第七課
平成17年6月4日
今週の要点:文章の構造、動詞の変化し方(2)
|
テキスト:自己紹介 |
Ich heiße Erwin Sproesser. 私はエルヴィン・シュプリョッサーと申します
Ich wohne in Siegburg. 私はジークブルグに住んでいます
Ich bin Student. 私は大学生です
Ich bin 25 Jahre alt. 私は25歳です
Es freut mich, Sie kennen zu lernen. はじめまして(お近づきになれてうれしく思います)
|
文法の説明:文章の構造 |
日本語の場合は語順は「主語」「目的語」「述語」ですね。でも、ドイツ語なら語順は「主語」「述語」「目的語」なのです。
日本語
|
私は |
エルヴィン |
といいます |
|
主語 |
目的語 |
述語 |
ドイツ語
|
Ich |
heiße |
Erwin |
|
主語 |
述語 |
目的語 |
見える通りに、人称代名詞は日本語と違い助詞がありません。「私は」でも「私が」でも、ただ「私」というのはドイツ語で「Ich」だけです。他の人称代名詞も助詞はありません。2格、3格か4格なら、人称代名詞は助詞を使用せずに言葉が全く変わります、つまりmeinとmirとmichといいます。
人称代名詞の後ろに動詞か助動詞があります。
Ich heiße
Ich wohne
Ich bin
特にseinという動詞は重要な役を務めています。日本語の「だ/ある/である」と同じように、状態を記述するためです。
Ich bin Erwin Sproesser
Ich bin Student
Ich bin 25 Jahre alt
全部seinで言えます。 大事な動詞なので、暗記してください。書いた通り文章の構造は「主語」「述語」「目的語」です。
この場合は主語はいつもIchです。上記のテキストを日本語に翻訳すれば、「私はエルヴィン・シュプリョッサーと申します。私はジークブルグに住んでいます。私は大学生です。私は25歳です」といいますね。しかし、毎文で「私」を使うのはおかしいでしょう。日本語なら「私」や他の人称代名詞がなくてもいいですが、ドイツ語なら文章はいつも「誰が」とか「何が」ということばが必要です。もちろん上記の文章、つまり「ich, ich, ich, …」はドイツ語で変な感じがしますが、
「Ich bin Erwin Sproesser. Wohne in Siegburg. Bin Student. Bin 25 Jahre alt」とはいえません。ドイツ人はこれを聞くと分かりますが、不完全で変な気がします。それに対して、毎文をIchではじめてもよいです。次の課でichを省略できる言葉を教えますが、簡単に言えば、どんな文章でも、人がいると人称代名詞を使わないといけません:
日本語なら:「彼から私の本を取り戻す」と言うのは結構ですね。「私」と再び以上に言う必要はありません。しかしドイツ語に訳せば:
Ich hole mir von ihm mein Buch zurück
これを直接に日本語に訳すと:「私は彼から私の本を私に取り戻す」というのです。つまり3回「私」と私の変化が使われました。日本語でとてもおかしいですが、ドイツ語でこういうふうに言わないと分かりません。
heißen
heißenとは「という」や「と申します」と表すことばです。日本語に対し助詞はありません。ただich heiße [名前] やdu heißt [名前]というのです。誰かの名前を聞く質問は
Wie heißen Sie?(お名前はなんとおっしゃいますか)(*追加をご覧下さい)
Wie heißt du? (名前は?)
wohnen
「住んでいる」という動詞は助詞が必要です。つまり「どこかに住んでいる」。偶然ですが、居るところを表す日本語の「に」とローマ字で書くとniといい、ドイツ語で「in」といって逆ですね。いい覚え方でしょう![所]に住んでいるというのはドイツ語で「wohnen in [所]」というのです。
年齢を伝える
「私は25歳です」というのは2つの言い方があります。一つは上記の「Ich bin 25 Jahre alt」といいます。「…Jahre alt」とはいえますが、実は要りません。ただ「Ich bin 25.」(私は25です)でもいいです。ドイツ語の場合は「…歳」がなくてもいいです。
「何歳ですか」か「おいくつでしょうか」とは「Wie alt sind Sie?」といい、「君は何歳?」とは「Wie alt bist du?」というのです。
Ich freue mich, Sie kennenzulernen!
というのは堅い言い方ですので暗記してください。
Ich 私
freue àfreuen 楽しむ、喜ぶ
mich 「私」の4格です。今で少し難しいですので、別の課で教えます。
Sie あなた(丁寧)
kennenzulernen 知り合いになること
|
追加 |
日本語に対し、ドイツ語には丁寧な言葉はあまりありません。っていうか、「だ/である」と「です/ます」としかありません。例えば:
「お名前はなんとおっしゃいますか」と「お名前はなんと言いますか」と「お名前は何ですか」というのはドイツ語でただ「Wie heißen Sie?」なのです。分ければ二つの丁寧度しかありません。自分より上の人で、親しい人に使う言葉です。日本語で言うと、丁寧な言い方はたくさんあるでしょう。街で知らない人に聞くときや会社の同僚か課長か社長と話すときやデパートでお客さんの対応をするときなどで違う丁寧度が使われています。ドイツ語で全部一つだけの丁寧さです。つまりSieで表します。さらに「わたくし」や「わたし」や「僕」はただichです。「私は学生だ」とも「わたくしは学生でございます」とも「ドイツ語で「Ich bin Student」だけといい、つまり自分のことについて話すと、聞き手に対しての丁寧さはありません。
「どこに行きますか」と「どこに行かれますか」と「どこにいらっしゃいますか」とは両方Wohin gehen Sie?といい、つまりSieだけです。日本語の「君」や「おまえ」、つまり親しい人と話すときは「du」という言葉を使っています。
これと別にして、男の言葉か女の言葉の違いはありません。「僕」でも「俺」でも「あたし」でも「ich」といいます。
|
宿題 |
1.上記のテキストを基にして自己紹介を作ってみて下さい。もしご職業が翻訳できないときはご連絡ください。
2.次の文章は正しいと思いますか。もし間違ったとすれば、訂正して、何が違ったかを書いてください。
a) Meine Mutter gehe nach Deutschland.
b) Das ist dein Haus?
c) Unser Haus sehr schön
3.(進んでやりたい方)辞書を持っている方は簡単なお宅の記述をしたらいかがでしょうか。「私の家は白いです」や「家の側に川があります」のようです。難しくなくてもいいです。