魔術師オーフェンはぐれ旅無謀編
コギーの話2
「我踏み入れる招かれざる門」
「へ?」
ブラウスを魔術で開く。
ちまちまとボタンを外すのが面倒だったからだが、
ゆっくりと白い服が剥がれていくのは結構そそる。
「っあ・・」
ブラの上から軽く揉むとコギーが反応する。
いい反応だ。
ブラをはずして直に触る。
やや小ぶりだが形のいい胸だ。
ふと気づくとコギーが抵抗を止めていた。
どうせこの無能警官も喋りながら感じていたんだろう・・
そうオーフェンは思って続けることにした。
左手で乳首を弄りながら右手で下を脱がす。
そのままソコを下着の上から軽く触れる。
「ああ・・」
コギーが下に手を伸ばしてきた。
チャックを下ろして引っ張り出してやるとやさしくさすり始める。
もう濡れていた。
お礼に下着をよけて指を入れてみる。
一本ぐらいならすんなりはいる。
「ねぇ・・」
「おお、それじゃ」
下着を脱がせて自分のモノをコギーにあてがう。
そして入れる。
「あああん」
反応するコギー。
コギーの中は暖かくて締め付けてくる。
すぐにイキそうになってしまうのでゆっくりすることにした。
テーブルの上から上体を起こしてコギーがキスしてくる。
それに応じた。甘くて、かすかに精液の味がするキス・・
(精液の味?)
ガタッ・・オーフェンはこけた。
アレはコギーから抜ける。
(ダイアンがフェラさせていたんだった・・)
かなり深刻的な自己嫌悪に陥るオーフェンだった。
その様子を訝しく思ったのか上気したコギーが聞いてくる。
「?どうしたの?早く続きしてよ」
「いやだっ!」
「ああ、黒魔術士殿。いきなり婦女子を押し倒してその汚れた欲望を
充足させようなんて・・
長年の友人である黒魔術士殿が性犯罪者だなんて私には耐えられません。
ということで皆様期待されているところですし、
ここは一発やってしまいなさい。ほら、今なら誰もいませんし」
いきなり耳慣れた声が聞こえた。背後に誰か立っている。
ピッシリしたタキシードを着込み、蝶ネクタイをしたオールバックの銀髪。
究極最終滅殺兵器執事キースだ。
「ほらぁ、キースもこう言ってるじゃない」
「キース!!お前はいつから・・」
聞く、キースはさり気なく壁に空いた人型の穴を示す。
「・・・」
「まぁキースだし、ねぇそれより続きぃ」
「ヤル気を無くした・・寝る」
とぼとぼと階段を上がっていく。
それを見たキースは何故か微笑をもらして、
「さて、コンスタンス様。如何致しましょう」
テーブルの上に服を抑えて指を咥えているコギーに話し掛ける。
「何とかして・・」
「はっ。しかし私には婚約者のエミリーがいることですし、こちらで
失礼させて頂きます」
と言ってキースは巨大な張子を取り出した。
コギーが冷や汗を流す。
「キース・・大きすぎるわ」
「はぁ、しかし私めがよく行く夜の店にはラクダサイズしかなかった
のです。ここはある物で間に合わせましょう」
「ちょ、ちょっと待って・・」
コギーは慌ててテーブルから逃げようとするが、
後ろからキースに抱えられた。手袋をしたまま秘所をまさぐる。
「あうぅ・・」
手袋の乱暴な肌触りに昂ぶっていたコギーは感じてしまった。
そのまま胸も揉みしだかれる。
「さてと・・これは性能が大変よいのです。」
人差し指を上げて張子の説明を始めるキース。
「まずは論より証拠といきましょう。」
と言って指を鳴らす。
キースがワゴンにポットを乗せてやってくる。
「ありがとう。さて、これに湯に浸した布を詰めますと・・
ほら人肌です。」
と言ってコギーにつける。
「・・・・気持ちいいけど・・さっきワゴンを運んできたのって誰?」
「は、キースでございますお嬢様」
「・・・とりあえず許可するわ」
「汗顔の至りでございます」
「それでは・・」
キースが張子でコギーの秘所を刺激する。
「ねぇ・・本気で部長のより大きいわよ、本当に人用?
それ。」
「はぁ・・多分そうと思われます。」
[【冗談サイズ】人に使わないで下さい。牛か、せめて馬]
とある説明書きをポケットに突っ込むとキースは
張子をコギーに沈め始めた。
☆ ★ ☆
「ああああああっ!!」
女の叫び声が聞こえた。
「何をやってるんだコギーの奴・・」
オーフェンは何故か非常に疲れたので(理由は思い出したくもない)
ベッドに潜り込むと同時にまどろんでいたのだが、
今のコギーの叫び声で目が覚めてしまった。
「そうですわね、コギーお姉様もあんなにはしたなくては
嫁の貰い手もありませんわ。」
「・・・人の寝てる間に男のベッドに潜り込むのははしたなくないのか?」
ピンクのパジャマで隣にいるボギーに話し掛ける。
「だってオーフェン様がお嫁にもらってくれるんですもの」
「もらうか!!」
「そんな・・・コギーお姉様とはやっておしまいになるのに
私とは駄目なんて・・コギーお姉様の方がお好きなんですね。」
マクラを抱いてすねるボギー。
「えーと、あれはコギーの体験談を聞いていたら不覚にも勃って
しまってだなぁ」
「と言う訳ですからオーフェン様には私も抱いて貰います。」
そんなに広いベッドでも無いのでボギーとは殆ど
密着せんばかりに近づいている。
「いやだっ!」
「そんなワガママはいけませんわ、キース!」
「はっ、ここに。」
いつのまにかキースが存在している。
「・・・キース・・物理原則というものを知っているか?」
「はぁ、寡聞ながら聞き知っておりますが。」
「知ってたら・・・もういい」
「はっ、ということで仕事にかからせてもらいます。」
「仕事って何だ?」
「はぁ。」
プス・・
何かが首筋に突き刺さる。
「オーフェン様、私分かりましたの。」
「う・・ぐ・・」
「愛って奪う物なんですね(はあと)」
「がぁあああ・・」
痺れ薬を塗ったコギーのダーツを食らってオーフェンはベッドに崩れ落ちた。
襲いかかるボギー。
「ボニー様、黒魔術士殿もお喜びのようです。」
「そうみたいですわね」
「いい・・が・・(いい加減なことを言うなぁあ)」
「それではまず、邪魔な服を取ってしまいましょう。」
「私はこれで・・」
一人喜ぶボギーを置いてキースは去っていった。
☆ ★ ☆
「ああぁ・・」
凄まじく巨大なその張子を突っ込まれたコギーは半分気絶していた。
キースは全く手をゆるめずに張子を出し入れする。
そのたびにコギーの身体が揺れ、溢れんばかりの愛液が
それの出入りを滑らかにしていた。
右手で張子を持ったキースは左手で胸や身体中を愛撫するのを忘れない。
「コンスタンス様、感じはいかがですか?宜しいですか?」
もはや何も聞こえないコギーは出し入れのたびに首をかくかく揺らす。
「そんなに宜しいのですが、では早めましょうか?」
かくかく・・
「それではお言葉に甘えまして・・」
「あぐぅ!!」
張子を一気に奥まで沈めるキース。
そして更に早く出し入れする。
「ああっ!!」
コギーはイクと同時に気絶してしまった。
キースはテーブルから降りてタキシードの折れを直すと、
張子をコギーから抜いて仕舞い込む。
テーブルには乱れた服装のコギーが残される。
「さて、それでは失礼させて頂きます。」
立ち去ろうとして思い直すキース。
「裸ではコンスタンス様が風邪を引いてしまいますな。」
テーブルの上のコギーに毛布をかけてキースは立ち去った。
☆ ★ ☆
「ぱく・・ふむ・・むー・・あむ・・」
「あぐぐ・・」
ボギーがベッドに潜り込み、オーフェンのモノをくわえ込む。
しびれているオーフェンの体の中でそこだけは素直に反応していた。
ボギーはカリを咥え込んで舌味わい尽くすと今度は全体を口に入れようとする。
「むふぅ・・(大きいですわ・・)」
口の奥まで咥え込んでから一度オーフェンを解放する。
そして今度は丁寧に全体を舐め始めた。
手をサオにあてがってさすりながら。
「あぐう・・」
うめくオーフェン。
「ふふ・・堅くなってますわオーフェン様のココ・・」
どうしようかしらと迷うボギー。
一度おくちで出して差し上げるか・・
もう、シテしまいますか・・
自分の秘所をまさぐって濡れていることを確認するボギー。
「私はオーフェン様をこんなに欲しがってますわ・・」
「あがが・・」
「濡れて・・熱くなってますわ・・」
ずりあがるボギー。
オーフェンの口にキスをする。
手でオーフェンのそれを自分の秘所に導く。
「っひ・・ぐぅっ・・・!」
身体をゆっくりと沈めるがなかなか入らない。
オーフェンのモノが自分のアソコに何度も擦れて快感を送る。
さらにはだんだん脚が震え出して抜けてしまった。
「くすん・・入りませんわ・・・」
オーフェンにまたがって涙目になるボギー。
「ボニー様頑張って下さい、もう少しです!」
「キース!応援してくれるのですね。」
「はっ、さらには応援セットもこのように用意してございます。」
と言って装備済みの応援バット、はっぴ、フエの三点セットを見せるキース。
何故か阪神タイガースと書いてあったりするのだが。
(こ・・この無軌道主従はぁ・・)
痺れ薬と非常識さで頭ががんがんするオーフェン。
しかし麻痺している身ではどうにもならない。
精々「あがぁ・・」と言う声を上げるだけである。
「ピッ、ピッ、ピッ、が、ん、ば、れ、ボニー様!」
応援バットを振って応援するキース。
「分かりましたわキース!私はもう一度頑張ってみることにします!」
「うがぁあ・・(やめろぉお)」
もう一度いきり立ったオーフェンのそれを自分の秘所にあてがうボギー。
栗色の髪が揺れる。汗ばんだ身体が震えて、
少しずつオーフェンを自分の中に沈めていく。
「はぁああん」
顔が赤くなって目を閉じるボギー。
「はぁっ・・あぁあん!!・・あああう」
ヌルッ・・
カリが入ると同時に奥まで入ってしまった。
ぐったりするボギー。どうやら入った途端にイッテしまったらしい。
繋がったままオーフェンに崩れ落ちる。
「おめでとうございます、ボニー様!!」
応援バットを連打するキース。
「・・・・」
「・・・・」
「それでは私はこれで・・」
「ふぐぐっ!・・・(てめぇこれ持っていけ!!)」
「はっはっは、また会いましょう黒魔術士殿!!」
ガチャン・・窓から飛び出すキース。
「がぁああ!!・・(こらキースぅうう!!)」
よく考えてみればこれだけやって一辺もイッテいないオーフェンであった。
☆ ★ ☆
「ただいまぁー」
入り口から入ってきたのはバグアップスインの息子、マジク。
金髪紅顔の美少年だが実際オーフェンと暮らしてるせいかイイ性格をしている。
「・・・・・」
とりあえずテーブルの上で寝ているコギーを見て立ち尽くす。
しかもどうやら半裸らしい。
「えーと・・」
未経験の出来事に戸惑うマジク。
「・・はっはっは・・」
ガチャンッ!!
階上で人の声と何かが割れる音がする。
「何があったんですかっ!」
駆け上がるマジク。
(オーフェンさんの部屋だ・・というより他に人のいる部屋無いし・・)
バタン!
「何かあったんで・・・・す・・か・・・・・」
「あがう・・(マジクー助けろぉ)」
「すぴー」
オーフェンの上で幸せそうに寝ているボギーが見える。
「・・・オーフェンさん、
うちは連れ込み宿じゃないんでそういう事は控えて下さいね。」
「うがぁあー・・(違うっ!!)」
オーフェンの叫びがこだました。
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Page written by Eque Somatoya
Novels written by Souma Toriya