1996年12月初旬ごろのこと

登録してもらったのはいいが、その後、数週間以上、全く音沙汰がない。うーん、そういうものかと思いながらも、本とか雑誌とかで翻訳の業界のことを少し勉強してみることにした。購入した雑誌はアルク社の「稼げる実務翻訳ガイド'97」。翻訳の仕事をする手順としては、登録してもらって仕事をもらう...というので正しそうだ。仕事をもらえるのは、すぐに、という場合もあれば1年ぐらいしてから連絡が来た...とかいろいろなパターンがあるみたい。

それで知ったのは、普通は1社ではなく、複数の翻訳会社に登録してもらうのが普通のようだ。1社だけだと仕事量が不安定なので、複数社に登録してもらって仕事量の安定化をはかるようだ。まぁ、私の場合はとりあえず兼業なので安定をはかる必要性はそれほどないのだが。全然仕事がないとやる気もなくなってしまうので、何社かに応募してみることにした。

結局、全部で5社ほどに応募してみた。応募先は全部インターネットで探した会社。検索エンジンで「翻訳者募集」とかのキーワードで探して、応募した。応募の方法はいろいろあったが、電子メールでやり取りできるところを選んで応募した。あらかじめ自分が訳した文章を送るところや、「トライアル」という試験のようなものが送られてきて、それを翻訳して送り返すというところもあった。

さて、その結果は.....

[to be continued...]