「うんまーい!ですわ!」
「おいし・・・これ」
「なかなかにオーマイコンブですね」
「やっぱりお師匠様の料理は最高ね!」
モニカ、ヴァリス、魔亜夢、リナ、それぞれの感想。
「ファファファ・・・そうじゃリナよ、ちょっと2階の
どすこい部屋の様子を見てきてくれんか?」
「どすこい部屋ですか?あそこはお客様用の部屋じゃありませんでしたっけ?」
「そうじゃ。お前が修行している間に二人ほど人を助けてな」
「そうでしたか。じゃあちょっと見てきます」
そう言ってリナは席を立った。
シュタタ!
そして2階へと消えた。
「人を助けたんですの?」
モニカが料理を食しながらサンタに聞いた。
「うむ。なにやら氷に打ち上げられておってな」
「どんな人ですの?」
「二人とも女の子じゃ。一人は蒼い髪をした超絶美少女、そしてもう一人はフリルチックな洋服をきておったのだがそれよりも乳が非常にでかかったぞい!」
説明的!
「なんか知ってる人のような気がしますわね?」
モニカが首をかしげる。
ヴァリスが横から言ってきた。
「多分アリスおねえと芹香おねえでしょ。船にいなかったし」
「そうですわ!」
モニカはテキワカッタ!
一方様子を見にきたリナはというと・・・。
「こ・・・この人達は!!」
さよう・・・どすこい部屋で寝ていたのはヴァリスの指摘通りアリスと芹香。
「なんでこの二人が・・・途中ではぐれたのかしら。まぁいいや」
リナは二人の顔色を確認する。
「大丈夫そうね」
そう言って降りようとしたのだがあるものを見つけたり!
「なっ・・・」
アリスが寝ていない方のベッドに大きく隆起した二つのものがぁっ!!
「ちぇい!」
バサッ!
リナは布団を剥ぎ取った!
「ワオ!」
するとそこには芹香のおっぱいが!!(爆)
「揉むしか!」
リナはなぜか揉み始めた!
「大きいなーやわらかいなー」
リナは一秒間に16回くらい揉んでおる!
「オラ!オラ!」
次第に激しくねっ!
「あ・・・あ・・・あぁ・・・」
芹香は寝ているが感じてらっしゃるようで・・・。
その激しい揉みのあまりアリスが目を覚ました!
「ん・・・ここは・・・」
アリスは辺りを見回した。
するとそこには芹香の乳を揉みしだくリナが!
「きゃあ・・・そんな・・・」
頬を赤らめながら見ておる。
「あぁ・・・あっ・・・」
感じておる芹香だが実は夢をみていた。
さよう・・・リナに襲われる夢だ(ぉ)
(リナはん・・・リナはん・・・好きやリナはん・・・)
「リナはーーーーーん!!」
そして突然叫びながらリナに抱きついた!
「うわ!」
「え?」
芹香はハタっと気づいた。
夢で抱きついたのに実際に抱きついておる!
「り・・・リナはん!?これ現実でっか!?」
「へ?現実だと思うけど」
「い、いややなリナはん・・・ハハハ・・・ちょっと夢見ててな、
思わず抱きついてしもうたわ!」
「夢・・・どんな?」
「そんなん恥ずかしくてよー言わんわ!」
ドゴッ!!
「ぐるわしー!」
きゃあっと恥ずかしいポーズをしてリナを張り手で突き飛ばした!
「だ、大丈夫ですかリナ?」
アリスがあらあらと歩み寄る。
「大丈夫よ・・・。それより乳を揉んでいたことは内緒よ!あたしは美由紀さん一筋なんだから!」
「え?わ、わかりました」
「なんやなんや?なんの話?」
芹香が二人の間に割って入ってきた。
「な、なんでもないわ!・・・そうだ!ちょうど夕食ができてるのよ!二人ともお腹空いてるでしょ?行きましょ!」
「そりゃええな!」
「ええ、行きましょう」
そして三人で降りていった。
「ファファファ・・・そこでわしは言ってやったわけじゃ、ロケット団よ永遠に!!となっ!」
「そいつは傑作ですわー!」
下はなにやら盛り上がっているぞい!
サンタの話にやんやと手を打つモニカなどはお顔が真っ赤ですわ!
酔っているようだ。
モニカだけでなく魔亜夢、ヴァリスも多かれ少なかれ酒を口にしている。
「アッハッハ、北極酒はうんまーいですね」
「ほんのちょっとだけ」
という具合にねっ?
そこへリナ達が降りてきた。
「おお、目を覚ましたかの」
サンタがアリスと芹香を見てファファファと笑う。
「あら・・・?あぁ、やっぱりアリスと芹香じゃありませんの!なんでここに?」
「いえ、なんか海に投げ出されて・・・」
モニカの問いにアリスが答える。
「それは災難でしたわねー」
「災難なんてもんとちゃうで!!」
大阪チックな芹香がねっ?
「まぁまぁ二人とも落ち着いて。わしの特製料理を食らえば万事オッケーさぁ!」
「そういうことならば!」
「やけ食いやっ!」
サンタの一言でアリスと芹香も席に着いて食事をはじめた。
「おーーーいしいです!」
アリスの感想。
「う・ま・い・ぞーーーーー!!」
芹香はうまさのあまり巨大化した!
巨大化したので家は壊れた。
「ファファファ・・・そいつは良かった!今宵は宴じゃ!」
サンタは寛大だ!
そしてみんなはおおいに宴を楽しんだのだった。
次の日の朝・・・。
「ラジオ体操第一じゃ!」
「はいお師匠様!」
サンタとリナは日課であるラジオ体操に精をだしている。
その他の連中はサンタの家で適当にくつろいでいた。
「紅茶が入りましたよ」
そう言いながらアリスが紅茶を運んできた。
「いただくわ」
「わたしもいただきましょう」
ヴァリスと魔亜夢がそれぞれ紅茶を持っていく。
っていうかここにいるのはそんだけ。
「・・・なかなか美味ですねー、この北極ティーは」
魔亜夢が紅茶を飲んだ感想をもらす。
「ええ・・・オーマイコンブですね」
アリスもそう言いながら席に着いた。