scene2『こっちコンビ誕生』

『もっとも孤独で鼻のデカい男(幼少の頃)の手記』
ワシはムーチを食べたら
おいしかったけど、ニオイがちょっとくせかった
ワシはネバついたが、手あらわへんぞ
手あらうのめんどくさいのだ
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(ごっぱあぁぁぁぁぁぁっ)
「よく分からないので、、とりあえず、さらば目に映る全てたち」
幻斗、強敵をやっつけたかのような恍惚感さ。
「何やったの?つーか、兄さん、、ひょっとすると、もしもし?」
「あー、何も落としてないってば、食べ歩きとかしないニュータイプだしさ」
ゲレ造は、美しい青年と自分を包む空間以外が、消えていくビジョンに眩暈を覚えた。かしこさが1上がった(違。

「綺麗だろ?全ての伝説が消えていくんだ。沙羅沙にも、、げっ」
「げっ?、、はっ!見とれてしまった」
ゲレ造は、拳銃でぶん殴られて見るような恍惚の夢から醒めた。
「あぁぁっ、沙羅沙さんがぁ、、」
そのセリフに、青年はゲレ造に向き合った。
「お前、沙羅沙を知ってるのか?!何ものだっ」
「ゲレ、、いや、俺の名前はアシュリン・ギア。沙羅沙は俺の彼女だが、、」
肩こり治癒装置に座ったような電気モミモミが、美しい青年に影走る!いや、影はいらんな
「!?何故だぁー、、沙羅沙、信じてたのに」
「いったい何を?」

幻斗の反応が面白いが、先に進まないのでアシュリンは白状した。
「いや、シャレだってば、沙羅沙が彼女ってのは!、、えーっと」
幻斗は、ちょい我にかえった。
「申し遅れたな!幻、、いや、ジーナ・ファインだ。俺は何てことをしてしまったのだ。オーマイっ」
「おし!分かったなら、、ジーナ、元に戻せ」
「おっけ、、、、、、、、む、無理みたい」

その時、、ジャンジャン(効果音)