4月25日、阿木川ダムゴミ拾いオフラインミーティングの報告
協力:水資源公団阿木川ダム管理所
4月25日(日)、岐阜県恵那市にある阿木川ダムにおきましてEF東海定例ゴミ拾いミーティングが行われました。この日は前日の雨とは打って変わっての快晴。すがすがしい天気の中、予定通りPM1:00より私を含めて6名にてゴミ拾いを開始いたしました。
私自身阿木川ダムははじめて訪れる地で、雑誌等で名前は知っているだけということで、どんなところか大変楽しみにしながら現地を訪れました。
集合場所の噴水前にきてまず思ったことは、地元漁港がバスその他の魚を放流していると言うだけあってスロープがいたるところにありすごく整備されている場所だと言うことに感心されました。
しかし、残念ながらせっかく整備されているスロープの周りにはゴミが散らかっており、今回はスロープに回り2ヶ所をピックアップしてゴミを拾うこととしました。ここでも良く見かけるゴミはやはり空き缶と吸殻。他には傘などもありました。私が見かけた中で"これは"と思ったものは歯磨き粉です。自分の口の中の汚れは気になるのにまわりのゴミは気にならないのでしょうか?大変不思議です。わざわざ歯磨き粉を持ってくるくらいでしたら責任を持って使い終わった後のゴミもちゃんと捨てていただきたいものです。空き缶、吸殻と言ったゴミも同様です。自由にジュースを買える。煙草を吸える。その自由と言う言葉の裏には、責任と言う言葉が隠れていると言うことに気づいていただきたいものです。最近は自由と言う言葉ばかり取りだたされて、後のゴミを始末すると言った肝心な責任がどこかに消えています。
ゴミだけでは有りません。最近われわれアングラーに対してマナーが悪いと言う指摘を各メディアで良く指摘されています。こう言ったマナーに関しても、釣りを自由にできる。その裏には地元の方には迷惑をかけない、ゴミは捨てないなどの世間で言われる一般的なマナーを守ると言う責任があるわけです。皆さんもこの自由と言う言葉の裏に隠れた"責任"この言葉を是非再確認していただきたいものです。
しかし今回訪れた阿木川ダムは、山を見ればちょうど散りはじめたという感じの桜もあり大変景色もきれいな場所です。実際阿木川ダムには釣り人以外にも観光客が多数訪れていました。こう言った素晴らしいフィールドでいつまでも楽しく釣りができるように、ゴミはしない、現地の方には迷惑を掛けないと言った基本的なことは守っていただきたい。
釣り禁止になってからでは遅いです。我々のことが地元の方々等に快く感じられるようになればきっと私たちもますます楽しく釣りができるようにも思えます。
「いつまでも楽しく釣りができるように」それが我々EverFishing東海の活動に参加しているものの切なる願いです。
この活動の輪がきっと良い結果を生むことを願って…。 それでは。
報告:田中