第12課

 

平成17年7月15日

 

今回はたくさんの新しくて難しい文法を教えますので、課ごとに少しずつ教えたいと思います。

 

今週の要点:丁寧に呼びかける、所有格

 

準備:動詞

 

過去形:言う

sagten

規則動詞

Ich

sagte

Du 君

sagtest

er / sie / es 英語のhe / she / it

sagte

wir 私たち

sagten

ihr君たち

sagtet

Sie あなた(丁寧)か彼ら

sagten

 

過去形:いる、ある

waren

規則動詞

Ich

war

Du 君

warst

er / sie / es 英語のhe / she / it

war

wir 私たち

waren

ihr君たち

wart

Sie あなた(丁寧)か彼ら

waren

 

準備:単語

 

frei haben フライ・ハベン 休み、暇

Frau [名字] OOさん(女性)

Herr [名字] OOさん(男性)

auch も (発音をテキストで聴いて下さい)

Danke der Nachfrage ダンケ・デア・ナッハフラーゲ 私のことを心配してくれてどうもありがとう

ach あ!(発音をテキストで聴いて下さい)

stimmt シュティムト そうですね

bestimmt ベシュティムト きっと

teuer トイヤー 高い、高価

aber あばー でも、しかし

schön シェーン きれい、美しい(発音をテキストで聴いて下さい)

 

テキスト:

 

A: Wie geht es Ihnen, Frau Beck?

ベックさんはお元気ですか。

B: Sehr gut. Danke der Nachfrage. Und Ihnen, Herr Mauser?

とても元気です。聞いてくれてどうもありがとう。マウザーさんは?

A: Auch gut, Danke.

(私)も元気です。どうもありがとう。

B: Ach, ist das Frau Schuberts Auto?

あ、あれはシューベルトさんの車ですか。

A: Ja, stimmt. Sie sagte, sie möchte ein neues Auto kaufen.

はい、そうですね。彼女が新しい車が買いたいと言っていました。

B: Es war bestimmt sehr teuer!

きっととても高かったです!

A: Ja, aber es ist sehr schön!

はい、でもとてもきれいです。

 

文法の説明:丁寧に呼びかける

 

日本の呼びかけ方は「さん」か「様」があるでしょう。どんな性でも同じ「さん」ですが、ドイツ語では「さん」は男性か女性に分けられます。つまりHerrFrauなんです:

Mauserさん à Herr Mauser

ベックさん à Frau Beck

でも、第三人称について話し、名字しか知らなくて、性がわからないときは困ります。日本語ならただ「さん」ですが、「Beckさん」とはドイツ語でHerrFrauも意味するので、性が分からないときに相手に聞いておかなくてはいけません。でも、直接に誰かと話すときは何の性が見えるでしょう。

テキストの場合はHerr Mauserは男性で、Frau Beckと話中です。急にFrau Schubertの車に気づきますが、Herr MauserFrau Schubertをもう知っています。Herr MauserSchubertさんの性の分からなかったら

Ach, ist das Schuberts Auto?」(つまりFrauなしで)とはいえません。名前ならいえますが、名字なら大変失礼で、名字をHerrFrauと一緒に使わないといけません。Herr OOを使うと文章がもっと丁寧になります:

 

Wie geht es dir? 元気?

Wie geht es Ihnen? (あなたは)お元気ですか

Wie geht es Ihnen, Herr/Frau OO OOさんはお元気でしょうか。

 

普通の同僚などと話すときは「Wie geht es Ihnen」でもいいですが、上司でより上の人と話すときは、文章後に「Herr/Frau OO」をかけなくてはなりません。もちろんすべての文章の後にしなくてもいいですが、個人的な質問などを聞くときはHerr/Frauを言った方がいいです。

でも日本語で名前に「さん」をつけてもいいと言っても、ドイツ語ではいえません:

Albrecht」は名字なので、Frau AlbrechtHerr Albrechtはいえますが、「Tanja」は名前なのでFrau Tanjaとはいえません。日本語で「美由紀さん」と言えるが、ドイツ語で「Frau Miyuki」とはいえません。名前の場合はただ「Miyuki」です。

 

文法の説明:OOさんの、OOの(名前の所有格)

 

OOさんの」、つまり所有格は2つの作り方があります。

1つ目はただ「s」を名前か名字の後につけます:

Das ist ein Kuchen. これはケーキです

Albrecht (名字)à Das ist Frau Albrechts Kuchen

Das ist ein Auto.

Tanja (名前)à Das ist Tanjas Auto

発音は「s」:

Albrecht アルブレヒトàAlbrechts アルブレヒツ

Tanja タニャàTanjas タニャス

見える通り、言葉の位置は日本語と同じです。

「名前」の「名詞」à 「名前」s「名詞」

いいところは定冠詞や不定冠詞は必要ありません:

Das ist der Frau Albrechts Kuchen

Das ist das Tanjas Autoとはいえません。

 

もう1つの作り方は「von」を使っています。「von」とは普通の所有格の言葉なんです。「s」はだいたい名字か名前でしかつかえません。使えないときは「von」を使えることが多いです。しかし、使い方は上記のと異なります。つまり言葉の位置は換わります。「s」に対して名詞に関係する所有格はほとんどいつも定冠詞があります:

 

Das ist ein Kuchen

Das ist Frau Albrechts Kuchen

àDas ist der Kuchen von Frau Albrecht

 

Das ist ein Auto

Das ist Tanjas Auto

àDas ist das Auto von Tanja

 

Das ist ein Kuchen von Frau Albrecht」ともいえますが、意味が変わります。つまり「Albrechtさんはたくさんのケーキがあるが、これはAlbrechtさんのケーキの中の一つだ」という意味です。

Das ist ein Auto von Tanja」とは「Tanjaは多くの車を持っていて、これはその中の1つだ」というのです。それに対し、

Das ist der Kuchen von Frau Albrecht」はたくさんのケーキがあるが、Albrechtさんは1つしかありません。

「ドレがAlbrechtさんのケーキですか」

à「コレはAlbrechtさんのケーキです。」

 

宿題

 

1.次の文章をドイツ語に訳して下さい。両方の所有格の作り方をご使用下さい。

 

a) これはシューベルトさん(女性)です。彼女は家を持っています。

 

b) これはシューベルトさんの家です。

(s):

(von):

 

c) あれはタニャさんの娘です。

(s):

(von):

 

d) 彼女はマウザーさんの車が欲しい(ドイツ語で:「持ちたい」)

 

e) 湯沢の景色はとてもきれいです。(景色:die Landschaft

(s):

(von):

 

f)ドイツの天気は暑いです ((von)とは使えません!)

(s):

 

追加

Danke der Nachfrageという言い方は特に丁寧な話し合いのときに使われます。意味的に訳せば「私のことを心配して、元気かと私に聞いてくれてどうもありがとう」なんです。「おかげさまで元気です」という意味でしょうか。でも、丁寧に話すときだけではなく、友達はお互いにいうことも多いです。