03年度新外国人選手☆成績予想


03/03/25

03年の新外国人の成績予想にチャレンジ。(まず当たらないので参考程度に)



コックス:80試合 260打数 65安打 9本塁打 25打点 .250

 この人の大活躍が今年の最大の見所だと思っていただけに、膝の故障が残念で残念でたまらない。調整不足で出場した出場したオープン戦ではそれでもその非凡な打撃センスの片鱗を覗かせてくれた。2ヶ月くらいかけて体を作り直しさえすれば、後半は活躍してくれそうだが、チーム事情がそのような時間的猶予を許さないだろうし、本人も望まないだろう。

 今後の予想としては、開幕は二軍スタート。故障が完治しないまま一軍に昇格してはすぐに二軍に降格、また昇格を繰り返し、結局一軍に定着できないだろう。だがしかし、複数年契約の彼は来年以降は大活躍を見せてくれるはずだ。(これは本心からそう期待する)




Tウッズ:120試合 450打数 110安打 18本塁打 70打点 .244
 (オープン戦成績:18試合 61打数16安打 .286 14打点 4HR 12三振 長打率.553)

 オープン戦での大活躍から、一部にTウッズの大活躍を予想する向きもある。しかし、この人の成績こそ予測不能もいいところ。私は40本100打点打つ可能性もあれば、5本17打点で帰国する可能性もあると考える(ちなみに5本17打点は97年オープン戦で大活躍したセルビーのシーズン成績)。前年度までの韓国での成績の落ち込み方や、獲ってきたジョー古河の眼力の信用度から考えて、平均やや下くらいの期待が精神の安定上無難。

 今後の予想としては、開幕は四番一塁。分かりやすい穴がないし、意外に足が速かったり身体能力に優れている選手なので、序盤は活躍するのではないか。(外角変化球が弱いとか言う意見があるけど、そうでもないと思う)。好打率を残すは思えないが、天性の勝負強さを発揮して貴重な打点をチームにもたらし、当分の間コックスのリザーブとしての役割を十分に果たすだろう。当たれば一発もでかいし、本塁打もそこそこ打つかもしれない。。
 しかし5-6月頃には他球団の責めが厳しくなり、また本人も年齢からくるスタミナ切れ。弱点が発覚して打てなくなるのではなく、平均して打てなくなるだろう。コックスが一軍昇格した際にはライト起用となるが、ペタジーニより拙い守備で足を引っ張るだろう。入れ替わりで二軍落ちもある(これはホワイトサイド次第か)。しかし70打点も稼いでくれれば近年の外国人としては当たりの部類ではないか。来年の契約は微妙。




ホワイトサイド:35試合 1勝 4敗 12セーブ 防御率5.50

 チーム編成上、活躍してくれなければ一番困るのがこの投手だが、残念なことに活躍が期待できない。クイックができないこと自体は別に外国人投手には珍しくないが、そもそも投手としての能力に疑問符がついているのがつらい。ストレートはかなりよく、前評判通り150キロの剛速球を見せてくれそう(この時点でターマンよりは上だが)。しかし変化球はツーシーム、スライダー、チェンジアップいずれもイタいレベル。多少オープン戦で結果を出したからといって、「案外抑えるかも」などという中途半端な期待はまず抱かない方がいい。

 今後の予想としては、見切り発車で開幕ストッパー起用は確実。打たれたり抑えたりを繰り返し、チームにいくつかの痛い逆転負けをもたらした後、抑え失格の烙印を押されて二軍降格するだろう。シーレックスで調整後再昇格するも、専ら中継ぎや敗戦処理での起用に終始し、大した成績が残せないまま解雇されるだろう。ただし球速はあるので、ファームで覚えたフォークが案外モノになって終盤大活躍するのでは、という淡い期待はある(淡すぎるよ・・・)。




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