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その1:1〜8日目:「日本からアメリカ、そしてリマへ」 |
その2:9〜12日目:「マチュピチュ!」 | |
その3:13〜16日目:「チチカカ湖を通ってボリビア、そして帰国」 | |
その4:その他の写真 | |
この旅行のハイライト、マチュピチュ。ここは素晴らしい。絶対後悔しません。マチュピチュ遺跡の脇に値段の高そうなホテルがありますが、ここに泊まる必要はないと思います。あと、「地球の・・・」にはマチュピチュには食べる所がないと書いてありますが、入り口に入る直前にハンバーガー等を売っているお店があります。そうそう、マチュピチュのチケットはデイ・チケットなので1日出入り自由。また、このチケットがあると翌日の入場料も安くなります。 |
9日目 (6月12日) Davidが「ナスカのツアーを予約してあげる」と言って朝の5時からあちこちに電話をかけてくれる。ナスカ上空を飛ぶツアーは皆値段が高く、一番安いAero Condorのツアーがリマ->ナスカ->リマで$300もする。でも、あれは地上から見てもしょうがないしなぁ・・・。リマからイカまでは結構大きめの飛行機。イカでセスナに乗り換えてナスカ上空を飛ぶ。セスナではなんと副操縦席に座らせてくれた。ナスカ上空へは1時間半もかかるが、ナスカ上空を飛んでいたのは20分間ぐらい。結構激しい操縦で後ろでは酔って吐いている人もいた。イカに戻った後はお昼。その後、博物館などを見学してリマに戻ったのが午後6時。空港で翌日のクスコ行きのチケットを買う。朝一で行くつもりだったが、朝10時以降は値段が安いことが判明。$90が$60になる。これはやっぱり$60の方でしょう。 リマ市街に戻ってDavidにきいた高山病の薬というものと虫除けを買いに行く。この高山病の薬、Diamox500というものだけど本当に効くのだろうか?高地に行く2日前から飲むとよいらしいので、飲んで寝る。 |
10日目 (6月13日) 朝、Diamox500を飲んでから空港へ。国内線なのに何故か出発2時間前に行かなければいけないらしいので、朝の8時に行く。しばらくすると、Diamoxのせいか、頭がボーっとしてくる。これ、本当に高山病の薬なのか?Davidによると、2日前に飲み始めて高い所に着いたら飲む量を減らすとかいう事だった。これ、お酒と一緒に飲むとトリップできそう・・・。11時にクスコ到着。とりあえず、クスコ観光。カテドラル、サクスィワマン、ケンコー、タンボマチャイなどに行く。サクサィワマン城塞は岩ひとつひとつがばかでかく見応えがある。途中、高山病の症状が出てきてふらふらに。頭痛、めまい、どうき、吐き気が襲ってくる。でも、チベットやスイスのときよりもだいぶ症状が軽い。Diamoxのおかげか?頭痛のため、早々と寝る。 |
11日目 (6月14日) 朝5時に起きてホテル出発。アウトバゴンに乗って3時間、アグアス・カリエンテスに到着。アグアス・カリエンテスはクスコよりも低いため高山病もおさまる。その後、30分ほどバスに乗ってマチュピチュへ。マチュピチュではガイドを頼んでみる。このガイド、話は面白いし詳しく説明してくれるしで大満足。本当はお金さえ許せばもっと頻繁にガイドを頼みたい。お昼はアウトバゴンで隣に座ったカナダ人のおばちゃんにもらったバナナで済ませる。午後はワイナピチュに登ってみる。空気が薄いこともあってとても大変。往復1時間半ぐらいかかったかな。でも、その分ワイナピチュからの眺めは素晴らしかった。日時計のところでぼんやりしているうちにドイツ人旅行者ブリジッテと仲良くなる。彼女と一緒にアグアス・カリエンテスまで歩いて降りて一緒に食事する。彼女はスペイン語がしゃべれるので一緒に行動していると楽。レストランにはTuristaという旅行者用メニューの他に現地人用のNationalというメニューが裏で用意されているのですが、これがなんと半額。彼女の交渉のおかげでNational値段で食べる事ができました。ブリジッテは大学で経済学の勉強を終え、1年間休みを取ったとの事。こっちでしばらくガイドのアルバイトをするそうだ。 |
12日目 (6月15日) 日の出を見るために6:30のバスに乗る。昨日のガイドの話では毎年6月21日の7:15に山の頂から日が昇り太陽の神殿を照らすそうで、それが1年の始まりになるらしい。他の人たちの話によると日の出は6時で見るためには4時に起きて歩いて登らなきゃダメとか。でも、足も疲れてるし7:15説を信じる事にする。マチュピチュ・太陽の神殿に到着したのは6:50だったけどまた日は出てない!間に合った!!7時になると山頂のちょうど後ろに太陽が隠れている状態になる。このとき、太陽の光線はワイナピチュ(若い山)とマチュピチュ(古い山)を照らすけれど遺跡はまだ暗いまま。そして、7:20に日の出!マチュピチュ遺跡全体が太陽の光に照らされる。太陽の神殿では窓から入った光線が中央の石を照らしている。この30分間は感動的でした。インカの人たちがこのマチュピチュを神聖な場所と信じていたということが理屈抜きに理解できる一瞬です。この時期にマチュピチュに来た人は是非日の出を見てください。日の出を見た後、太陽の門の方へ行ってみる。途中、リマから来たペルー人カップルとお話しする。彼氏の方はプロのカメラマンで、出典作品の撮影をマチュピチュでするために来たらしい。撮影の小道具としてテレビのフレームを持ってきていたので、それを使って1枚撮ってもらう。アグアス・カリエンテスでお昼を食べた後、ローカル・トレインでクスコに帰る。やっぱり高度が上がると調子が悪い。 |