四月ソя⑦ヴ草


いつしか腐りはじめてた酷く不格好な色彩

天使と惡魔の狹間で麻痺する瞬間を考えてた

何故か懷かしく暖かく僕を包んだ純白は

4月の雨に抱かれて經驗とともに黑に染まる

ひらひらと舞い散るレンゲ草

愛おしく拾い握りしめた

君にこの詩を

「ユルシテホシイ•••」

ひらひらと舞い散るレンゲ草

いつからか噓に染まった僕は

ゆらゆらと消えてく殘像を

つかんでは過ち繰り返す

君にこの詩を 

 

 

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