BLEACH
押し入れの中のルキえもん
私、死神の朽木ルキアは、
ある日突然不遜なクソガキに力を奪われてしまった。
仕方がないのでそやつに死神の仕事をさせ、
義骸に入って自分の力が回復するのを待たねばならない。
とりあえず何があるか分からないので、
そやつの近くに潜伏し、活動拠点とした。
というわけで私は黒崎一護の部屋の押し入れに潜んでいる。
ここならばこやつを監視することもできるし、
何があってもすぐに対処することができる。
決してストーカーでもドラえもんでもない。
☆ ★ ☆
「はぁ…はぁ…」
「ん?」
夜遅く、部屋の中から一護の荒い声使いが聞こえる。
(何事だ?)
開き戸をかすかに開けて外を窺う。
一護がベッドに腰掛けてなにやら手を激しく動かしている。
「あ…」
(まさか…これがオトコのする…その自家発電とかいうやつか…?)
マジマジと見入ってしまうルキア。
一護は目をつぶりながら、
上気した顔で自らのを擦り続けている。
「ごくっ…」
ルキアは固唾を飲んで覗き込む。
ミシッ…
(やばい!)
押し入れの奥に引っ込むルキア。
「……」
何もおきない。
(良かった…きづかれなかったか…)
と思った瞬間、開き戸があいた。
☆ ★ ☆
「きゃああああああっ!!」
「どぅあっ!!!」
同時に驚きの声を上げる二人。
「ててててめぇ…一体いつから…
というかドロボウかと思ったら出歯亀かっ!!!」
「す、すまぬ…覗くつもりなど…」
「無くても覗かれたんだよ、俺は」
「うっ…」
言葉に詰まるルキア。
一護は珍しくルキアが下手に出ているので、
この際とばかりに強気に出た。
「…俺にも見せてくれたら許してやる」
「…見せるって…なにを?」
「何をじゃねーだろ。
自分で慰めてるところを見せろってんだよ。
それでおあいこだ。」
「…そ…そんな…」
「わ…私のを見たって面白くなんか無いぞ…
胸だってないし…やせっぽちだし…」
「面白いとか面白くないとかじゃないだろ。
覗き見されたんだから、それでおあいこだって」
「…わ…わかった…」
☆ ★ ☆
ルキアは押し入れから出ると、
ベッドの上に座り込んだ。
パジャマ姿のルキアの手が自分の胸をまさぐり始める。
その盛り上がりは控えめで、
ルキアの小さい手でも十分におさまってしまう。
「んっ…」
ルキアの身体がかすかに震える。
指でその先端の突起を撫ではじめたのだ。
そっと右手をパジャマの中に忍ばせ、
自分の股間に宛がうルキア。
両足をきっちりと閉じながら、
下着の上から指で秘所のあたりを愛撫し始める。
「!」
ふと正気に戻って前を見ると、
一護がまじまじと自分を見つめている。
顔が朱に染まる。
「そ…そんなにまじまじと見なくとも…」
「見なきゃおあいこになんねーだろ…
つーかパジャマに隠れて何も見えないな。
…下、脱げよ」
「えっ…」
「オマエは俺のを堂々と見てやがったんだから、
ちゃんと見せろよ」
「…っ!!そんな…脱げだなんて…
ハ…破廉恥な!!」
「そもそもこれ遊子のパジャマじゃねーか…」
「だ…だからと言って…」
「自分で脱がないなら…」
「あ、や…やめんか貴様っ!!
…自分で脱ぐ」
観念したのか自分でパジャマの下を脱ぎとるルキア。
白い下着があらわになる。
「さ、続きやってもらおうか」
「う…」
下着の上からそっと自分のあそこをなぞりはじめるルキア。
左手は自分の胸を愛撫しつつ、右手を自分の股間に宛がう。
「はぁ…はぁ…っ!?」
ドクッ…
愛撫を続けるうちに、
義骸の奥から熱い鼓動が湧き出してきた。
(…なに…これ…)
右手の指が段々としめりけを帯び、
やがて液体の感触がしてくる。
クチュ…チュク…
(…とまらない…)
段々と指の動きが早くなってくるルキア。
「あっ…あぁっ…っ!!!」
一際動きが早くなった瞬間、
ルキアの身体がびくびくと震えた。
☆ ★ ☆
「はぁ…はぁ…」
「……」
初めて目の前でイった女の子を見た一護は言葉もなかった。
というか股間が熱くてたまらない。
「あ…そ…それじゃこれでおあいこな。
俺ちょっとトイレに行ってくるから…」
トイレで何をするつもりだ貴様(笑)
「…待て、一護…」
「な、なんだよ」
一刻も早くいきたい一護は上の空で答える。
「まだおあいこじゃないぞ」
「…?なんでだ?」
「貴様は私がイクまで見てたのに、
私は貴様がイクのを見てない…」
「…ちょ、ちょっとまて…」
☆ ★ ☆
「一護のココ…熱いな…」
展開の早さに着いて行けず、立ちすくむ一護の足元にしがみつくと、
ルキアはパジャマの上から一護のソレを撫ではじめた。
「やめ…出ちまうっ…」
先ほどから臨戦体制だったところにそんなことをされては堪らない。
ルキアを振りほどいて、逃げ出そうとする。
「うわっ、いきなり動くな一護…あっ…」
ズルっ…
いきなり一護が動き出したため、
ルキアがしがみ付いていたズボンが脱げてしまった。
後ろに倒れこむ一護、ルキアもそのまま脚下に崩れ落ちる。
「あいててて…」
「さ、目の前で最期までしてもらおうか」
何時の間にか一護に馬乗りになっているルキアが言う。
頬を染めているのに何故か偉そうだ。
一護はいささか反発を覚えたので、意地悪をすることにした。
「…そんなに見たければオマエがすればいいだろ」
「ん?」
「ほら」
「きゃっ…あっ…」
一護はトランクスから自分のモノを取り出すと、
ルキアの手を掴んであてがう。
キュッ…
熱くて弾力のある奇妙な感触に驚きつつも
思わず握ってしまうルキア。
「おっ…そ、そのまま擦ってくれ…」
「こ…こうか?」
キュッ…キュッ…
「…っ…くっ…」
ルキアの白く小さな手で自らのモノが擦りあげられる感覚に身を震わせる一護。
段々慣れて来たのか、ルキアの擦り方が早く激しくなってくる。
「あっ…くぅ…ぅっ…イ…クッ!!」
ドクッドクッドクッ!!
ルキアの手に包まれたソレが大きく脈動し、
白濁した液体を吹き上げる。
「あっ…」
ルキアの顔や髪に降り注ぐ一護の液。
「はぁっ…はぁっ…」
一護は張り詰めたのが全て抜けてしまい、
ぐったりと倒れこんだ。
☆ ★ ☆
「あ…掛かっちまったか…すまねぇ」
ルキアは何も言わずにそばにあったティッシュで顔を拭く。
(一護が顔に掛かった…)
冷静になって自分がしたことを思い出したルキアは、
顔が真っ赤になるほど熱くなってきた。
(こ…こんな破廉恥な…)
そうは思いながらも手は自分の秘所に伸びていく。
「はぁっ…」
試しに触れてみると、それだけで電流のような快感が走り抜けていく。
(欲しい…何かで埋めてほしい…)
下着をめくって、細い指を挿れてみるが、全然たりない。
一護の方を向く。
「……」
(言…言えない…)
一護は一護で放出の余韻に浸っていたが、
いきなり目の前でオナニーを再開したルキアを見て、
再度アソコが鎌首をもたげてきた。
そんなときにルキアはちらっと一護の方を向いた。
伏し目がちに顔を赤らめながら。
ドクッ…
背骨のあたりが反応する。
上体を起こしてルキアの肩を掴む一護。
「な…なぁ…挿れても良いか…?」
「なっ…いきなりっ…何を…」
動揺しまくるルキア。
(さっきの…熱くて硬いモノが…私に?)
その想像だけで身体の深奥が反応する。
しかし気恥ずかしさがそれを上回った。
「そ…そんなことっ…出切る訳っ…」
「な…良いだろ…まさか初めてなのか?」
「えっ…」
また狼狽えるルキア。
「そ、そんなわけねーよな、ン百年も生きててソレは…」
「…そ、そんなわけないぞ、私だってしたことぐらい…」
つい合わせてしまう。
「イヤか?」
「い、イヤとはいわんがその…」
「だったら良いよな、よし決定」
「ちょ…ちょっと待て…」
最期まで聞かずに一護はルキアに近づく。
「すげぇ…濡れてる…」
「ば…馬鹿っ…言うなっ」
一護の指がルキアの割れ目に触れる。
ビクッ…
(全然感触が違う…)
ルキアの身体が震える。
一護の指はルキアの割れ目を撫でたり、
奥の蜜をかきだしたりしていたが、
やがて指を抜き出した。
「挿れるぜ…」
「…えっ…」
一護の指に身体を委ねて、快感に浸っていたルキアだったが、
突然の痛みにいきなり引き戻される。
「やっ…痛いっ…」
「えっ?」
余りに濡れていたため、
一護のモノはぬるりと狭い膣内に入ってしまった。
しかし一護の大きさにルキアの身体は足りないらしい。
ぐっ…と一護の手を掴んで動かないルキア。
「だ…大丈夫か…?」
「…ん…ちょっと…待っててくれ…」
「ああ」
目をつぶって一護の大きさに耐えるルキア。
その内に痛みが和らいできた。
「ん…痛くなくなってきた…」
「じゃ…動くぞ…」
ぬるるっ…ぬるるっ…
一護のモノがルキアの膣壁を擦り上げながら前後に動き始めた。
段々と痛みが他の感覚に駆逐されて行く。
熱くて硬いものが自分の内部を貫いていく感覚。
埋めて欲しかった部分が埋まっていく感触。
「あっ…ああっ…あっ…」
一護の抽送のリズムに合わせて甘い声が漏れ始める。
(感じてるのか…俺のモノで…)
それを聞いた一護のモノが一層硬さを増す。
「やっ…ああっ…」
一発抜いたお陰で放出が抑制されている一護も、
少しずつ冷静にルキアの膣内を感じることが出来てきた。
(ぬるぬるなのに…温かくて…狭い…)
ルキアの膣内は一護のモノを迎え入れるたびに強烈に締め付けてくる。
それなのに潤沢に出てきた愛液のお陰で抽送は滑らかで、
それが快感を増幅させる。
「ルキア…オマエの中気持ちいいぜ…」
「あっ…一護のっ…一護のもっ…ああっ…」
ルキアも何か答えようとするが言葉にならないらしい。
亀頭のあたりに何か妙な感覚が集まってくる。
「ル…ルキア…出るっ…」
「え…中は…あっ…あん…だめ…」
ルキアが抵抗の素振りを見せるが、
もう止まらない。
「だ…出ちまうっ!!」
「えっ…そんな…あっ…ああっ…ああっ!!!」
ドクッ…ドクッ…ドクッ…
二度目の放出をルキアの膣内にする一護。
温かい液体が身体の奥に注ぎ込まれる感触を感じながら、
ルキアも崩れ落ちた。
☆ ★ ☆
二人が落ち着いた後、ルキアは一護に怒っていた。
「よ…よくも中に出しおったな…」
「すすすすまん!その…」
「万が一でも出来たらどうする!?」
「え…えと…いやその死神と人間って子供できるのか?」
一護が疑問を提出する。
ルキアは少し考えると、
「…そういえばコレは義骸だったな。
あ、出来ないな」
静まり返る室内。
「……」
「………なんだその目は、よ、良いではないか」
「……もう一発やってやる」
「…え…いや…その…」
ルキアに近づく一護。
「だ…だめ…あっ…ああん…」
「くぅ…ううん…あっ…あっ…」
「あっ…ああっ…」
ボンッ!!!
バタッ…
「…このクソたわけ…一体何回するつもりなのだ…」
ビヨーンビヨーン
バネの付いたライターのようなものをしまいこむ。
(気持ちよかったが…って何を)
頭の中に浮かんだ邪念を必死に振り払うルキア。
「まぁよい、これで私が押し入れにいたことなど忘れるだろう」
一護に適当に服を着せると、
ルキアは押し入れに引っ込んだ。
☆ ★ ☆
「いやだから本当だって…たしかに俺は押し入れの中でドラえもんを…」
「…本当だとしてもソレ他人に言わないでよ。幽霊見えるだけで十分異常なんだから」
冷たく言い放つ夏梨。
「幻覚が見えるなら父が治してやろうキーック!!」
「息子が苦しんでるのにそれしかねぇのかっ!!」
ドカッ、ボスッ
「でもドラえもんが押し入れの中に住んでたらいいよね〜」
と遊子。
「ねね、今度見つけたら捕まえてね、お兄ちゃん」
「…一兄は戦闘中」
朝飯を食べながら言い放つ夏梨。
「しかし幽霊の次はドラえもんね…
そのうち死神でも出てくるんじゃない?」
「よし、勝った!俺先に学校に行くからな、お前等も遅れるなよ」
「いってらっしゃーい」
戻る
Page composed by Eque Somatoya
Novels written by Souma Toriya