「恋人たちが生み出した奇跡☆」おすすめ度
★★★★☆オードリーが探偵役のピーター・オトゥールと出会った時は、まだ完全に彼に心を許していなくて、ツンと冷たい態度をとっている姿はオードリーが演じるからこそ嫌な感じにならず、それどころかますます彼女を愛してしまいます!そして二人がいよいよ盗みにはいる直前に、彼に真実を告白するオードリーもまた可愛らしい!一方「こんな可愛い人のためなら頑張ります!」という感じを出しているピーターも頼り甲斐があってかっこいい!二人のやり取りが素敵で、また美術館での盗みも二人と一緒に行動している気分に浸れてドキドキします!
「素敵な作品」おすすめ度
★★★★☆古さを感じさせないおしゃれな映像が良い!
ヘップバーンも綺麗だしオトゥールも渋くて観ていてホンとに
楽しい作品です。
盗みの手段も原始的といえば原始的なんだけど、思わず感心して
しまうような部分もあってびっくりです。
確かに例の心理作戦は有効かも・・・。
「きれいでうっとり」おすすめ度
★★★★★似ても似つかないゴッホ、セザンヌ。贋作を題材に使っているだけに、その扱いには気を使っていただろう個所が随所にうかがえる。
いい時代だなあ。夢と希望、という言葉もしっくり来る。オードリーの着せ替え映画だけど、それがとてもうれしい。女の子は装って、美しさをアピールして、10カラットのダイヤをもらって。
品のいい生き方を教えてくれる作品でした。もちろん自分の祖父の作った贋作を盗む、というラブコメディではありますが、立ち居振舞いやしぐさ、洋服の選び方(黒尽くめでリッツに現れたオードリーの美しいこと!)すべてに夢を感じます。
女性は見るべきクラシックです。
「ニコルとサイモン」
おすすめ度 ★★★★★
随分昔にTVで見て以来、大好きだったので迷わず購入しました。
エディターレビューのとおり
「吹替の音源がない部分はオリジナル英語音声」のため、
幼稚園にかよう娘は、「また英語になっちゃった」と、
故障をうったえておりましたが、
もう慣れて何度も繰り返し見ております。
池田昌子さん、中村正さん以外の声では考えられませんものね。
元祖ロマ・コメの女王のオードリーはとてもキュート。
長身で青い瞳のピーターもとても素敵です。
掃除用具入れの中での初キスは、おくゆかしくてうっとりです。
「おしゃれ批評(意味不明)」
おすすめ度 ★★★☆☆
本当に題名そのまま「おしゃれ泥棒」である。おしゃれで演出が「粋」だ。
しかし、底が浅い。あまり印象に残らない。典型的なオードリのアイドル映画である。
概要
美術館に名画の寄贈をしつつ、実はその絵を贋作していた画家のシャルル。探偵シモンは、シャルルを怪しむ美術商に依頼され、彼の家に忍び込むが、娘のニコルに見つかってしまう。ところが彼女はシモンを泥棒だと勘違いし、父が美術館に出品した名画を盗んできてほしいと頼む。
『ローマの休日』で一世を風靡したウィリアム・ワイラー監督とオードリー・ヘプバーンが組んだロマンティックコメディ。相手役はピーター・オトゥール。ニコルに一目惚れしたシモンが、素性を隠して彼女の言いなりに行動していく様がおかしい。オトゥールの軽妙だが、どこかエレガントな芝居が映画の質を高めている。またオードリーもチャーミング。衣装チェンジが多く、ファッションも大いに楽しめる。(斎藤 香)