あの時流行った(変な)モノ
わたしがこの世に生を受けてからいろんなモノが流行しましたが、今思うとバカみたいだったなあ〜、変だったなあ、ああそう言えば懐かしいなあ、と思うモノが結構あるのです。 わたしが中学生までのモノではこんなモノが流行りました。
幼少ー小学生時代
1、ライダースナック
2、アメリカンクラッカー
3、アメリカンヨーヨー
4、シーモンキー&マリモ
5、紅茶キノコ
1のライダースナックは、おまけのカード欲しさにメインのライダースナックをドブ(!)に捨てる子供が日本全国で続出し、大きな社会問題にもなりました。 わたしの住んでいるところでもドブに捨てられた大量のライダースナックをあちこちで目撃したものです。 しかしこのスナック、かっぱえびせんのように美味しくなかったので捨てちゃうのもしょうがないかな。。と子供心に思いました。
2は、けんだまのような2つの丸い玉が紐にぶらさがったどってことない玩具でしたが、若者や子供のあいだで大流行したもののアタマやオデコにぶつけて怪我する子供が続出し、危険玩具に認定(?)されてしまうやいなや、その人気も一気に急降下してしまいました。 わたしも一つ持っていましたが、お兄さんらがやるような大車輪などできるわけがなく、振り子のように2つの玉をカーンカーンとぶつけることしかできませんでした。
3のアメリカンヨーヨーはわたしはそれほどはまりませんでしたが、3歳下の弟が夢中になっていました。 わたしも一応マイヨーヨーを持っていたのですが、生まれつき手先が不器用なため、初心者向けの「犬の散歩」もできずそのまま挫折してしまいました。 また本場(?)アメリカから「名人」と呼ばれる人が多数来日し、日本全国のスーパー(笑)や百貨店などでその華麗な技を子ども達の前で披露してくれました。 うちの方では「べニースーパー」によく来ていたようです^^;。
4のシーモンキーは男の子のあいだで流行しました。 わたしは持っていませんでしたが、近所の男の子が育てていたのでよく見せてもらいました。 マリモはワンカップ大関のような瓶にサッカーチョコボール大のマリモが入っていました。
5、紅茶キノコは今でもよくわからないシロモノです。 健康オタクやお年寄りのいる家庭で流行したようです。 うちでは祖母の部屋にありまして、紅茶の入った瓶にくらげのような紅茶キノコがなんともグロテスクで気味が悪いものに見えました。 祖母はその液体を薄めて飲んでいたようでしたが、祖母以外はだれも気持ち悪がって口にしませんでした(><)。
中学生時代
1、ルービックキューブ
2、ウィンドブレーカー&ジャージー
3、ベビースターカップラーメン
4、インベーダーゲーム
5、オーバーオール、カーペンター
1のルービックキューブは類似品も出回るほど大流行しました。 わたしは当時中3か中2だったと思うのですが、休み時間はもちろん授業中もルービックキューブをくるくる動かして各面の色を合わせるのに夢中になったものです。 わたしは一面はクリアできたものの、その他の面の色合わせがどうしてもできませんでした。 我が家でも家族全員夢中になりましたが、一番無心で色合わせに集中できたのがトイレの中でした。
2ですが、これはうちの方(大田区)だけかもしれません。 普段着にジャージーを着るのが流行ったのです^^;。 色は渋めの赤や黒が人気で、中に薄手のハイネックを合わせるパターンが多かったです。 主にちょっと不良系から本当に不良の人達が好んで着ていましたが、わたしも黒地に赤いラインが入ったジャージーを持っていました。 ウィンドブレーカーはジャージーの上に羽織りました。 不良の人(女子)はウィンドブレーカーではなく、赤や紫などの腰まである丈の長いロングカーデガンを好んでいたようです。
3、駄菓子屋でお馴染みのベビースターラーメンがカップ麺になったものです。 これは部活仲間の間で流行し、練習の後に駄菓子屋さんでお湯をもらって食べていました。 k田にサーティワンアイスクリームのお店ができたのもちょうどこの頃でした。 初めてブルーベリーチーズケーキを食べた時は、幼い頃初めてマクドナルドのハンバーガーを食べた時以来の衝撃&感激でした。
4のインベーダーゲーム、これも大ブーム、社会現象になりました。 子供や学生はもちろんサラリーマンまでも夢中にさせたゲームです。 流行当時はゲームセンターに行けば必ず一台はありました。 わたしの友人Kさんは、学校の机にインベーダーゲームの図を書いて一人シュミレーションをしていました。 クラゲのような物体を一つ一つ打って得点を増やしていくのですが、最初は余裕でもクラゲの列が少なくなってくるにつれてクラゲの動きが速くなったり、上から爆弾のようなモノが落ちてきて、あれやこれやと言う前に陥落してしまうパターンが多かったです。 今ではほとんどこのゲームはみかけませんが、温泉宿などに置いてあることもあります。
5はジーンズのことです。 オーバーオールは女子のあいだで大流行しました。 トレーナーやチェック柄のシャツで合わせると可愛かったです。 一年中、季節に関係なく着られましたが、やはり夏は暑く感じました。 しかし一番の難点はトイレでした。 洋式のトイレなら上部のボタンを外しそのまま下へ降ろせば良いのですが、和式ですと十分に注意しないと胸部分にあるポケットに入れて置いた中身が便器に落ちてしまったり、肩紐がトイレの水についてしまうアクシデントが発生しました。 カーペンターはルースなジーンズで脚全体の部分にたくさんポケットがついているジーンズです。 色は濃いブルーでなく薄い水色タイプのモノが人気でした。 これもまたジャージーと同じく、不良系の人に人気のスタイルで、冬はハイネックシャツにカーペンター、ロングカーデガン、夏は開襟バックプリントシャツにカーペンターのスタイルが最高にイケテいたように思います。 わたしもトライしてみたかったのですが、そのようなスタイルは親に禁止されていたので実行できませんでした(涙)。
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