懐かしのあの匂い
蚊取り線香、その他
これらの匂い、物体は夏、それも自分が小学校の頃を思い出します。
ある夏の日の出来事。
蚊取り線香を焚いた側でスイカを食べる。 テレビではプロ野球のナイトゲーム。 父は枝豆を食べながらビールを飲んでいる。 タバコはセブンスター。 蚊にさされたらキンカンを塗ってふーと息をかけたりする。 お風呂から 上がった弟。 バスクリンを入れたエメラルド色したお湯。 弟の身体からはほんのりバスクリンの匂いが。 そのあとあせも予防にシッカロールをパンパンはたかれる。 鼻の頭のあせもがひどいので白いペンキのようなちんく油もつける。 おばーちゃんは暑いのか風呂上がり後、いつまでも上半身裸。 汗がひいた後は背中にトクホンを貼っていた。
台所へ行って冷蔵庫を開ける。冷蔵庫の側にらっきょう漬けが置いてあって臭い。 夏ばて防止予防に良いらしいのだが、どうも苦手だ。 うちの家族はわたし以外みんならっきょう漬けが大好きで毎朝食べている。 しかし食べ過ぎるとオナラが出やすくなるようだ。 寝る前に冷たいカルピスを1杯。 今日は白カルピスでなくお中元でもらったオレンジカルピスを飲む。 ボトルの包みの紙にベルマークがついているから忘れずに取っておかなければ。 凍らせてシャーベットにしても美味しい。 おばーちゃんは自家製梅酒に氷を入れて飲む。 母は好物の赤城時雨。 BGMは山口百恵の「ひと夏の経験」もしくは桜田淳子の「17の夏」。
テレビの上には友人からゆずってもらった鈴虫を入れたケースが置いてある。 早朝トイレに起きると奇麗な音色が聞えていた。 赤い部分を少し残したスイカを中に入れてあげる。 外にはカブトムシも。 カブトムシにはキュウリ、ナスを入れてあげる。 そろそろ寝る時間。 弟はライオン子供歯磨きで歯を磨く。 わたしは「白い歯っていいな」のホワイト&ホワイト。 母はゴキブリホイホイのハウスにチューブ入りの薬を塗り付けている。 夏はゴキブリが多くて困るが、仕掛けたホイホイにごきぶりがたくさん入っていると嬉しいらしい。
「噂のチャンネル」が見たかったが子供には良くないからと見せてもらえず。 同様の理由で「時間ですよ」も見せてもらえなかった。 しかたなくマンガ「ど根性カエル」や「天才バカボン」の単行本を布団の中で読む。 しかし昼間見た「あなたの知らない世界」の再現ドラマを思い出してしまってなかなか寝付けず。 明日もラジオ体操だ。 今のところカードに判子が全部押してあるので寝坊して遅れないようにしなくては。 その後は消毒薬臭い学校のプールもあるし。
メンソレータム
わたしが高校生の時、メンソレータムが流行りました。 類似品もありますが、カワイイ看護婦さんの絵が描いてあるモノです。 わたしが使用していた理由は唇の荒れを防ぐためでした。 雑誌an anでもタレントが愛用しているコスメでよく紹介されていました。 平べったい丸い容器が可愛くて、携帯するのも小型で便利だったのです。 しかしメンソレータムはそれ以外の目的でも使用していました。 ある時期になると一気に量が減る時があったのです。
それは試験で徹夜(一夜漬け)をしていた時でした。 普段からしっかり勉強をしていればこんな苦しい目に合わなくてすんだものでしたが、直前にならないとエンジンがかからないしょうもない性格のため試験3日前くらいから寝ないで勉強していました。 オールナイトニッポンを聴きながら勉強していても、時折深い睡魔に襲われることもたびたびありました。 そんな時は目の周りにメンソレータムをベタベタに塗りまくって眠気を覚ますのです。 最初は目のまわりがすーっとして目が覚めたような気分になるのですが、しばらくするとまた睡魔が襲ってきてメンソレータムを再び目の周りに。。。 これを何度も何度も繰返していると目の周りが途方もなくベタベタになってしまい、その挙げ句顔がギラギラとすごい事になってしまいました。 寝ぼけてうっかり目をこすったら目の中にメンソレータムが入ってしまってさあ大変。 またそのべとついた手で消しゴムを触ってしまい、字を消そうとしたらノートが汚れてしまったことも。。。 なのでメンソレータムにはろくな思い出がないのです。
鼻が詰まった時には、鼻の下にメンソレータムを薄く塗る、それでも駄目ならメンソレータムを鼻の穴の中に塗り込むと鼻の通りが良くなると信じていました。 一時的にすーっとしましたが、あまり効果はありませんでした。 同様の方法で香港土産のタイガーバームで試したこともあります。
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