイケルがジョン レノン風の丸眼鏡サングラスをかけていて、ちょっと知的な感じで非常にCoolでした^^。



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