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真実(T)・正義(J)・平和(P)の「人間の盾」アクション

ケン・ニコルズ・オキーフという“元”アメリカ人が、ネット上で「イラクに人間の楯になりに行こう!」とボランティアを募 集しました。「何百人、何千人の人間がイラクに“移住”すればきっと攻撃を止められる!」と言って。

 南カリフォルニア出身のケンは、若くして海兵隊に入り、湾岸戦争で戦いました。
 その後ハワイに移り住み、ダイビングを教えつつ自然保護を訴え、 アメリカがハワイとその原住民にしたことやその他の問題で、自分の国にウンザリした彼は、数年前に国籍を放棄してしまいました。今33歳くらいです。
 湾岸戦争時にジョージ・ブッシュ(パパの方)が米兵をモルモットにしたことに対す る怒りも抱えています。自分が「殺戮」に手を貸したことに対する罪悪感も感じていて、今回の「人間の楯作 戦」もそのときのつぐないでもある、と述べています。

これは、ケンが呼びかけを開始してからの反響について連絡してきたメールです。



 なんといったらいいのか、僕はまったく勇気づけられました。たった3週間 前、僕と友人のクリスが、すべての理性的な限界を超えて行動せざるを 得なくなったのは、アメリカ政府が合法的手段を得ずに、世界中のどこの 誰でも殺害する権利があると発表し、攻撃されれば核兵器の使用を辞さ ないことを再確認したからです。こうなったら、イラクへいって、一番最近 の犠牲者たちとともにそこに立つしかない、と覚悟を決めました。他に誰 も一緒に行く人がいなくても、二人で行くと決めたのです。が、実際はそう ならなかった。

TJP「人間の盾」アクションが今どうなっているかというと・・・。

 この短期間の間でおこった反応は、驚くべきことです。僕は今日、BBCと CNNとロイターとトルコのNTV、そして世界各国のメディアからインタビ ューを受けました。僕たちはプレスリリースなんてどこにも送っていないん です。この取材集中の現象は、すべてインディメディアに投稿したことか ら起こりました。
http://www.indymedia.org
このことは、世界中のこれを読んでいる活動家たちが知るべきことでしょう。

 トルコのテレビのインタビューは20分間に渡り放映され、彼らは番組放 映後わざわざ僕に電話をしてきて、局に問合せの電話が殺到しているこ とを教えてくれました。おかげで、トルコにコンタクトがたくさんできました。 そのすべてを訪問することは今となっては不可能ですが。

 現時点ではすべての問合せに自分で答えることも不可能になってきまし たが、それでも大丈夫です。というのも、今僕は「戦争を止める」という目 的にコミットした素晴らしい人々に囲まれているからです。彼らは、僕が かつてハワイでダイビング・インストラクターとして雇ったいかなる人より、 決意が固い。本当に勇気がわいてきます。

 先週はパシフィカラジオに出演したのですが、その後たくさんの人々から 素晴らしいメールを受け取り、オンラインで寄付をしてくれる人まで現 れたのです。なんともう500ドル以上集まっています。 寄付はこちらからできます。 http://www.uksociety.org/

 現在集まっているボランティアは、アメリカ、カナダ、オランダ、イギリス、 アイルランド、フランス、デンマーク、トルコ、ニュージーランド、オースト ラリア、スイス、そしてハワイから僕!
まだ始まったばかりだというのに。

 僕たちの行動には世界の4つの撮影隊が同行取材し、BBCワールドは イラクまでの旅とその後の行動記録のために機材一式を貸してくれまし た。もしあなたがヨーロッパにいるのなら、BBCのインタビューで僕たち のことを見ることができます。

 これを読んでいるすべての人に、このアクションのサポートを呼びかけま す。 あなたのできるやり方で、サポートしてください。誰にでもできることがあ ります。

Aloha and peace, 

ケン・ニコルズ・オキーフ  

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