<ペルセウス座流星群2007夏>
昨夜は流石に見えなかったけどさ。
それに大人になると空をみなくなるからみえなくなるんじゃないかな。
だったらいつまでも子供のままでいいや。
そして空をみていたいんだ。
「イェヤァー」、3夜連続だ。笑顔がこぼれる。
昨夜(15日未明)また白い光が縦に流れる、ベランダから毎日ワインを飲みながらもどうかなので水を飲みながら。
昨夜(14日未明)また1つ流れるのがみえた、ベランダからワインを飲みながら。
今夏のペルセウス座流星群の時。
ピークは12日未明と13日未明。
だけど、その後1週間ぐらいはまだみえるようだ。
夏の流星の季節。
1年、そしてまた1年か。
時が流れている。
夜空を久しぶりに眺めるか。
今夜(13日未明).。
深夜過ぎ。
帰宅してすぐに、アパートのベランダからなんとなく期待をこめて夜空を眺めたんだ。
雲がかかっているや。
<ダメかな>
頭上を首が痛くなる程曲げて見上げる。
雲のない空間が広がっている。
手すりに身体をもたれさせて、ジッと観続ける。
そしてスッーっと走った。
「オッー、ィェヤー」
数分後にまたクルクルって現れて消えた。
久しぶりだった。
これだけで、幸せになれる。
不思議だ。
もうちょっと期待。
ベランダで軽く食事をしながら、ワインを飲みながら、さらに夜空を見続ける。
だけど、みえない。
真上をみないとダメかな。
だけど、真上を見ていたら、食べることも飲むことも出来ないじゃない。
雲がかかってきた。
<中に入って、ちょっと作業するか>
寝る前にもう1回、ベランダに出て頭上を見上げる。
右端をサッーてね。
3つめの幸福。
夜空見ないと。
空見ないと。
上みないと。
星空。
流れ星。
その季節、その土地にいる人にだけ与えられた特権。
そう、夏、太陽の沈まない土地もある。
夜空のない季節もある。
ミッドナイトサン。
24時間の太陽。
そんな世界もあるんだ。
そんなこの夏の初め。
北欧で。
昨年の今頃は、
スペインの空の下を歩いていた。
毎日くたくたになるまで歩く。
長い1日が終わり、疲れた夜はイタリア人、スペイン人ら多くの国々の人たちとワインをいっぱい飲み、ただただ笑うんだ。
そして、また明け方明るくなる前に歩き始める。
そんな夜空にはまだ星がきれいに輝いていた。
まだ続く夏。
どうしようか。
どこいこうか。
知りたい、知らないことを。
まだ知らぬ土地。
まだ知らぬ常識。
新たに知る感じる喜び。
今度はなんだろう。
夏が終わる前にいろいろいかないと。
探求しないと。
知らない世界を。
中南米、島々にもいってみたい。
アジア、アフリカ、ロシア、ヨーロッパ、まだまだいっぱいある。
もちろん日本にも。
肉体の可能性。
精神の拠り所。
空、夜空を超えて広がるこの世の存在。
空に広がる雲。
異性。
Chasing Clouds。
わからないな。
いろいろと。
だから楽しい。
この夏も楽しく笑顔で。
素敵に夏を過ごしてください。
たまには、空をみて、
流星みつけて、
夏の夜空にキスしてくださいな。
遅ればせながらの今年の挨拶です。
お元気ですか。
いかがお過ごしですか。
2007年盛夏、南カリフォルニアの地の上から、
潤一郎