NARUTO


中忍選抜第二の試験第一夜

何事もなく第一日の夜は更けた。 ほかの二人が休息を取る間、 見張りに立ったナルトが近づいてくる人影に気付く。 「あれ?ヒナタじゃん。キバとシノは?」 しかしそれには応えずに、 ヒナタはナルトに顔を近づけると、 そっと頬に触れる。 「…大丈夫?…ナルトくん…」 「ん?ああ、大丈夫だってばよ」 じっ…とナルトの頬を見つめるヒナタ。 うっすらと治りかけた切り傷が残っている。 「良く見せて…」 言われるままにヒナタに切られた方の頬を向けるナルト。 (…ナルトくんのほっぺ…傷つけられて… 舐められた…舐められた…ほっぺ…) 「…ヒナタ?」 その口は少女のかすかな息遣いが聞こえるほど近づいていた。 ぺろ… 生暖かい物体ががナルトのほっぺをなぞる。 「(わわわっ!!!)」 声を出さずに驚くナルト。 それを見たヒナタが思いつめたような顔でこう言った。 「…ナルトくんのほっぺは…私のものだもん…」 「え…だけど…」 少し混乱した様子のナルト。 しかし混乱している暇もなく、 ヒナタに口を塞がれる。 甘く柔らかい少女の唇が、 ナルトの唇にそっと重なり、 そして離れた。 (え?え?ヒナタってば俺のこと…!? って…女の子と初キス…!?) そういう目でヒナタを見た途端、 ナルトの男が反応した。 ズボンの中からナルトの分身が必死の自己主張を行う。 「あ…」 それを見たヒナタは少し驚いたような顔をしたが、 すぐに表情を固めてナルトの前に跪いた。 くの一だからどうすれば良いかも分かっている。 本当にしたことはなかったが。 「ナルトくん…私こんなことしか出来ないから…」 そしてナルトのズボンから取り出したソレを、 ヒナタは舌をだしてちろちろと舐め始めた。 (ナルトくんの…熱い…) 素手で持ったナルトのソレはものすごく熱くなっていて、 持っていられないほどだった。 一方ナルトはと言うと、 初めて自分の肉棒に触れる女の子の感触に圧倒されていた。 舌がちろちろと動くのが自分でスル事の数千倍の快感を与えてくれる。 「ヒ…ヒナタ…俺…もう駄目だってばよ…」 「頂戴…ナルトくん…」 突然ヒナタがナルトのモノを口に咥えた。 「あっっ!!!」 そのあまりもの気持ちよさに、 あっという間にナルトはヒナタの口内に精を放っていた。 ヌルっ… 糸を引きながらヒナタの口を離れる肉棒。 ドクッ… 出尽くしてなかったのか、 余韻が少しヒナタの顔にかかる。 「あ…ヒナタ…ごめん」 「ううん、ナルトくんのだから…嬉しい」 ドキッ… ナルトの胸が甘く疼く。 気が付いたときには、ヒナタを押し倒していた。 「ナルトくん…」 ヒナタはそんなナルトをそっと抱きしめた。          ☆       ★      ☆ 「あっ…」 ナルトの指がヒナタの秘所に触れる。 そこはすでにしっとりと濡れているのだが、 ナルトは穴を見つけられないでいた。 見当違いのところばかりの撫でている。 そんなナルトの手にヒナタの手がそっと触れる。 ナルトの予想よりはるかに下までナルトの手を導くと、 恥ずかしそうに手を引いてしまった。 チュク…クチュ… 「すげ…もう濡れ濡れだってばよ…」 指を少し入れたり、なぞったり、 ナルトの不器用な愛撫でもヒナタは感じているようだった。 いつも赤顔症ギミな顔をいっそう桜色に染め上げている。 「ヒナタ…」 「あっ!!!」 ついに我慢しきれなくなったナルトが、 自分の肉棒でヒナタを貫いた。 指とはまったく太さも固さも違うものが、 ヒナタの膣を蹂躙する。 「ああっ!!はぁ…はぁ… ナルトくん…優しくして…」 「ご…ごめん…」 ナルトは腰を動かすのをやめて、 ヒナタが慣れるまで待つことにした。 といっても他のところを愛撫しながらだが。          ☆       ★      ☆ ナルトの舌がヒナタの大きめな乳房を這う。 あのぶかぶかの服は年齢不相応に育ってしまった 自分の身体を隠すためではないかと思うぐらい、 ヒナタはエッチな身体をしていた。 乳首をしゃぶりながら、反対側のふくらみを揉みあげるナルト。 「ヒナタの胸…柔らかくて気持ちいいってばよ」 「なんかナルトくんの手…暖かくて私も気持ちいい…」 愛撫を続けながらもう一度キスを交わすと、 ヒナタは随分と落ち着いてきたみたいだった。 「ナルトくん…もう…大丈夫だから…」 「じゃあ…痛かったら言えよ」 ヒナタが頷く。 ナルトが動き出すと、 ヒナタは一瞬何かを堪えるような表情をした。 「だ…大丈夫か?ヒナタ…」 「うん…大丈夫…なんか痛いのとは違う感じ…」 それを聞いて安心したのか、 ナルトが腰の動きを早めた。 「あっ…ナルトくん…なんか…ああっ…」 「ヒナタ…すっげぇ気持ちいいってばよ…」 ナルト自身も上り詰めてきて、 もう止まらなくなる。 ナルトが突き上げるたびにヒナタの胸がゆれる。 ナルトがラストスパートに入った。 「んっ…ナルトくん…私…私…」 「あっ…ヒナタ…イク…イクッ!!!」 腰をヒナタの腰に押し付けると、 ナルトは最後の一滴までヒナタの膣内に搾り出した。          ☆       ★      ☆ 「じゃあ私…早く戻らないと変に思われるから…」 事が終わった後、ヒナタは衣服を整えると、 そそくさと自分の班に戻っていった。 ナルトは何かすっごく充実した気分で、 サスケとサクラが寝ている場所に向かった。 「フフフ…今日の獲物みっけ…」 そしてそんな彼を樹上からアンコ先生がもの欲しそうに見つめていた…
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Page written by Eque Somatoya Novels written by Souma Toriya