白川郷ではマンサクの木をどのように利用してきたかな? |
![]() マンサクは早春に黄色い花を咲かせる低木だよ。山に多い木で、白川郷では葉っぱの丸いマルバマンサクのことをネソと呼んでいて、合掌造りの小屋組をこのマンサクの生木(なまき)で縛るんだ。 生木だから乾燥して水分がなくなると縮むよね? だから乾燥すれば乾燥するだけよく締まるんだ。 折れにくくたわみやすいから物を縛(しば〉るのに便利なんだ。 雪で折れない粘り強い木の性質をうまく利用しているね。 だからマンサクは合家造りの建物に欠かせない重要な木なんだよ。 質問に戻る |