03年度 新外国人選手 入団会見
03/05/06
(始めに:以下は球団公式ページで発表された記事のコピーなのですが、公式ページの方で削除されてしまったため、補完しときます。)
◆新外国人選手入団発表◆
ホ:マット・ホワイトサイド選手
コ:スティーブ・コックス選手
ウ:タイロン・ウッズ選手
山:山下監督
司:司会
記:記者
司:それではセールスポイントからお願いします。
ホ:球場に着いたらいつでも行けるような準備をして、とにかくメンバー表に自分の名前が載っている
のを見たらその日はもう自分は登板するんだという気持ちをつくることを心掛けていますし、ストライ
クをなるべく多くとってチームの勝利に大きく貢献したいと思っています。
コ:毎日プレイハード!常にハードにプレイしようと心掛けています。自分の今まで教わってきた野球
をグランドで思いきりぶつけることを心掛けて、数字とかは自分でどうにもならない部分もありますけ
れども気持ちの部分では自分の持ち様でどうにでもなることなので、そう言ったところは毎日実行しよ
うと思って野球をやっております。
ウ:先の二人に大分言われてしまったので自分は何て言って良いか分からない所もあるんですが、同じ
ようにグランドにでたら自分の100%を思いきってぶつけるというスタイルで野球をやっていますし、自
分のバッティングの中でここを見て欲しいというのをあげるのであればやはりパワーかなと。自分の今
までやってきたことに、特にパワー面では誇りを持っていますので、是非そのパワーを見て下さい。
司:3選手を獲得して優勝を目指す山下監督に心境と期待することなどをお願いします。
山:ベイスターズの外国人選手がこれで5人になったんですけれど、どうしても今のルール上、1人は
はみ出てしまいます。非常に5人とも、ピッチャー3人、野手が2人、優秀な選手ですからやはり5人
の中でどうしても競争になってしまいますが、1年140試合という長丁場ですから5人すべての力が
チームにとって非常に大きな働きをしてくれると期待しています。
司:それでは記者の方から質問をどうぞ。
マット・ホワイトサイド選手
記:今日の入団会見で正式にベイスターズの一員になったわけですが、心境を聞かせて下さい。
ホ:ここ過去3、4年は、アメリカでは、メジャーでの誰かがケガした時のための保険みたいな感じで
自分はチームと契約していたのですけれども、ここへ来て感じるのは本当にみんなが期待しているんだ
なと、期待されていると言う実感を感じながら、すごく今シーズンが楽しみになっているという心境で
す。
コ:自分に限らずみんなそうだと思うんですけれども、この時期は「これからシーズンが始まる」とい
うエキサイティングな気持ちで一杯だと思います。自分の場合はつい8ヶ月程前に、妻に「いずれ日本
で野球がやりたいな」と言う話をしていたら、あっさり日本に行くことが決まってすごく信じられない
ような心境であるのと、あと去年はこのチームは成績が悪かったですが、色々な人から話を聞くと良い
選手がたくさんいるということなので良いシーズンになることを願って頑張りたいと思います。
ウ:過去5年間韓国でやっていたのですけれども、その時からいずれ日本でやりたいと思っていました
し、その夢がかなったとおもっているので、その韓国での成績以上の成績で長い間日本で活躍したいと
思っています。
記:監督への質問です。優勝する為にこの3選手がどれくらいのものを出せば優勝のラインに近付ける
とお考えでしょうか?
山:数字と言うのは非常に難しいもので、選手自身が数字をだすと満足してしまうということがありま
す。まあ、マットは抑えと言うことで考えてますし、そういった意味では自分の背番号が最高のセーブ
だということで、それ以上今年は頼むよと話をしましたので、30セーブ以上欲しいなと監督としては
思います。タイロンウッズは、長打という今までベイスターズに欠けていた部分を充分に補える選手だ
と思っているし、スティーブに関しては、やはり4番でドシッとチームの中に座って欲しい選手として
非常に期待しています。
記:3選手に、今覚えている範囲で構いませんので日本語をお聞かせ願えますか?
ホ:「サッポロ」「ケイタイ」「サヨナラ」
コ:「コンニチワ」「ミズクダサイ」「コンバンワ」
ホ:「ミギ、ヒダリ、マッスグ」
ウ:「オハヨウ」「スゴイネ」
タイロン・ウッズ選手
記:ウッズ選手に質問ですが、日本では「T・ウッズ」というと「タイガー・ウッズ」がとても有名な
のですがそれについてはどう思われますか?
ウ:5年間、韓国でも自分の名前はしょっちゅう話題になって「タイガーウッズと親戚なのか?」とか
聞かれるんだけど、そのたびに「だと良いんだけど、実はそうじゃないんだよ」という会話をさんざん
やってきたので、すっかり慣れてしまいました。
山:ゴルフのハンディキャップは?
ウ:90か95くらいです(笑)
山:セイム(同じ)
記:シーズンの抱負を教えて下さい。
ホ:この時期は毎年思うのですが、ケガなく1年間通して、監督に行けと言われればいつでも行けるよ
うな状態にしておいて、防御率は時として悪くなるかも知れないけれどもファーボールを減らせば成績
もついてくると思いますので、そうして良いシーズンにしたいと思います。
コ:過去3年間、メジャーリーグではすごく弱いチームにいたので、とにかく自分としては勝ちに飢え
ているし勝ちゲームのベンチの雰囲気に飢えているのでそう言った環境の中で今年全うしてみたら良い
かなと思っています。今シーズンはそういった勝ちゲームにたくさん貢献したいです。
ウ:とにかく優勝目指して毎日毎日全力でプレーすることですけれども、シーズン始まる前からいきな
り優勝目指してと思うのも難しいのでとにかく3割保つこと。そして願わくば30ホームラン100打
点、そういう良いシーズンにしたいと思います。
スティーブコックス選手
記:スティーブコックス選手への質問ですが、先程、監督に4番と言われてどのように思われています
でしょうか?
コ:ランナーがいる場面で打席に入るのはすごく楽しいことだと思うし、自分としても燃えてくるので
、3、4、5番、まあクリーンナップだったらどこでも良いのですけれども監督が4番を打たせてくれ
ると言うのであればそれはすごく嬉しいことだと思います。
記:ニックネームを教えて下さい。
ホ:ホワイトサイドで長い名前なので、短くして「ホワイティー」と呼ばれています。
コ:「コックシー」ですね。ホワイトサイドと違ってむしろ名前より長くなってしまうのですが、「コ
ックシー」という名前が定着しています。
ウ:「T」です。韓国では「T」と呼ばれていました。
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