#11「夢の途中」
せっかく英語ページからのリンクなのに日本語、失礼。
世界に暴露すると、私が本当になりたいのはArtist、表現者。
別にエンジニアになりたいわけでも、クライアントに言われた広告写真を撮りたいわけでもない。
けれど、世界でそれは許されない。
釣りが好きな人なら、釣りをして生活して行きたい。
音楽が好きな人なら、ずっと演奏をして生活していきたい。
そんなの分かっているけど、実際はそんな人いない。
昼間は表現のため、生活のため資金を稼いで、自転車操業。
私は世界に対する見方が甘い、とよく思う。
頭で分かっていても、ずっと表現に対する欲望が尽きない。
やはりArtistへのあこがれが止まらない。
世界は、宇宙は加速度的に膨張していて終焉に向かっているという。
その中で私はどう生きたらいいのだろう?
家族に回りに迷惑をかけない生き方をしたらパーフェクト?
どうして自分の欲望に対して真っ直ぐになれないのだろうかと思う。
どうしても安定する方のアトラクターへと引き寄せられて、
たとえどんな強力な不安定アトラクターがあっても、相対的に安定アトラクターが魅力的に見える。
具体的に言うと、来年からアルルの写真学校に留学したい。
それだけ。
その前にフランス語の勉強とか、写真の機材をそろえるとかイロイロありすぎて、
わけがわからなくて、きっと行きはしないんだろうけれど。
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