100円ショップ
里帰りしたら絶対に行きたい場所の一つが100円ショップでした。 実家のそばにある100円ショップは、元々マルエツ(ダイエー系列のスーパー)だった4階建ての建物を使用しています。 そのうちの1階から3階までが100円ショップとして使われており、ちょっと自慢出来てしまうくらい規模が大きくて、品揃えも豊富なんですよ。 1階には文房具、コスメ、衣料品、2階にはインテリア雑貨、生活用品雑貨、瀬戸物、CD&文庫、3階はおもちゃ、食料品、DIY製品、園芸製品、とまるで100円商品の総合デパートのようになっているのです。
地元の文房具店、金物店には強敵な存在の100円ショップですが、昔の安かろう悪かろうのイメージは全くなくて、商品の品質も全く問題ないものがほとんどです。 これで100円?と思うものもありますが、それ以上にこれが100円!?と感激してしまうものも多かったです。 今回の里帰りでは、帰国直前まで100円ショップに通い詰めていました。 ラーメンどんぶり、お茶碗、湯飲みなど、こちらでは入手するのが難しいものを大量に買って帰りたかったのですが、それらは全て割れ物なので泣く泣く断念しました。 それでも里帰り中は、自分専用のマグカップを買いました。 3、4年前だったらデザインは100円らしくお粗末なものが多かったんですが、今回はお洒落で可愛いデザインのものが豊富にありました。 わたしが買ったものは、白い洋なし型のマグカップで、表面に可愛い小さい絵が描かれているものでした。
今や100円ショップでも文庫本やCDを扱う時代になったんですね。 便利なミニ辞典は以前からありましたが、今回行って驚いたのはマンガ本もあったことです。 左上のマンガ本は、昔少女コミックで連載されていた「つらいぜ! ボクちゃん」全6巻です。 わたしはこの作品の単行本を持っていましたが、知らない間に行方不明になってしまって、もう何年(何十年)も読んでいませんでした。 なので、今回100円ショップでこの作品を発見した時は本当に嬉しかったです。 その他にはいがらしゆみこ、里中満智子、森園みるく、らの作品がありました。 しかしこれらはアダルト向け作品のようで、わたしには今一つでした。 懐かしい作品では志賀公江の「スマッシュをきめろ」もありました。 その他には小説ハーレクインロマンスが大量にありました。 ミステリー小説も確かあったと思います。 ブックオフのような古本屋でも100円で買える文庫本がたくさんありますが、なぜか100円ショップだとお得!!と感じてしまうんですよね。
今回はCDは買いませんでした。 しかし今頃になって、あの時まとめ買いしておけばよかったと大後悔しています。 ムード音楽、映画音楽、親しみやすいクラッシックオーケストラ、年代別懐メロ、世界の民謡、童謡、など本当にいろいろありました。 くだらないマニキュアをたくさん買う代わりに、これらのCDを買っておくべきだった。。と悔やまれてしかたありません。 噂によりますと、あちこちのダイソー店では60年代ソングを収録したCDが売り切れ状態なのだそうですよ。
右の画像は、わたしが買った「ダイソーミニ辞典シリーズ」のものです。 日頃から日本語の乱れ、使い方の間違いに悩んでいたわたしですが、たまたまこんなミニ辞典があったので買ってみました。 「手紙の書き方事典」は、例文も豊富で、それらを読むのも楽しいです。 さまざまな状況での手紙の書き方が紹介されているわけですが、「縁談を断る」「借金を断る」「借金の返済を催促する」など、なるほどなあ、こうやって書くのか、と関心しながら読みました。 こういうパターンのものは書く機会もありませんが(笑)。 両親は「トラベル英会話」「和英辞典」を持っています。 なかなか良くできていて、読みながら「あっこれは使えるぞ」なんて思ってしまいました^^;。 「ことわざ事典」の方は巻末に英語のことわざがアルファベット順に紹介されています。 お馴染みのものが多いですが、Marriage is a lottery.(結婚は宝くじのようなものである=縁は異なもの味なもの)のように書かれています。
「100円ショップの法則」とでもいうのでしょうか。 なぜかここへ来ると1000円は使ってしまうのです^^;。 買い物かごに商品が一つ二つだけだとなんとなく淋しく感じて、つい1000円分くらい入れてしまうのです。 その心理は、せっかく来たんだからもう一個くらいいいかな。。というような感じです。 アメリカにも似たような1ダラーショップがありますが、わたしの実家そばの100円ショップに比べると、雲泥万里(四字熟語辞典より)と言えるでしょう。
最後の画像は1階の文房具コーナーで見つけたペンケース兼小物入れです。 ペンケースの絵がちょっと不鮮明で見難くなってしまいましたが、これはフランスの画家ペイネのデザインです。 わたしはペイネの絵が好きでしたが、なかなかその絵がついている雑貨や小物には巡り合ったことはありませんでした。 今回の里帰りで2種類のペンケースを発見した時は嬉しかったです。 愛の国フランスらしい絵ですよね。
日本滞在記TOPへ
HOMEへ戻る