また、停戦委員会のページを閉じると、青地もしくは黒地のウインドウが出ますが、 これはサーバであるgeocityが入れている、インターネットウォッシャーの広告 です。広告全面がクリックできるようになっており、クリックするとインスト ール画面になってしまいますので、気をつけて×の部分をクリックして消してくださ い。広告内容に書かれていることは、宣伝文句です。不安になられるようなこと が起きたわけではありません。ご安心ください。 もし、間違ってインストールしてしまった場合は、 こちらをご覧ください。ご不便をおかけして申し訳ありません。 |
劣化ウラン弾でイラク人を将来まで苦しめる「イラク解放戦争」を支持しますか?それらを放置したままの自衛隊「人道支援」を支持しますか?
![]() 2003年10月に、13日間にわたってイラクを調査して回っていた、ウラニウム医療研究センター(UMRC)の現地調査団の団員二人が劣化ウラン に汚染されていることが判明しました。この団員の劣化ウラン汚染は、空中に浮遊するウラニウムの微粒子を吸入したことが原因と思われるそうです。 UMRCと協力関係にあるドイツの研究所が、質量分析法で二人の尿を検査して確認したそうです。 全文 <重要> イラクでのウラニウム汚染に関する警告 2004年2月6日 原文(英文)
Warning of Uranium Contamination Risks to NGO Staff,
Coalition Forces, Foreign Contract Personnel and Civilians in Iraq. 「劣化ウランは、直接摂取しない限り人体に対する被害を与えない」と石破防衛庁長官は国会で繰り返し答弁していましたが、 こんなに短い滞在でも体内に摂取してしまうということがわかったのですから、なんらかの対策をとらなければならないはずです。 ガン・白血病・新生児の先天性異常が急増 劣化ウランの放射線は、ガンや白血病、新生児の先天性異常を引き起こします。 これらは、劣化ウランが体内に入って時間がたってから現れます。 今回投下された劣化ウラン弾の被害が現れるのはこれからです。しかし、湾岸戦争時の劣化ウラン弾の被害から、それを予測することができます。 | ||||
新しいタイプの先天性異常――イラクからジャミーラ高橋氏の報告 2002年3月(抜粋) バスラ産科小児科病院 昨年アメリカのグループと一緒に訪ね、無残な新生児の写真の展示にいたたまれなかったが、 今回院長はさらに克明な自分用の写真ブックを広げて見せてくれた。新タイプの奇形児は、頭がついていないで生まれている。 医師の現場でしか撮れない新生児奇形を並べた写真帖をお借りして、デジカメに収めてきた。 人の生命を宿しそうもない肉の塊。それでも生きて生まれて来たのだ。何と罪深いことか。 | ||||
頭がついていないなどの、これまでにない先天性異常のひとつひとつの症例が、劣化ウランによるものかどうかは、まだ検証されていません。 しかし、 ハンブルグ国際会議での科学者声明が指摘したように、疫学的・細胞生物学的・理論的な証拠により、それらの増加の原 因が劣化ウランであることは明らかです。 ハンブルグ国際会議 イラク、アフガニスタン、日本、合衆国、フランス、ドイツ、スイス、ベルギー、オランダ、オーストリアなど20カ国から、科学者、医療専門家、独立系研究者、 国際法専門家、軍事専門家、核兵器実験密告者、アフガニスタン国際戦争犯罪法廷訴追者、帰還兵とその家族、市民、非政府組織、平和活動や反グローバリゼイション活動家など200名 以上が参加して、2003年10月に行われた。 | ||||
子どもたちにガン・白血病 91年の湾岸戦争前と比べ、子どもたちのがん罹(り)患数は3〜4倍に増加した。特に94年ごろから、 白血病を中心に増え始め、今もその傾向は変わらない。白血病は15歳以下の子どもたちの間で、がん発症の4割以上を占め、二番目に多いリンパ腫(しゅ)の2倍余にも達する。 中国新聞 劣化ウラン弾被害特集より抜粋 (文中の「今」は2000年)
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劣化ウランにかんする医療分野での論文を医療問題研究会がまとめています ◎調査方法と検索結果 検索した医療用データベース:PubMed 医学用文献検索データベース Medline(米国)を無料で開放したもの. 検索用キーワード: "depleted uranium" ヒット数:2003年4月段階で136件. ヒットした文献の中からabstract(抄録)を入手できたものについて,その内容を翻訳し,1. 動物実験・実験室内研究に関するもの,2. 環境に関するもの, 3. 人体への影響に関するもの,と思われる3種の文献を選択した.選択した文献は図書館を通じて取り寄せる手配をした.本研究はその文献群のまとめである. 医療問題研究会 | ||||
米・英・カナダ兵士にも被害 湾岸戦争に従事した兵士たちにも、被害が現れています。 | ||||
「湾岸戦争症候群」の米兵たち 昨年七月までに、湾岸戦争に参加した退役米軍人五十七万九千人のうち、二十五万一千人(約四三%)が退役軍人省に治療を求め、十八万二千人(約三一%)が病気や傷害に伴う 「疾病・障害」補償を請求した。病名は白血病、肺がん、腎臓(じんぞう)や肝臓の慢性疾患、気管支障害、慢性的けん怠感、皮膚斑点(はんてん)、関節痛などである。 これまでに少なくとも九千六百人以上が亡くなり、湾岸戦争後に生まれた彼らの子どもたちの間には、先天性障害を抱えた子も多い。また、同じ症状は湾岸戦争参加の英国兵にも表れている。 中国新聞 劣化ウラン弾被害特集より抜粋 (文中の「昨年」は、1999年)
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カナダ軍兵士の死因(抜粋・要約) カナダ軍のテリー・ライオドン隊長が1999年に死んだ時、彼の遺体はドラコビッチ博士の保護の下に劣化ウランについての研究のために“収穫”されました。湾岸戦争への従軍に よるものであったテリーの病気は破壊的なもので、彼をモルヒネ、おむつ、車椅子にたよる子供のようにしてしまいました。 彼はまた、灼熱精液症候群の臨床診断を受けていました。 州の検死による公式の死因は「湾岸戦争症候群(Gulf War Syndrome)」という陳腐な説明でした。 彼の死に関連した要因が、2000年2月7日に発表されました。顕著なレベルなどという程度を超えた高レベルの劣化ウランが骨のサンプル内に確認された時のことです。 今、テリーの脳、頭蓋骨、肝臓および様々な種類の器官は、再びドラコビッチ博士によって分析されています。テリーの身体は科学に対し語るべきことをまだまだ多く持っています。 ドラコビッチ博士と彼のスタッフがテリーの未亡人としての私に対して示していただいた親切を私は感謝します。私たちは再び研究の道を歩んでいるのです。 | ||||
連邦病院・核医学医師の証言(抜粋・要約) 1991年当時、連邦病院の核医学クリニックに勤務していた私は、第1次湾岸戦争帰還兵の診断を依頼され、放射能汚染を受けていることを 見出した。 帰還兵の尿分析において自然界のウランとは異なる劣化ウランを検出した事実を国際会議で発表した時には、政府高官はパニックに陥った。 そして被曝10年後にも劣化ウランで汚染されていることを示す事実をさまざまな国際会議で発表すると、それに携わった研究者は私も含めて職を解かれた。 病気になった帰還兵の14サンプルは全員劣化ウランの陽性反応が出ていた。これに対して政府が異を唱えて いるがまったくのウソであることははっきりしている。症状が出なかった帰還兵の11サンプルとは明確に違っていた。 2つの論文で発表したが、汚染された人の肺には膨大な量の劣化ウランが検出され、それは最大許容量の何倍もの量であった。 | ||||
今回も大量の劣化ウラン弾が投下された 今回のイラク攻撃で、米英軍は推定500トン 以上の劣化ウラン弾を使用しました。米政府は使用量や場所の情報を公開していませんし、日本の報道も、サマワの治安状態は報道しても 劣化ウラン汚染については殆ど何も触れません。しかし、すでに国連が、劣化ウランが使われたことを確認しています。 | ||||
国連の報告書(抜粋) 米国防総省と英国防省は、米国および英国の連合軍が2003年のイラク戦争でも劣化ウランでできた弾薬を使ったことを認めました。 例えば、英国のチャレンジャー戦車は1.9トンの劣化ウラン弾を使いましたが、それは1991年の湾岸戦争で英国兵が使った量の約2倍です。 米国が航空作戦、戦車戦闘、地上作戦でどのくらいの劣化ウランを使ったのかは未だにわかりません。エイブラムス戦車(M1A1、M1A2)、 ブラッドレー戦闘車両(M2)、そして軽装甲車(LAV-25)などふつう劣化ウラン弾を携行している車両が戦闘に関わっていました。 人々は一般に、DU(劣化ウラン)にさらされるリスクについて認識していないことが明らかです。早急に潜在 的なリスクの認識を高め、防護策を取る必要があります。その中には危険標識を立て汚染 地区や保管場所へのアクセスを制限することが含まれます。 | ||||
自衛隊が派遣されるサマワの劣化ウラン弾情報はこちら 劣化ウラン弾の特徴――計器は反応しなくても被曝 劣化ウラン弾は激しく燃焼し、ウランが微粉末となって環境にひろくばらまかれます。 しかしそれから出る放射線(アルファ線)は微弱で、ものを突き抜ける性質も殆どないので、線量計を向けても反応しません(ガンマ線もわずかに出るので、弾痕などに近づければそれが計測されます)。 劣化ウランによる被曝は、環境にあるウランの微粉末から出る放射線が身体に当たっておこるのではなくて、 ウラン微粉末そのものを肺から取り込んでしまうことによっておこります。それは身体の各部位に蓄積し、長期間に渡って体内で放射線を出し続けその臓器にダメージを与えます。 またウランは化学的毒性も強く、腎臓障害を起こすと言われています。 | ||||
劣化ウランU238は放射能半減期45億年ともいわれ気の遠くなる程の時間、α線を放射しつづける。α線は透過度が小さく、紙一枚程度とされていて、(中略)
透過度の低さに逆比例して、その部に壊滅的な打撃を与える。 (米)軍と契約関係にある化学応用国際社が90年7月に出した報告書にも、その危険性が明確に述べられている。 劣化ウランを「低レベルのアルファ放射線放出物質」とした上で「体内被曝の時はがんと関連し、化学的毒性は腎臓(じんぞう)損傷の原因となる」 と記述。「兵士が戦場で煙霧状の劣化ウランにさらされると、物質が持つ放射線や化学的毒性の潜在的な影響を強く受ける恐れがある」と 警告する。 中国新聞 劣化ウラン弾の影響より抜粋
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今回のイラク攻撃でも米軍兵士に被害がでている | ||||
イラクの米軍兵士に謎の病気がつきまとう(抜粋・要約) 7月17日付のサウジアラビアのアル−ワタン紙は、匿名の情報源の発言を引用し、バグダッド空港周辺に配置された米軍兵士の間で、謎の発熱、かゆみ、 皮膚にできる傷と茶褐色の斑点といった症状を見せ始めたと報じた。これらの症状を見せた3人の兵士が、イラクの病院では治療を施すことができなかった ので、ワシントンで薬物療法を受けるために空輸され、事実を大衆から隠すために、米当局者によって報道管制が引かれているという。 米軍当局者は、症状に対して説明を思いつかなかった。しかしNATOの専門家は、バグダッド空港を防衛するために配備された共和国防衛隊に対して使 われた、B2爆撃機の誘導爆弾による強力な放射線に被曝した結果と信じている。 NATOの専門家がイラクの放射性物質による汚染を測定した結果、次の世代にまで被害をもたらすかもしれない、人間と環境に対し破壊的な影響を与え る汚染水準にあることを確認したという。 | ||||
サマワでみつかった劣化ウラン弾情報 (1)サマワ中心部からユーフラテス川下流1キロ地点 フォトジャーナリスト森住卓氏 共同通信 (2)サマワ中心部から約2キロ地点 旧食肉解体場 ![]() (3)530人のこどもが通う学校の敷地内 布施祐仁氏 (4)米軍とイラク人との銃撃戦で使われた | ||||
劣化ウラン弾はこの戦闘でも広範囲に使用された。戦場に広く配布された文書で、第三歩兵師団第七騎兵隊所属の一等軍曹クーパーは、サマーワとナジャフへの進撃途
中に兵器システム、特に25ミリと7.62ミリの劣化ウラン弾が、その能力を十分に発揮したと報告している。 インターネット上に公表されている、若い兵士が実家の両親に宛てた戦場報告が、特に研究者にとって重要だった。E.ペネルはサマーワの町で7人のイラク兵に遭遇 した際、第一歩兵大隊第41連隊所属のブラッドレー装甲車の乗員がどのような方法で25ミリ劣化ウラン弾を発射したかを記述している。 上記文中の兵士の手紙(英文) (該当箇所は3月30日)
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(5)オランダ軍が劣化ウラニウム弾を発見 (抜粋・要約) | ||||
イラク南部のアル・ムサンナ州に駐留しているオランダ軍が直径30ミリメートルの劣化ウラニウム(DU)弾を発見した。
その銃弾は12月10日にアズ・サマワー[サマワ]の町のいわゆる「爆破の穴」の中で見つかった。 報告された直径から見て、銃弾はおそらく米軍が発射したものであろう。ファンデン・ベルグ氏によると、直径30ミリメートルのDU弾がイラクで使用されたのは、 アメリカ軍のアパッチ・ヘリコプターとアメリカ軍のA−10「ウォートホッグ[イボイノシシ]」ジェット機だけであった。 今年始めに発表されたこの問題についてのRISQの報告書が確認したように、直径30ミリメートルのDU兵器はアズ・サマワーへの航空機攻撃の際に、1998年 と、もっと最近では「イラクの自由作戦」の時に発射された。その結果、「この地域にはもっと多くのDUの発生源が発見される可能性が非常に高い。」とヴァンデン・ベ ルグ氏は結論づけている。 | ||||
自衛隊員に対する劣化ウラン対策は 対策は何もない しかし防衛庁は、派遣される自衛隊員を守るための劣化ウラン対策を何一つ立てていません。 米軍の放射能兵器使用の罪を認めたくないばかりに、政府の責任で派遣する隊員の安全も確保しようとしないのはひどすぎます。 「派遣隊員の劣化ウラン弾対策は何もない」 断言した防衛庁 1月9日ピース・ラリー報告 派遣される自衛隊がどんなに武装しても、あるいはいわゆる法「整備」をして武器を自由に使用できるようにしても、 砂に混じり空気中に舞う劣化ウランの微粉末を防ぐことはできません。また、私たちが「気をつけて」「頑張って」と激励し、 どんなに快く送り出しても、自衛隊員の健康に責任を持つことはできません。 私たちにできる、自衛隊員の命や人権を尊重することとは、派遣の中止を実現させることではないでしょうか。 自衛隊をイラクに派遣しないよう、政府・マスコミ・世論に訴えましょう。 「線量計の携帯」はかえってよくない 「劣化ウラン弾の特徴」にも書いたように、劣化ウランの微粉末が含まれた土壌に線量計を向けても放射線は計れません。 ですから、線量計を携帯していってもなんの安全の目安にもなりません。それどころか、あとから症状が出てきても、 「線量計にはなにもでていなかった」と、従軍による劣化ウラン被曝を否定する根拠にされる可能性があります。 自衛隊員家族説明会 「放射能測定器を携行するので問題ない」 北海道新聞 2004年1月24日 | ||||
こんな調査報告にご注意 カナダ政府は200人の帰還兵を調査し、ウランの反応はなかったとしたが、そこで使われた分析方法 は「爪」と「髪の毛」を対象とするもので、検出されるはずのない間違った方法であった。アメリカも、 イギリスも同様だった。カナダ政府がこんな方法を採用したのは、大量破壊兵器を使うことに加担した ということを認めたくなかったからだ。 | ||||
本当の意味でのイラク復興を イラクの復興というなら、劣化ウランの除去作業が大前提です。それをしない「復興支援」は意味がありません。 水を浄化しても、劣化ウランを吸い込んでいるのならなんにもなりません。学校を復旧しても、子どもたちが何年も生きられないのでは何にもなりません。 表面的な「復興」のために自衛隊員を危険な目にあわせるのではなく、根本的に問題を解決するよう要請しましょう。 そして、白血病やガンの治療のノウハウを提供するなど、自衛隊を海外に送ることなく 日本にできる復興支援を追及すべきではないでしょうか。 とりあえずしたほうがいい・すぐにできること そんなに難しいことではありません。やる気になりさえすればできます。軍隊(自衛隊)でなくても。 以下は 劣化ウラン研究会 「劣化ウラン警告」より抜粋
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