小説版スレイヤーズ
家政婦はしたかもしんない
潜入調査、怪しい組織内に潜り込んで調べることである。と、言う訳でこのあたし、リナ・インバースは…とある屋敷にメイドとして潜り込んだ訳ですね。なんでもここは盗賊団のアジトだとか。これは上手くすれば盗賊団のおたから没収の上にメイドの報酬付き!二重に美味しいではありませんか。ところで夜中に調査を始めたらこの御屋敷のお嬢さんであるデイジーさんに見つかってしまった!ミナちゃんピンチ!あ、ちなみにあたしここでは「ミナ」だから宜しく。 ☆ ★ ☆「ほほほほほほほ!風下に立ったのが貴方の不覚ね!風にまぎれて痺れ薬を相手に撒く!わたしは今までいつもこの方法で、恋の相手をゲットしてきたのよっ!さぁ。あなたもおとなしく、私の恋のギセイになりなさいっ!」そりゃ恋じゃなくて犯罪だぁああっ!!ゆっくりと歩み寄ってきたデイジーの右手が――あたしの左の頬にかかった。ううっ…これは貞操の危機である。見つかったその時はなんとか切り抜けたが、そのあと突然恋の告白をされて、さらに一服盛られてしまった…『はじめて』の相手が女性だなんて…嫌だぁ…あたしはこう金髪サラサラで白い馬に跨った超美形の王子様に…純粋を捧げて、そのまま嫁入りして、離婚して財産半分請求するんだぁ…「うふふ…何か言いたいのかしら…おくちがひくひく動いてるわね…」デイジーさんが艶やかな笑みを浮かべてあたしのを撫でる。…良く考えればなんでデイジーさんなんて言わなきゃ駄目なんだ…こんな奴はデイジーでいい!!いや、呼び捨てにしたからって事態が好転するってわけじゃあないけど。「これねぇ、なんだかわかる?」デイジーは暫くポケットでごそごそしたかと思うと、小さな青いガラス瓶を取り出した。「ふふふ…どんなおカタイ処女も…とっても感じやすくなるのよ…」う…それは噂に聞く媚薬というやつでは…。そういうとデイジーは小瓶のふたを明けて、中身を自分の口に流し込んだ。…あれ?意味ないじゃん。しかしデイジーはにこりと笑うと、あたしの顔を両手で挟んで、そっと口を重ねてきた。デイジーの唾液と共に、熱い媚薬が口の中に流れ込んでくる。吐き出さなきゃと思うのだが、しびれた身体は言うことを聞いてくれない。「こく…こく…」「可愛い…はぁ…ちゅる…」全部のませたことを確認してから口付けを続けるデイジー。デイジーの舌があたしの口内に侵入してきて、舌に絡まってくる。唾液が混じってきて…やだ…顔が…熱い…「…綺麗よぉ…ミナさん…真っ赤になって…身体中…我慢できないでしょ…」デイジーの手があたしを芝生に横たえる。そして服に手を掛けてゆっくりと脱がせていく。肩掛けとシャツを取られて裸になるあたし。…ん…夜気が火照った素肌に気持ちいい…「…っああっ…」デイジーの手があたしの胸に触れる。軽く胸を揉みながら、乳首を摘まむ…「感じてきた…?んじゃもっとしてあげる…」「…っ!! あふ…」デイジーの口が胸の先を含む。ぬめっとした舌が、敏感になっている乳首をころころと転がす。ああ…ん…舐められるたびに身体の奥に響いてきて…じんじんする…「っぁはぁ…はぁ…はぁ…」「んふふ…どう?胸…気持ちいいでしょ?こんどは…こっちよ…」デイジーはあたしの簡易ズボンの紐を抜き取ると、ズボンをいっきに抜き取った。そして…デイジーの手が…ああっ!!…そこを触んないで…あぅ…やだ…くちゅ…くちゅ…いやらしい音が響く。デイジーの指があたしの秘所を弄くっているのだ。「ふふふ…指一本…」細くて長いものがあたしの膣内で暴れまわる。さいっきとは比べ物にならないほど感触がダイレクトに身体の深奥で反響する。「ふぁあ…ああっ…ううっ…」やだ…よだれが流れてる…「上下のおくちでこんなによだれを垂らして…すけべな女の子ね…ミナさん…」デイジーがあたしの愛液のべっとりとついた指を舐めながら言う。「…はぁ…私もかんじてきちゃった…」そういうと服を脱ぎ始めるデイジー。芝生の上に服を敷き詰めると、臨時のベッドになった。 ☆ ★ ☆「ああっ…」「…ああ…ミナさん…」デイジーの身体が重なる…。あそこがあそことふれあって、クリトリス同士が擦れ合う…。その度に電撃のような快感があたしを襲った。「…ふぁ…ふぁぁあああ…」「…ああっ…イク…いっちゃう…」デイジーがさらに激しく腰を擦り付けてくる。…やだ…頭のなかが…白くなって何も…「ああっ…ミナさん…私…」デイジーがまたキスをする。その直後…あたしは気を失ってしまった。 ☆ ★ ☆「で…あのナーガさんもげっとしたいの。わかる?」「はいゥデイジーさま」翌朝…デイジーさまの部屋であたしは彼女と朝のキスを交していた。「こんどは3Pにしましょう!」「ナーガ…あんたも引き込んであげる…ゥ」 ☆ ★ ☆結局あたしが元にもどるのに数日を要したのであった。いやぁ…デイジーにイカされずに、逆にこっちのテクの虜にするまでかかった時間がそれなのだが。とにかく…アレ以来ナーガがなついて困る。なんとかならないかな。
戻る
読んでくれた人
人目
Uesugi.mid by Ituma TanakaPage written by Eque SomatoyaNovels written by Souma Toriya