秋になると葉っぱの落ちる木と緑の葉っぱをつけたままの木があるよね、白川郷はどっちの木が多いかな?

 植物の樹木は気候や高度による気温の変化、風土によって分布が異なることは知ってるね。分布する樹木の違いによって風土が変わり、文化も違ってくるんだ。
 縄文文化の遺跡からはクリやトチの実が出土(しゅつど)するね。クリやトチなどの落葉広葉樹林は東日本に多く、常緑樹(照葉樹林)は西日本に多いんだよ。建物の様式、食べ物などの暮らしの風土はその土地の文化になっているんだc白川郷は落葉広葉樹林の縄文東日本文化の故郷なんだ。
 落葉広葉樹:クリ、トチ、プナ、ナラ、ケヤキなど。
 常緑広葉樹(照葉樹林):カシ、シイ、ヤプツバキ、クスノキなど。


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