03年オープン戦情報


<個人成績(最終)>


Tウッズ:
紅白戦: 3試合 8打数 2安打 .250 1打点 1HR
OP戦:18試合 61打数16安打 .286 14打点 4HR 12三振 長打率.553

ホワイトサイド:
ストッパーとして6試合くらいに登板。ほとんど打たれなかった。自責点はゼロだったっけ?(成績詳細不明。というか資料がどっかいった・・・)

コックス:
膝の故障のため終盤の4試合くらいのみ出場。10打数2安打くらいだった。(成績詳細不明。というか資料がどっかいった・・・)



<Tウッズのヒットの方向>

左翼 3(本1二1単1)
左中 0
中堅 2(単2)
右中 1(本1)
右翼 4(本1二2単1)

不明・内野 3
*12日まで。
*当初は流し打ちが目立ったが、まんべんなく打つようになってきた。
*実戦ではないが、シート打撃で中堅スコアボード越えのホームランがあった。


<Tウッズの守備位置>

二月
12日紅白戦:一塁→ライト
17日紅白戦:DH→ライト
20日紅白戦:一塁
22日OP戦:一塁
23日OP戦:ライト→一塁
24日OP戦:ライト
28日OP戦:ライト→一塁
三月
02日OP戦:一塁
05日OP戦:一塁
08日OP戦:一塁
09日OP戦:ライト
11日OP戦:ライト
12日OP戦:一塁




03年オープン戦試合短評



第14戦以降については、資料がどっかいってしまったので、他のページを見てください・・・



<オープン戦第13戦(vs西武):新外国人全員集合!>

 15日のオープン戦にコックス・ウッズ・ホワイトサイドが出場した。新外国人選手が全員そろって試合に出場したのは初めて。

 コックスは4番DHで出場し3打数1安打1打点。6回1死満塁から石井貴のフォークボールにバットを折りながらも、中前に落とし、日本初ヒットと初打点を記録した。

コックス「うれしいが、本来の感覚には遠い」

 ウッズは5番ライトで出場。3打数無安打2三振。

 ホワイトサイドは5番手として登板し1回無安打1四球無失点。合計で4イニングしか投げていないが、依然オープン戦で点を取られていない。

 なお試合は8-3で敗れた。



<オープン戦第12戦(vsヤクルト):コックス4番DHでスタメン出場!>

 14日のオープン戦にコックスとウッズが出場した。

 一軍初出場のコックスは4番DHで出場し、3打数無安打1死球。。4回には死球で出場したが、代走を送られることなく(?)最後まで試合に出場した。

 ウッズは5番ライトで出場し、3打数無安打1四球だった。ウッズの連続試合安打は7でストップ。

 なお試合は4-2で敗れた。



<オープン戦第11戦(vs千葉ロッテ):>

 13日のオープン戦にホワイトサイドが登板。で出場。1回を投げ被安打1自責点0に抑えた。課題のクイックモーションでは、ボークを献上した。

 森コーチ「この時期で良かった。本人は『実戦になればできる』と言っていたが、これで実際はボークになると分かっただろう」

 また教育リーグの試合にコックスが4番DHで出場。試合を見てきた人の評によると、ヒットこそなかったものの、センターへの大飛球があったとのこと。


<オープン戦第10戦(vs千葉ロッテ):>

 12日のオープン戦にTウッズが5番一塁で出場。4打数2安打1三振だった。4回には盗塁を試みたが失敗



<オープン戦第9戦(vs阪神):コックス出場せず>

 11日のオープン戦にTウッズとホワイトサイドが出場した。注目のコックスの出場はなかった。

 ウッズは5番ライトで3打数1安打2三振。安打はショートへの内野安打。ウッズはこれで6試合連続安打。また、来日初の失策(ライトフライ落球)を記録している。
 ホワイトサイドはオープン戦2試合目の登板。最終回に登板し、藤本・赤星・中村豊を抑えた。1回0被安打0失点0奪三振。オープン戦2試合2回を投げて、まだ安打を打たれていない。

 なお、試合は6対3で敗れた。


<オープン戦第8戦(vs巨人):ウッズ引っ張る>

 9日のオープン戦にTウッズが5番ライトで出場。3打数1安打1打点だった。

 高橋尚成の内角の厳しいスライダーを思い切り引っ張り、やや詰まりながらもレフト線ツーベースとした。これまでセンターより右の打球の多かったウッズなので、引っ張った打球を見られて良かった。
(*追記。スライダーだと思ったのですが、高橋の談話では「カットボール」とのこと。でもスライダーにしか見えませんでした・・・)

他に気になった選手
◎ドミンゴ(グスマン):スゴイ。150キロの剛速球健在。シュートもスライダーもキレキレ。大活躍間違いなし。
○金城:左投手の高橋尚に対して左打席に立っていた。結果は出なかったが、まずまずのバッティングをしているように見えた。同じ左投手でも、柏田に対しては右打席にたった(結果は三振)。悩んでるんだなあ。
×村田:4打数3三振2併殺(一つは三振ゲッツー)。ダメポ




<オープン戦第7戦(vs巨人):ホワイトサイド三者連続三振!>

 8日のオープン戦にTウッズとホワイトサイドが出場。ウッズは4打数2安打。ホワイトサイドは1回無安打無失点3奪三振だった。


 ホワイトサイドは最終回から登板。ストライクが先行し、変化球で空振りを獲るナイスピッチ。吉川・仁志・後藤を三者連続三人に抑えた。球速は149キロ出ていた。捕手は中嶋。

ホワイトサイド「三振もゴロも同じアウト。3つアウトをとれたことがよかったよ」
近藤(解説)「バックモーションが小さい。野手が投げているようなイメージ」

 ウッズは5番一塁で出場。第3打席は上原の139キロ甘いストレートをシャープに振り切り、レフト前タイムリー。第4打席はベイリーの140キロストレートをライト前に打ち分けた。今日の2安打で打率は3割に到達。

川口(解説)「体に近いところでスイングするイメージ。低めに強そうだが高めには詰まるのではないか。」

 他方で守備はイマイチ。ファーストライナーをうまく処理してゲッツーにするなどの冴えも見せたが、他方で川中に一塁内野安打をゆるすなど、全体的に動作がスローモー。課題というか、今後もこんな感じだろうなと言う印象。




 なお、今日の試合で現体制になって初めて古木がライトを守った。山下監督いわく「ウッズがシーレックススタートの場合、ライトを古木が守れるか」というテストだった様子。しかし古木はクッションボールの処理を間違って後逸するなど、大量失点に結びつくまずい守備を連発した。




他に気になった選手
○ホルト:見ていた限りmax143キロ。全体的に高めだったことを除けば、順調に仕上がっているのでは。大量失点は、不運な内野安打やまずい守備に足を引っ張られた。
△吉見:実は身長が190センチあるらしい。それはさておき、球速が上がってこないがこれでいいのか。
×古木:久々のライト出場。大量失点に結びつく複数のまずい守備。守備を気にしすぎてか打撃もダメ。

×上原(巨):ほとんど130キロ台。本人の言うとおり「ストレートの緩急」なのか?年々衰えているように思える。カットボールはコントロール不安定。




<オープン戦第6戦(vs日ハム):ウッズ、ハマスタでホームラン披露>

 5日に行われたオープン戦にTウッズとホワイトサイドが出場。
 Tウッズは3打数1安打1本塁打1打点だった。本塁打は隼人から。守備位置は一塁。
 ホワイトサイドは9回に登板、1イニングを無安打無失点に抑えた。

ウッズ「打った球はスライダー。鋭くコンパクトなスイングでヒットを狙っていた。それが結果としてたまたまホームランになりました。」


<オープン戦第5戦(vs西武):ウッズ適時打>

 3月2日のオープン戦にTウッズが5番一塁手として出場。後藤光のど真ん中すっぽ抜けの変化球を流し打ち、あわやホームランというタイムリー二塁打を放った。4打数1安打1打点だった。なおホワイトサイドの登板はなかった。

山下監督「右にも打てるので、ある程度打率も残してくれるだろう」(打順について)「4番コックス・5番ウッズ・6番古木を考えている」
渡辺久信(解説)「右へのバッティングというイメージがある。シーズンが始まると、インサイドをガンガン攻められるだろう」


他に気になった選手
◎田崎:Max146キロ。いい!110キロ台のカーブを多投するなど、ちょっとイメージが変わった。縦スライダーも投げていた?フォークは目立たなかった。
◎古木:バックスクリーンへのホームランは初めてみた。
○村田:粘りに粘って、最後はフォークを片手ですくい上げてホームラン
○金城:強い打球を放っていた。復活?左投手に対する打席が見たい。右打席を捨てるのか?


<ウッズとホワイトサイド、一軍残留レース>

 同時に一軍登録可能な外国人選手枠は4つ。コックス・ホルト・ドミンゴ(グスマン)はほぼ確定しており、残り一つの席をウッズとホワイトサイドが激しく争っている。ウッズが勝てば、5番か6番ライトで起用されるだろう。ホワイトサイドが勝てば、クローザーとして起用されることになる。勝つのはどちらか?

 28日のオープン戦後(ホワイトサイド初登板)、山下監督は「(ホワイトサイドは)クローザーという大前提は変わらない」と発言。現時点ではまだホワイトサイドが一歩リードしていることを暗に示した。しかし他方で24日にはウッズについて「外野で使う目処がついた」などと発言をしており、まだまだ先は読めない。二人の競争はこれからも注目である。



<オープン戦第4戦(vs中日):ホワイトサイド初セーブ>

 28日のオープン戦にはTウッズとホワイトサイドが出場した。

 新守護神として期待されるホワイトサイドは2点リードの9回に登板。1安打無失点とまずまずの内容だった。この日のMaxは149キロ。一週間前の紅白戦では146キロだったから、順調に仕上がっていると言える。

ホワイトサイド「(球速について)この時期にこれだけ出たことはなかった」「(外国人枠の競争について)それは僕がコントロールできることじゃない。自分がコントロールできるのは今投げる一球だけだ」
山下監督「球威もあり、きょうは良かったね。(クイックも)すすんで練習しているし、クローザーという大前提は変わらない」

 Tウッズは2打数 1安打 1打点 1四球。3回裏に川上の高めの球をセンター前に運ぶ同点タイムリーヒットを放った。この日のポジションはライト→一塁。



<オープン戦第3戦(vs巨人):ウッズ快音なし>

 24日のオープン戦にTウッズが出場、3打数0安打だった。
 今日のポジションはライト。ライトフライも無難に処理していた。
 山下監督「ウッズは意外に足が速いので、外野でもいける」(テレビ中継より)

気になった他の選手

・◎吉見:格が違う。フォークが抜けてチェンジアップみたいだった。
     それでも江藤などから空振りを奪っていたが、実戦では怖い。
・◎木塚:完璧。不運な2安打があったが、制球に磨きがかかった。スライダーもよかった。
・○加藤:Max141キロ。高橋に対し、3球直球(シュート)を続けた後、たった一球なげたスライダーで被弾。
     悪い球ではないように見えただけに、対左はちょっと。ペタを三振させたシンカーなど随所にいいところも見せた。
・○田中一:ライト前二塁打やパスボールでの進塁など、好走塁を連発。
・△金城:スイッチをやめて、左に専念することを考慮中らしい。
・△秦 :あいかわらずつかみ所がない。Max136キロ
・△内川:守備も打撃も元気なし。どうした?
・×富岡:ダメ。MAX141キロを記録したが、直球もカーブも高い。期待が吹っ飛んだ。
     低めに決まったときのカーブは光ってたんだけどな・・・

・木佐貫:いい球もあれば悪い球もある不安定な投球。一軍で通用することだけは間違いない。
・ペタジーニの守備:守備範囲が絶望的に狭い。田中にライト前二塁打を許す。


<オープン戦第2戦(vs日本ハム):ウッズ初アーチ>

 23日のオープン戦にTウッズが出場、オープン戦初ホームランを放つなど4打数1安打1打点。2回の第1打席、岩本の内角直球をうまくおっつけて右翼ポール際に運んだ。昨日の試合でもそうだったが、流したバッティングが目立つ。本人のコメントにもある通り、意識して右打ちをしているようだ。守備位置はライト→一塁。

Tウッズ「今日は目標が二つあった。ボールをしっかり引きつけることと、ボールをよく見ること」。(ホームランについては)「打ったのは真っ直ぐ。インコースのボールをうまくさばくことが出来た」
山下監督「ライトの守りも大丈夫。これでコックスがけがから復帰すれば外野で使えるね」



<オープン戦第1戦(vsヤクルト):ウッズ1安打2打点>

 22日のオープン戦初戦にTウッズが5番一塁で出場。3打数1安打2打点だった。

 第一打席:ヤクルト石川の外角高めスライダーを流し、ライト犠牲フライ。
      栗山「狙った球を狙ったように打てている」
 第二打席:石川の内角スライダーをまたも右方向へ流す。
      どん詰まりながら落ちたところが良く、タイムリー二塁打に。
 第三打席はレフトフライ。第四打席は三振

 バッティングフォームだが、左投手相手には右足をかなり後ろにひいて、見るからに右打ちを意識していた。1回のライトへの犠牲フライも、まずまずの当たりだった。右にも大きいのが打てるのかも。

 注目の守備だが、今日はファースト。守備を見るのは初めてだったが、無難にこなしているように見えた。センスがよさそうなフィールディングはしていたので、ファーストならさほど心配なさそう(私見)。韓国時代の写真(こちらを参照)と比べて体重重そうなので、外野となると不安。


他に気になった選手。
・村田:顔も体格も小川みたい。フルスイングは好感触。試合途中からセカンド
・古木:3安打3打点1本塁打1失策。3安打すべてイイ当たりのヒット。
    7回のホームランは、ヤクルト坂元から。インハイ138キロのきびしい直球を、
    若干つまりながらライトスタンドへ。腕を畳んでうまく振り切った。見事。
・相川:ホームランにもにこりともせずダイヤモンドを一周。気合い入ってるね!
・谷口:走者に関わらずセットポジション。そのセットポジションが変!
    前からこんなだったかなあ。一見の価値あり。カットボールは使えそう。
・森中:抑えてはいたが、最速135キロ。大丈夫?

・ベッツ(ヤクルト):クネクネ変な打ち方。見送った後、軸足が流れる。
    栗山曰く「インコースが打てない。心配」




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