シカゴの現在時刻と気温
		エッセイ… 『ミシガン湖のこと』
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シカゴはミシガン湖の南西部の湖岸に位置しており、湖を渉る風が市街に吹き込んで来る場所だ。飛行機の窓から覗く場合さえ、かなりの広さであることを窺わせるミシガン湖そのもにについては、少し調べれば色々な話しが出て来ることであろう… 不案内な土地に、展望室を備えた高い建物があることなどを聞くと、何となく足が向いてしまう。その土地が刻んだ年輪を覗くような体験が出来るからに他ならない。シカゴを初めて訪ねた時、ドレイクホテル（The Drake）をネットで予約したので、そこへ足を運んだが、直ぐ傍にジョンハンコックセンター（John Hancock Center）があったので、早速展望室に上った。 展望室に上がると、傾きかけた冬の午後の日差しを浴びたシカゴが見渡せたが、私が眼を奪われたのは湖岸の風景だった。海岸に摩天楼群が立ち並んでいるように見える。そして湖面である。一体どの位の長さなのか判らないが、長い摩天楼の影が湖面に泳いでいた。 2回目のシカゴでは、湖岸を歩いてみた。砂浜になっていて、どう考えても海岸にしか見えない状態である…北米大陸のスケールを感じさせてくれる…

2002年3月8日　管理人　タシケント